エフライの感想記

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感想《2019 F1 第12戦 ハンガリーGP》100人目のポール誕生!決勝も痺れるレースが繰り広げられた!

ドッタンバッタン大騒ぎだったドイツGPから、F1は場所をハンガロリンクに移し、夏休み前最後のレースを迎えました。2戦連続の優勝を目指すレッドブルホンダのフェルスタッペンと巻き返しを計るメルセデスの2台。この3台によるバトルが見所になるかなぁとレース前は予想していました。

 

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珍しくそんな予想が見事命中し、予選はメルセデスの2台vsフェルスタッペンのバトルが繰り広げられました。「ガードレールのないモナコ」とも呼ばれるハンガロリンクでは、予選がモンテカルロ並に大切。その為、普段より息つまる予選が開催されたと思います。多分。

 

 

そして、その予選を制したのは、まさかのフェルスタッペンでした。参戦93戦目にして初のPP。このフェルスタッペンのPPをもってして、F1は累計100人目のPPを輩出した事になりました。何ともキリが良くておめでたい。そういえば、ここハンガロリンクは、遡ること11年前、コバライネンがF1史上100人目のウィナーとなった場所でもありましたね。そんな場所で100人目のポールも生まれるとは偶然とはいえ、謎の力が働いているのでは?と感じてしまいます笑

また、ホンダとハンガロリンクというと、06年のバトンそしてホンダ第3期唯一の勝利地という巡り合わせもあります。これはフェルスタッペン2連勝待ったなし!明日はお祭りだ!!そう思って土曜の夜は夢の世界に向かいました。

 

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そんな訳で、ホンダファンが希望を持ち迎えた決勝。スタートでボッタスがルクレールに撃墜される。フェラーリが圧倒的に遅すぎる。という条件が重なり、フェルスタッペンとハミルトンのマッチレースとなりました。前述の通り、ここは抜きにくいコースですから、2ストップでガンガン抜く作戦より、トラックポジション重視の1ストップ作戦が主流でしたね。しかし、そういった状況の中、フェルスタッペンを中々攻略出来なかったハミルトンは、2ストップという奇策に打ってきました。これがフェラーリなら「何やってるんだよ…」となる所ですが、メルセデスなら「おっ!」と思わせてくれるんですよね笑。日頃の行い、大切。

 

タイヤを替えたハミルトンのペースは凄まじく、同じタイヤでは困難だったフェルスタッペンのオーバーテイクを、いとも簡単に成し遂げました。第1スティントの時点で、フェルスタッペンが、13年までのベッテルみたいに2位以下(ハミルトン達)を引き離せなかった時点で嫌な予感はしていましたが、正にその通りになってしまいました。

 

 

残念な事、この上ないですが、この2人のバトルはとても胸が躍るものでした。オーストリアのように、目に見えてハッキリ分かるバトルじゃない分、派手さには欠けますが、タイムがジワジワ、時折ガツッと縮んでいく様は見ていてドキドキしました。今回はメルセデスの後塵を拝しましたが、これでレッドブルホンダの速さがメルセデスと遜色ない所まで来ているという事がハッキリしましたね。そういう面では良い収穫でした。夏休み明けからの逆襲が楽しみですね。

 

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他のトップチームのドライバーはと言うと、ボッタスは上に書いた通り、ルクレールに撃墜され、苦しいレースとなってしまいました。撃墜と言うと語弊がありますね。ルクレールが単に横を見ていなかっただけの当て逃げと言いましょうか。それ位ボッタスにとって不運な出来事でした。ボッタスには同情しかしませんが、予選でリアウイングを破損したり、今回のボッタスとのインシデント、と最近のルクレールはちょっと暴れている感じがするのが気がかりです。ザウバー時代はそんな気配が無かっただけに心配ですね。落ち着いたらベッテルを超えそうなだけに、冷静に走って欲しいものです。

 

そのベッテルは、予選こそルクレールの後ろでしたが、決勝ではプランC(ミディアム→ソフト)を遂行しての3位表彰台でした。対ルクレールを考えると良いレースをしましたが、対メルセデスと考えるとフェラーリはダメダメでしたね。ハミルトンにフリーストップを与えるくらい離されるとか酷い冗談だ…。早く昨年までの強さを取り戻して欲しいですね。

 

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崖っぷちのガスリーは、うん…。いくら抜きにくいコースとはいえ、ライコネンとノリスをピットで抜く以外オーバーテイクが無かったのは残念でしたね。シート喪失の噂が絶えない彼ですが、どうか気を落とさず頑張って欲しいものです。

 

さて、推しのライコネンですが、今回も素晴らしいレースをしましたね!

予選ではQ3進出。決勝もノリス、サインツを抜く事は叶いませんでした(ノリスはピットで抜いている)が、第1スティントではガスリーを、そしてラスト3周位はボッタスを抑えきるという神業を披露してくれました。ホッケンハイムでは残念ながらノーポイントに終わりましたが、今回のレースをもって、獲得ポイントはサインツに次ぐ中団勢2位になりました。このまま突き抜けて欲しいです!

 

中団勢でライコネン、そしてマクラーレン以外に目立ったのはラッセルでしょう。前戦でクビサがポイントを獲得したので、ランキング最下位濃厚となってしまっている悲運のルーキー、ラッセル。ですが、今回はQ2にあと一歩の16位グリッドを獲得しました。そして、決勝でもその順位をキープと、非凡さが存分に発揮されたレースでしたね。同期のノリスが頑張っているだけに、どうか彼に良いシートを与えてください…

 

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まとめ

 

そんなこんなで2019年シーズンも前半戦終了を迎えました。

意外と言えば失礼かもしれませんが、面白いレースが多く退屈しないので、毎戦が楽しみになっています。赤い跳ね馬のチームがもっと頑張ってくれたら更に面白くなるのに汗

 

 

さて、ここからの数週間はF1はお休み。日曜日の楽しみがないのが寂しいですが、夏休み明けのスパで面白いレースが見られることを期待しています!次はどんなレースが見られるのでしょうかね。今から待ち遠しいです!

 

F1速報 2019年 9/5号 第12戦 ハンガリー GP

F1速報 2019年 9/5号 第12戦 ハンガリー GP

 

 

◇次戦

 

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