エフライの感想記

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総評《アニメ『異世界かるてっと』》祝2期決定!ルール無用、何でもありのドタバタ作品!

夏アニメが始まっている気もしますが、気にせず書いていきます、春アニメの総評。

今回は『異世界かるてっと』についてです。

 

『Re:ゼロから始める異世界生活』、『この素晴らしい世界に祝福を!』、『オーバーロード』、『幼女戦記』という4つの異世界作品のキャラが何故か一堂に会し、学園生活を送るという無茶苦茶さ。各作品で世界のハードさというか、主人公の見た目やスペックから色々と違うところがある。いや、むしろ違うところしかないのに無理矢理混ぜこぜにして「さぁどうぞ!」とお出しされたような作品です。自分は『Re:ゼロから始める異世界生活』のOVAの時にこの作品の事を知ったのですが、まさかここまでカオスな話だとは思いませんでした。

 

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ただ、カオスというのはつまらない作品、面白い作品、どちらにも付けられる評価ですが、この作品の場合はもちろん後者の意味で使っています笑

最初は各作品で固まっていたキャラ達ですが、話を追うに連れて作品の垣根を越えて交流が増えていったのが見ていて楽しかったです。中の人ネタも多かったですしね笑。コメディ要素はどうしても『このすば』勢が持って行きがちでしたが、それ以外の3作品も様々なところで存在感を見せており、所謂「いらない子」が居なかったというのは凄い。こうも我が強いキャラ達を裁くのは並大抵の事じゃないと回を増すごとに思いました。

 

また、アクアがカズマ以外の主人公を日本人だと見抜いたり、スバルの体質に興味を持つアインズ等コメディの場面以外でも「お?」と思わせてくれるやり取りがあったのも面白かったです。序盤にロズワールがベティを催眠術的なもので言いなりにしたこと等意味深なシーンも多く、この物語がどう落としどころを用意しているのかとても気になります。まぁカズマが言っていた通り、このまま学園生活を続けても良いんですけどね笑。そういや、彼らはどこに住んでいるんですかね?野宿な訳なさそうだし。

 

 

…って、ちょっと待て。ターニャよ。俺は何も元の世界に戻りたくないなんt…

 

ぎゃああああああああああああああ

 

 

 

 

 

という訳で『異世界かるてっと』の総評でした。

なんでもありというと収まりがつかなくなりそうな気もしますが、15分アニメにも関わらず、ある程度の着地点に辿り着けたのはお見事としか言いようがありません。

 

無事(?)2期も決まりましたし、スバル達のわちゃわちゃがまだ見られると思うと楽しみで仕方ありません。2期ではエミリアとめぐみんのやり取り、期待しています笑。

 

この4作品に焦点を移すと、動画系だと『この素晴らしい世界に祝福を!』の映画が一番の直近にあるものですかね。これはこれでどのような話になるか楽しみですし、エクスプロージョンが映画館の大スクリーン&音響で聞けると思うとワクワクが止まりません。まぁそれらより作画が一番の心配なんですけどね、『このすば』は笑。

 

 

まぁ何はともあれ、笑って笑顔になれるという意味で面白い作品でした。

これからも異世界ものに限らず同じようなテーマ、モチーフの作品がコラボしてくれたら良いのになぁと思います。『けいおん!』と『BanG Dream!』とか面白そう。荒れそうだけど。