ハミルトン、5度目のタイトル獲得おめでとう!!!
日本在住のF1ファンには辛いアメリカ大陸GPの第2戦メキシコGP。
前回のオースティンの結果により7位以上でタイトル決定という圧倒的大差をつけたハミルトンと奇跡を狙うベッテルとの対決が見所と思われたメキシコGP。
しかし、結果は予想外にレッドブルフロントロー独占からのフェルスタッペン優勝。
金曜とコンディションが違う事で各チームタイヤ戦略やセッティングに苦労したなぁという感じの中、オースティンから引き続き完璧なレース運びをした。
一方のリカルドはPPからのスタートだったが、またまたまたのトラブルにてリタイア。
今季19戦中最多の8回目のリタイアとなった。
特にレッドブルから出て行くと発表されてからトラブルが多く、見ているこっちが本当に気の毒だ。
2-3位にはフェラーリがベッテル-ライコネンのオーダーでフィニッシュ。
ベッテルはここ数戦のような冷静さを欠いたレースを改め、人が変わったかのような素晴らしいレース運びだった。スタートの時、居場所があれば優勝も狙えただろうがまぁ仕方ない。
前回勝者のライコネンは予選6位、更にスタートで7位に落とすといつもの良くないライコネンかな?と思わせておいてタイヤをしっかり持たせての3位。
上位陣の中でただ1人1ストップを成立させており、フェルスタッペンと同様、こちらもオースティンからの好調が続いていると言って良い。
フィニッシュしてから全然テレビに映らなかった時は焦ったな〜 もう帰ったかなと思った(笑)
メルセデスはまさかの4-5位。
特にボッタスはラップ遅れになるという非常に珍しいレースとなった。
タイヤに関してデータが無く、3強の中で一番マシンを仕上げられなかったチームだった。
新品タイヤのハミルトンが中古タイヤのライコネンに引き離されたのはちょっと…というか結構意外。
ハミルトンの終盤勝てない病の原因が気になるなぁ…
まぁでもともかく、チャンピオンおめでとう!
シューマッハの記録にチャレンジするのかな〜
ベストオブザレストはルノーのヒュルケンベルグ。タイヤに厳しいルノーで良く1ストップを成し遂げたなぁと思う。チームメイトのサインツもトラブルが無ければ入賞が固かったと思わられるし、来年のこのチームの飛躍に期待したい(n回目)
そのルノーとコンストラクターズで争っていたハースはWポイント圏外。
予選もQ1落ちと精彩に欠けるレースだったなぁと。今年絶不調のウィリアムズの下でゴールってよっぽどじゃないと無理でしょ…
それでもプラス材料はグロージャンが何もトラブルを起こさず、出場停止まで2歩下がったという事かな。
そんなハースに変わってW入賞をしたのがザウバー。後半戦から調子を上げてきて、遂にコンストラクターズでトロロッソを追い抜いた!
両ドライバーともタイヤを見事に使い、特にエリクソンは前回の仕返しとばかりにトロロッソを封じ込めていたのが印象的。
最初からこの速さを見せていけば面白いことになりそうだったのが惜しいが、それでもアルファロメオ入ってから良いチームになったと思う。
そのトロロッソはガスリーが最下位スタートにも関わらず10位入賞。一方のハートレイは14位フィニッシュ。
チームメイトで明暗を分けた形となってしまった。来年に向けて就職活動中のハートレイにとってこのレースの結果は不味かっただろうな…
でもオコンとの接触はレーシングインシデントでも良かった気がする。
トロロッソとPUをスイッチしたマクラーレンはバンドーンが8位入賞を果たした。
自身アゼルバイジャン以来のポイントであり、タイヤを早めに換えた事でエリクソントレインに引っかからなかったのが良かった点だ。
ここ2戦序盤で消えているアロンソに変わっての活躍。来年からのFEにぜひ期待したい。
地元ペレスいるフォースインディアはペレスリタイアのオコン11位だった。
トロロッソやザウバーと順位争いしていた印象が凄いが、メルセデスPUをもってしても抜けないのは意外だったなぁ
なんとかマクラーレンのポイントを抜いて欲しいけど難しそう…
ウィリアムズはまさかのハースの上でゴールという金星を上げた。来年、フォースインディアに移籍するストロールは兎も角、就職活動中のシロトキンも決して遅くないと思うけど、来年のシートどうなるんだろ…
うーん気になる…
個人タイトルが決まり残りが実質的消化試合となった今年のF1。
ただ、フェラーリラストのライコネンやF1引退のアロンソ等まだまだ見所は尽きない。
次はブラジルだが雨絡みになってまた今回みたいな正解の作戦が分からない状態になって欲しいけど難しいだろうなぁ
どっちにせよ、マッサが居ないブラジルGP。
一体どんなレースが繰り広げられるのか、とても楽しみだ。
(おまけ)
2戦連続でドイツ国歌を聴かないなんていつ以来だろ…笑