感想《Formula E 2018-2019シーズン(第5シーズン) 第1戦〜第3戦》新しいレギュレーションでのFE開幕！抜け出すのは一体どのチーム？

遂に始まりました！Formula Eのシーズン5。このシーズンからGen.2と呼ばれるマシンが使われ、見た目が大きく変わり、そして何よりマシンの乗り換えが無くなったのが1番大きく感じる変更点です。ドライバーもお馴染みのピケやブエミ、バードにディグラッシの他にバンドーン、マッサ、ウェーレイン等名だたるドライバーが参戦するシーズンとなりました。

また、マリオカートを参考にしたダッシュボードによるアタックモード等挑戦的なアイデアを取り入られており、より一層開幕が楽しみなレースでした。

では、各レースの感想です！！

第1戦(開幕戦) サウジアラビア

いつもFEの開幕戦だった中国は今回第6戦に移動し、代わりに開幕戦の舞台となったのはサウジアラビア。

石油国で電気自動車レースして良いのかよ！というツッコミはさて置き、バーレーン以外の中東でもモータースポーツやるようになったんですね。嬉しい限り。

そんな開幕戦を制したのは今シーズンから参戦したBMWのドライバー、ダコスタ。トップがペナルティで落ちていく中、自身はノーペナで優勝という14-15シーズン第4戦ブエノスアイレスePrixを彷彿とさせる勝ち方。アムリンアグリを応援していた身とすれば非常に嬉しい優勝でした。

ですが、このレースを実質制していたのはテチータの2台だったと思います。謎のペナルティ発動によりベルニュが2位、ロッテラーが5位に終わりましたが、ポテンシャルは高く、少し前のルノーのブエミを思い出させる程の戦力差を感じました。

順位表示のバグりやすさ。表示のないペナルティ祭り。しかもリプレイによる補完なし。オープニングラップのイエロー誤表示。アタックモードは義務なのか否か。

といった運営、お前ら初年度かよ！！という不満はありましたが、レース自体は面白く、マシン乗り換えが無くてもやるやん！と思いました(謎の上から目線)。

予選では光る速さを見せたバンドーンが落ちていったのは気になるなぁ…

第2戦マケラッシュ

年明けて迎えた第2戦はモロッコ、マケラッシュが舞台でした。WTCC(現:WTCR)の舞台でも有名ですね。優勝はダンブロジオ。F1ではあまり活躍できなかった覚えがあるのでここでの活躍は嬉しいです。

このレースで印象に残る事と言えば、BMWの同士討ちと最後のクローズドフィニッシュ、そしてマヒンドラの監督さんですかね笑

同士討ちはまぁ仕方ないとして、最後のSC中のアタックモード総入りは面白かったです。結果的には生かされませんでしたが、今後の展開のキーになりそう。マヒンドラの監督はいつもいつも楽しそうにしててこっちも思わず笑顔になりますね。だからこそちょっと前のメキシコでローゼンクビストとハイドフェルドが同士討ちもどきでクラッシュした時の顔が忘れられませんが。

ドライバーのダンブロジオもそうですが、勝った時に「イェーイ！勝ったぜ！！」って喜んでくれるとこっちも嬉しくなるので、是非是非勝ったチーム、ドライバーは盛大に喜んで欲しいです笑