レース関連では珍しく落ち着いた週末の4/6〜7の土日。その週末を締めくくるべく、或いは週の始めを告げるように開催されたのが第3戦のアラバマでした。コース幅が狭く、抜きにくいので予選が大事…と言いつつ、ここ最近のアラバマは、ペンスキーの独壇場だったので、正直予選の結果を見るまで、「ま〜〜たペンスキーだろうな…」と思っていました。
そんなペンスキー軍団を打ち破ったのは我らが日本代表、佐藤琢磨でした。年齢はあまり関係ないのでしょうけど、最早レギュラーメンバーではTKことトニー・カナーンに次ぐベテランの領域に入っている琢磨選手が、ペンスキー軍団が不調とはいえ、チームメイトのレイホールにも勝ってPPとは末恐ろしい…。この結果を知った時、自分は朝5時起きを決意しましたね笑
過去の7度のポールと同じように決勝では色々あり下位に沈むか、それとも初のポールトゥウィンか。期待と不安の中迎えた決勝。上記の通り抜きにくいコースの為、抜けそうで抜けない展開が続く中、光る走りを見せたのが推しの1人であるエリクソンでした。パワーやパジェノーを思いっきり抜いていくのは、見ていて気持ち良かったです。流石、元F1ドライバー。予選20番手なんて信じられない。また、個人的に別に推しているローゼンクビストが今回振るわなかった事もあり、今回の北欧対決は、エリクソンの方に軍配が上がりましたね。当人たちは意識していないでしょうけど、見ているコッチは意識してしまいます。
そして肝心の琢磨はというと…
もう圧倒的なレースでしたね!
まるでレッドブル時代のベッテルを彷彿とさせる先行逃げ切りレースでした。1回目のストップで手間取ったり、FCYが出たり、ラスト2周か3周の時にコースアウトしたりと、ヒヤヒヤする場面は確かにありましたが、圧倒的な強さを誇っていました。本当、1回目のピットストップの時にディクソンに前行かれなくて良かったぁ…
優勝した琢磨選手、そしてエリクソンの他にF1でいうDOTDを挙げるとすれば、ブルデーですね。5番手スタートでわざわざやらなくても…と思いましたが、他のドライバーより1回ピットストップを少なくする作戦を敢行。FCYにより少し得しましたし、ラストのレッドタイヤを持たせたのも凄い。正直、後半はディクソンよりこっちが怖かったです笑
まとめ
というわけで第3戦の感想でした。
PP獲得と知った時は「ひょっとして…」と思いましたが、本当にポールトゥウィンをするとは…。朝5時に起きた甲斐がありました。最多リードラップも獲り、最大ポイントを獲得した琢磨選手は今回のレースをもってポイントランキング3位になりました。まだ3戦が終わって段階とはいえ、やっぱり嬉しいものですね。そう考えると、開幕から2戦連続ファスト6級のタイム出しながら不運に泣いたのが惜しい…
まぁ暗い事は置いといて。次戦は1週間後のロングビーチですね。初優勝の地ですし再びの好成績を期待します!
それにしても、インディ500勝ってから毎年何処かしらで勝っているのって凄いな…