フェルスタッペンが素晴らしいレースを行ってくれたオーストリアGPから2週間。早くも次のレースが開催されました。
舞台はイギリス、シルバーストーンサーキット。数年前のバースト祭りやフェラーリWタイヤトラブル等妙に変な記憶があるいるコースですが、ここでのハミルトンは絶好調。向かう所敵なし状態でPU時代のイギリスGPを圧倒していました。
前評判からもここはハミルトンで次点はボッタス。3位がフェラーリかレッドブルかというのが見所になっていました。
そんな前評判を余所に、PPを獲ったのはボッタス。決勝こそSCのタイミングに泣かされましたが、それでもただのナンバー2ではない！という意地を感じられたレースでした。
このボッタスから分かる通り、今回はSCの時の判断又はタイヤによって結果が大きく変わるものとなりました。勝者のハミルトンやベストオブザレストの6位を獲ったサインツ等大きく利益を得たドライバーもいれば、ボッタス、ノリスのように痛手を喰らったドライバーもいました。メルセデスとマクラーレンはチームメイトで明暗くっきりという感じですね…
個人的にファンであるライコネンもSCで得をしており、予選こそジョビナッツィの後ろでしたが、決勝では安定した走りで8位を獲得しました！
ロータス時代のいつのまにか上位にいるというのが今年、何度も見られて嬉しい限りです。ヒュルケンベルグ-ペレスのインシデントにも巻き込まれなかったですからね。運も付いてきた…！
また、トロロッソのクビアトも同じく予選から大幅に順位を上げての9位という好成績でした。アルボンもポイントまであと少しという結果でしたし、両ドライバーとも良い走りをしたと思います。
一方、フェラーリは悲惨な結果となりました。アゼルバイジャンGPのレッドブル同士討ちを彷彿とさせるベッテル-フェルスタッペンのインシデント。ベッテルはここ最近乗れていなかったので今回こそ…！と思ったのですが、残念な結果に終わりました…。フェルスタッペンのマシンに異常はなく、5位フィニッシュだったのが救いですかね。去年のインテルラゴスといい無駄に上手な気がするぞ笑。
いつも対フェルスタッペンに遅れを取っているガスリーですが、今回は金曜から頑張っていましたね。表彰台こそ乗れませんでしたが、ベッテルを抜いたり、抜かれた後もしっかり付いて行ったりとカッコ良いレースを見せてくれました。これは今後に期待できます！
というわけで第10戦の感想でした。
今回こそボッタスが勝てると思っただけに、あのSCは神様の嫌がらせだなぁ〜と感じました笑。これでハミルトンが大半の勝利を独占という結果になっていますが、今の彼を止められるのは一体誰なんでしょうか。
次戦は去年、ある意味タイトル決着の場となったホッケンハイム。ベッテルの地元の意地を見たい気もしますが、レッドブルの躍進と見たいですし、複雑…！
でもまぁ、レッドブルリンク、そしてここと面白いレースが続いているので、次回もその系統でお願いしたいです笑
