エフライの感想記

のんびりやっていきます。

『川柳少女』の151、152句(話)がヤバかった件について

 

やっと辿り着いた…!

そういう気持ちが兎に角溢れ出すお話だった第151句、152句の『川柳少女』。

 

アニメ総括の記事で、"今原作が熱い展開になってる!"と書きましたが、最新話でその展開に一区切り付いたので、改めてまとめようと思います。

 

アニメでは"明確に主人公とくっつくヒロインが決まっていて安心出来る"と評したこの作品。ですが、アニメより後の範囲で、七々子と同じくエイジを恋愛的に思うキャラが登場しました。

 

五町というキャラクターです。七々子は中学時代のクリスマス川柳会の一件によりエイジに惚れたという経歴がある事から、運命性から見てもメインヒロインの座は揺るがないと思われていました(少なくとも自分の中では)。しかし、五町はそれより以前からエイジに惚れていたという強力な武器を引っさげて参戦したのです。

 

勿論、昼ドラみたいに直接ヒロイン同士が戦ったり、或いは陰湿な応酬があったりしたわけではありません笑。ですが、結果としてエイジを取り合う、三角関係となった彼女達がどのようなゴールを迎えるか、とても楽しみに、でも3割くらい不安な気持ちを抱えながら、毎週の更新を楽しみにしていました。

 

 

そんな中で迎えたのは修学旅行編。

告白イベントが起こってゴールを迎えたり、はたまた新たな火種が生まれたり、と物語をこれまでと大きく変えるようなイベントが起こるターニングポイントですよね。

 

そんな修学旅行で、七々子はアマネ部長の後押しを受け、エイジに告白しようと心に決めます。そしてそれを受け、五町もエイジに告白する事を決意しました。更に、エイジもエイジで七々子に告白する考えがあり、失恋と恋愛成就の両方起こる、とんでもないイベントになる空気が充満されていました。

 

 

先ずは五町から。

中学でエイジと出会い、見た目を変えてまで彼の隣に寄り添おうとした彼女。もちろん、彼女の努力が無駄だったなんて言いません。ですが、"本来の自分を偽る"という事が、不器用で直球しか投げる事が出来ないエイジには響かなかっただけなのです。

 

結果的に告白が不発(エイジに届いてない)だけでなく、自身の、高校デビューとも言える変貌を間接的に否定されてしまった五町。登場タイミングからの引っ掻き回し役の負けヒロイン感が抜ける事なく失恋した彼女ですが、自分がエイジと同じ中学出身であること、エイジによって変われたことはまだ伝わっていません。恋こそ叶いませんでしたが、感謝を伝えるイベントはまだ残っています。なので、そこで、ひと時の夢を見られ、初恋にケリをつけられるのでは、と考えます。

 

 

 

そして七々子。

一旦は五町と同じく、日和ってしまった彼女ですが、アマネ部長やタオ、キノッティの再アシストを受けて再び告白へと動き出しました。、 1話と同じ「五・七・五系女子」というサブタイトルを引っさげて迎えたこのイベント。

待ち合わせ場所でエイジと出会い、七々子はいつもと同じ5・7・5で思いを伝えようとしますが、上手く言葉がまとまりません。ようやく決意を固め、筆を取ろうとした時、エイジがクリティカルを決めます。

 

 

好きだから

 

希くは

 

恋人に

 

 

 

…完璧な句ですよね。

 

 

こんにちは

オレの名前は

毒島エ

 

という句を作っていた人と同じだとはとてもじゃないですけど思えません笑。

シャバイ事等と言いつつちゃんと決めるとこは決めるエイジ。七々子が惚れたり、部長を始めタオ達が集まって離れない理由が分かる気がします。

 

 

そんな抜群な告白に、返事をしなきゃと焦るも、思いがまとまらない七々子。ここでなんで5・7・5じゃないと話せないかを自問自答し、今エイジに伝えたいのは「好き」の二文字だけという結論に辿り着いたのは七々子の成長が見られて良かったです。五町と違い、ありのままの自分をそのまま受け入れ、そこから成長したのがエイジを射止めた理由の一つかなとも思います。

 

 

変化と成長。

もちろんどちらも大切だというのは言うまでもありません。ただ、核となる自分まで変えてしまっては意味が無いと、七々子と五町の結末から分かると思います。

 

 

さて、一大イベントを終えて、今週からは晴れて恋人となった2人のイチャコラが全開ですよ笑。恋人になるというのが最終回では無いとすると、ここからどういう展開になっていくか、とても気になるところですね!

 

TVアニメ本編映像付き 川柳少女(11)特装版 (講談社キャラクターズライツ)

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