プリキュア…最高…
本当にそれくらいしか言葉に出来ないほど良い作品!
10/22から公開されたプリキュアの春映画、『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』。いくらなんでも恥じらいがある為公開から時間を開けて鑑賞してきました。流石に親子連ればかりではありませんでしたが、それでも入場の時はちょっと恥ずかしかったなぁ笑
今回の映画の目玉と言えば55人のプリキュアが全員声付きで出演するという事ですよね!
同じくニチアサの仮面ライダーの春映画で何度も歯がゆい思いをしている身とすれば豪華すぎる映画でした!
初めに注釈しますと、自分はプリキュアを詳しく知りません。というか、全然見ていないです。今やっているハグプリは全話見ていますが、それ以外だと初代〜5GoGoまででリアタイで見ていたくらい。
その他のプリキュアはキャラ名とキャスト、後は変身の仕方(?)と各OP(サビ位)を知ってるくらいで内容はほぼ皆無。
そんな自分でも、ハグプリ36話・37話は興奮したし、なんならキュアブライトとキュアウィンディが登場してくれて滅茶苦茶嬉しかった位にはプリキュア思い入れがあります。
だから多分楽しめるでしょという気持ちで劇場へ足を運びました。
以下、感想です。
今回の敵はミデン。自分が幸せになるために全てのプリキュアの記憶を集めていました。
ただ集めるだけでなく、記憶を奪ったプリキュアの技を使えるというチート性能を完備。そして、記憶を奪ったプリキュアをはぐたん+αくらいの年齢に逆戻りさせるというおまけ付き。
正にプリキュア版ディケイド。しかも激情態の。いや…ひょっとすればそれ以上かも…?笑
そんなミデンの正体は廃版となったカメラのお化け。本当は楽しい記憶で一杯になる筈が、廃版になった事で誰にも相手にされず、悲しい記憶しか残らず怪獣化…じゃなくてお化け化(同じ漢字が続く…)というわけです。
このミデンに多分製作陣は"物にも心があるから大切にしようね"というメッセージを込めたんだと思われます。
実際、ミデンは最終的にプリキュア達に羨ましく励まされ、浄化されました。
そして、はなのカメラとしてこれから活躍していくことが示唆されています。
この辺のミデンと はなのやりとりはややシリアス調でそこがハグプリ36話・37話のオールスターと違うところなのかなと思います。
まぁ敵含めた皆んながウルトラハッピーになれるならそれに越した事はないですしね。
プリキュアの活躍にフォーカスすると、まず初っ端からマックスハートの3人の戦闘が見られるとは思いませんでした。
特にルミナスは他2人と比べると不遇…というかまぁ追加戦士で厳密にはプリキュアじゃないから仕方ないとはいえ扱いが良くないから、今回も活躍は控え目かな…と思っていました。
しかし、いきなり「エキストリーム・ルミナリオ」をぶっ放したり、ミデンの攻撃から2人を庇うといったりと予想を超える大躍進。
ミデンにすぐやられたから出番自体は確かに少なかったんですが、扱いとしては最高クラスと言っても良いと思います!(ライダー春映画で鍛えられた精神)
そんなルミナスに助けられた2人ですけど、相変わらずの肉弾戦を披露しましたね。笑
やっぱりこの人達強い。
その後、ピクニックを楽しんでいたハグプリ勢と合流しますが、ここでもミデンが登場。
この戦いにより なぎさと はな以外のプリキュアが赤ン坊化!
初代は2人じゃないと変身出来ない事から実質残りのプリキュアは1人となってしまいました。
ここで、はなが「残りのプリキュアは2人!?」といっていたのが印象深いです。
シリーズによってプロセスが違うのを上手く表していると思います。
この時、生き残った2人は5人の赤ン坊の世話をするがそれがまぁ大変な事。
えみるが1番言う事聞かなかったのはまぁ予想出来ましたが、ほまれが幾度となく脱走を試みたのは意外でした。
さあやとルールーのしっかり者っぷりは流石。というか、ルールーの赤ン坊状態あったんかい。笑 ボルトかと思った笑
ほのかは何故か私服姿での赤ン坊化という他の面々とは違う扱い。この理由は知りたかったなぁ。まぁ普通に可愛かったから良いけど。
ちょっと話が戻りますが、ミデンはディケイドみたいと書きました。でも、ディケイドと違うのが思いの外簡単に記憶を取り戻せるという事。いや…まぁ簡単ではないけど、無理やりFFRされるよりかは遥かに良いですよね。(FFRの意味が分からない人はググって下さい。すみません。)
なぎさがほのかに向かって思いを叫び、そしてほのかが戻り、再変身した時は思わず叫びそうになったな〜
その後、ハグプリ勢も元に戻って一安心。
今回は はなと なぎさにスポットが当たったからほまれ達の目立った活躍は無かったなぁ。さあやはミデンの正体を見抜くという大活躍をしたけど。まぁ仕方ないです。
その代わりなのかミデンの城でのてんやわんや感は面白かったです。モフルン可愛すぎやろ。
他のプリキュアは、ミラクルライトの力にて復活!
暴走するミデンから放出した手下(?)を相手に大暴れしました。
ここの時に各OPがアレンジver.で流れていたのは燃える。マジで燃える。
繋がりも自然で切り替わる度に次はどんな演出による戦闘が観られるか本当にワクワクしました。
OPの有無以外にハグプリ本編と違うのは全員が声付きで戦っているという事。
例え「はあぁぁー!!!」だけでも本人ボイスだと本当に熱い。あんまり詳しく知らない自分でもこんなに楽しめたんだから全シリーズ制覇している人にとっては"最高"では言い表せない程の感動を覚えたのでしょうね。羨ましい…
このシーンを見ている時、全シリーズ見てからもう一回この映画見ようと心に決めたのは内緒です。
…一体いつになるんだろう笑
欲を言うなら、せっかくの全員本人ボイスなので名乗りとかも言って欲しかったけど、時間を考えるとなぁ…
1時間ちょいしか上映時間がないから仕方ないか。
はなの尽力もあり、無事ミデンとの和解した後、プリキュア達が行ったのは、全員でピクニック!
映画の序盤でなぎさの私服姿を見れてそれだけで個人的にサプライズ感があったのに全員の私服姿&遊んでいるシーンを見る事が出来たのは本当にサプライズでした。
てっきり変身後の姿しか出ないと思っていたので。
後でパンフレットにて確認しましたが、最後にミデンで撮った集合写真の時、シリーズバラバラで並んでいたのが良い…。本当に皆の仲が良い事が分かりますね〜
元々行くつもりではなく(恥ずかしいから笑)、完全に勢いで行った映画でしたが、とても楽しい作品でプリキュアが好きでよかったなと思える作品でした。
これからもっとプリキュアを見ていきたいな…
映画「HUGっと!プリキュアふたりはプリキュアオールスターズメモリーズ」オリジナルサウンドトラック
- アーティスト: ヴァリアス
- 出版社/メーカー: Marvelous Entertainment Inc.LDC(PLC)(M)
- 発売日: 2018/10/24
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (1件) を見る
(おまけ)
この作品が「アニメ映画に登場する最も多いマジカル戦士の数(Most magical warriors in an anime film)」というギネス記録になったのって凄いよね。
これ更新出来るのってなかなかないでしょ…笑
来年もオールスターもの作るとは思わないしなぁ笑