エフライの感想記

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独断と偏見で選ぶ! 2019年 映画 ベスト10!

早いもので2019年も残りが数えられるほどとなりました。なので振り返り記事が多くなっている訳ですが、今回は映画にスポットを当てていきたいと思います。

今ザっと調べると今年見た映画は20作品+αくらいでした。大雑把に言うと大体2〜3週間に1作品は見ている事になりますね。分布で言うと年明けからはハイペースでしたが、GW後辺りから露骨にペースが落ちたのが残念なところです。来年の課題ですね。

 

↑昨年版です。よろしければ何卒。

では、ランキングに行きましょう!

 

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第10位『ガールズ&パンツァー 最終章 第2話』

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待ちわびた『ガルパン』最終章の最新話が第10位です。第1話から長い間お休み期間があったこのシリーズですが、休んだ分大変練られたものとなっていました。表面上から本当の仲間になったB.C自由学園に、劇場版では突撃しか脳がなかった(失礼)知波単の戦略の変化。と、2つの学園の成長が見られてとても良かったです。ドンパチやる迫力は相変わらずで好きなんですけれど、今回は特に主役の大洗が敵に回ったかのようなカメラワークが新鮮で面白かったです。 

知波単との決着がつくであろう、第3話が今から楽しみです。いつ公開されるか分からないのが難点なんですけれどね…

 

 

 

第9位『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』

Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆

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日常を描いた前作、『Memory Snow』とは違い、シリアス全開でメインヒロイン、エミリアの過去を描いた『氷結の絆』。アニメ2期が決まっている事から、その橋渡し的な役割を担うと思われるこの作品ですが、どんなに邪気に扱われても村人を想う、そんな健気なエミリアが「これでもか!」という程味わえましたね。

本編ではいけ好かない奴となっていたエミリアのパートナー、パックの見せ場も多くあり、2人(?)の絆というのが、とても突き刺さる作品でした。バトルシーンの作画も良く、大画面に負けていませんでしたね。アニメ2期、大いに期待しています。

 

 

 

第8位『ラブライブ!サンシャイン‼︎ The School Idol Movie Over The Rainbow』

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  • 出版社/メーカー: バンダイナムコアーツ
  • 発売日: 2019/07/26
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1月4日という、三が日を終えて直ぐに公開された『サンシャイン!!』の劇場版が第8位です。

先代であるμ'sと同じく海外でのお話となった今作でしたが、雰囲気は正反対のものでしたね。μ'sが「解散するか否か。終わらせるなら、どの方法が良いか」という、しんみりムード全開で殴りかかって来たのに対して、Aqoursは「3年生が抜けた後のリスタート」という前向きで、ある意味明るいテーマを引っさげて来ました。やる事はほぼ同じっちゃ同じですが、テーマが違うだけでここまで違う雰囲気になるんだ、と鑑賞時は思いましたね。楽曲も、9人曲に3年生曲、ライバルユニットの楽曲と盛りだくさんだったのも満足感が高いです。

後継である虹ヶ咲のアニメ化が発表されましたが、Aqoursは今後どうなるんですかね…

 

 

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第7位『ルパン三世 THE FIRST』

映画「ルパン三世 THE FIRST」オリジナル・サウンドトラック 『LUPIN THE THIRD 〜THE FIRST〜』

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  • アーティスト:You & Explosion Band
  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2019/12/04
  • メディア: CD
 

  

つい最近公開された『ルパン』がランクインです。

3Dアニメになりながらもお約束を忘れず、我々の記憶にあるルパンが劇場で大暴れしていたのは何か感慨深さがありましたね。「とっつぁんとの追いかけっこで始まり、何だかんだあって、また追いかけっこで終わる。その途中に、嫌々言いながらも協力する次元や五右衛門がいて、漁夫の利を狙うものの、いつの間にか仲間になっている不二子ちゃん。」という"お約束"な構図。この"お約束"がやっぱり大事なんだよなぁと改めて認識した作品でしたね。残念ポイントはただ1つ。ルパンダイブがなかった事だけ。それくらい"知っているルパン"が見られた作品でした。

 

 

 

第6位『劇場版 シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』

劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>(通常版) [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: アニプレックス
  • 発売日: 2019/10/30
  • メディア: Blu-ray
 

 

こちらも"お約束"を忠実に守った作品、『劇場版 シティーハンター』。

「美人の依頼人にデレデレして香をキレさせる獠ちゃん。でもって、ピンチになる獠ちゃん。でも何だかんだで敵を倒し、ポエミーでギザな言葉を言って香をキュン死(死語)させる獠ちゃん。そして流れる『Get wild』。」

はい、完璧。これぞ『シティーハンター』。Q.E.D.

望むものを見に行って、その通りのものがお出しされるというのは、ここまで痛快なのかと実感した作品でしたね。公開時期の関係で『ルパン』より一つ上にしましたが、どちらも完璧な内容でした。フランス版の『シティーハンター』も気になりますし、絶対に見に行くつもり。

劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>(完全生産限定版) [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: アニプレックス
  • 発売日: 2019/10/30
  • メディア: Blu-ray
 

 

第5位『名探偵 ピカチュウ』

名探偵ピカチュウ 通常版 Blu-ray&DVDセット

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  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2019/10/30
  • メディア: Blu-ray
 

 

公開前、しわくちゃ顔で大いに話題になった『名探偵ピカチュウ』。

イロモノ枠かな?と思わせておいて、謎解きとして王道。しかも面白いシナリオだったというのは嬉しい驚きでしたね。"ピカチュウとトレーナーは言葉を交わす事が出来る"というアニメのサトシ達を見ていたら何も疑問に思わない事を上手く物語のキーとして使っていました。そうそう、今年のポケモン夏映画が『ミュウツーの逆襲』のリブートものだったので、2作続けてピカチュウとミュウツーにスポットが当たった作品になったのは何かしらの縁を感じますね。来年はどうなるんだろう。

 

後、今でも思う。ルンパッパとコイキングは気持ち悪い。

 

 

 

第4位『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』

T-34 レジェンド・オブ・ウォー (字幕版)

T-34 レジェンド・オブ・ウォー [Blu-ray]

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  • 発売日: 2020/04/29
  • メディア: Blu-ray
 

  

明らかに『ガルパン』ファンを狙い撃ちする為にロシアからやって来た『T-34』が第4位です。

リアル戦車を使った迫力は天下一品もので『ガルパン』とはまた違う、リアルな戦車のドンパチがとても楽しかったですね。ストーリーも敵ながら絆や友情とは言えない何かを感じるロシア人とドイツ人、2人のやり取りがとても好きでした。戦車で西部劇的な展開が用意されているなんてサプライズでしたね。「男臭い、けどそういうものも悪くないよね。」そんな印象を持った作品でした。

 

 

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第3位『天気の子』

新海誠監督作品 天気の子 公式ビジュアルガイド

 

一世を風靡した『君の名は。』の新海監督の最新作、『天気の子』。忘れがちですが今年の作品なんですよね。

『君の名は。』が飛ぶように売れた為、恐らく物凄い重圧(期待)があったと予想出来ますが、お出しされた『天気の子』は、その期待に応えうるクオリティを持った作品でした。「カイオーガorアマツマガツチvsグラードン」と形容出来そうな構図で、非現実の事象が連発していく中、今まで起こった事は無かったことにならない。やり直しの効かない。というひどく現実味のあるラストが、何処と無く好きです。

  

(カップヌードルは)2分が美味いんだよ、知らないの?

 

 

 

第2位『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(吹替版)

 

『天気の子』を抑え、2位に入ったのはハリウッド版ゴジラこと『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』。

『君の名は。』と同じ年に公開された『シン・ゴジラ』は、初代ゴジラを現代風にリファインした作品で、続いて公開されたアニゴジと呼ばれるアニメ『GODZILLA』は、『シン・ゴジラ』で捨てられた宇宙という要素を拾った作品でした。この2作品をももって回収されなかった"怪獣バトル"というゴジラ要素をふんだんに取り入れたのがこの『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』でした。日和るラドンに、偽王として君臨するキングギドラ。ゴジラの為に!と頑張るモスラに、自分こそが王だと言わんばかりに降臨するゴジラ。と魅力満点な映画でした。

 

来年公開のキングコングとの映画も楽しみですね。

 

 

 

第1位 『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』

劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer

 

並み居る強豪を押しのけ、2019年のトップに立ったのは『仮面ライダージオウ』の夏映画『Over Quartzer』です。今年は平成→令和という元号が変わる節目であり、色々な事が変わった年でした。自分は平成生まれなので昭和から平成の時代の映りを経験していないのですが、崩御があった事から"新時代到来!おめでとう!"とならなかったのは色々な所から聞いています。 

それに反して今回は生前退位があり、至る所で新時代への期待を胸にお祭り騒ぎが起こっていました。そんな誰もが新たな時代を歓迎する中で忘れていた事が1つ。そう、"(平成)に感謝する事"です。この事を思い出させてくれたのがこの作品でした。"平成をやり直す"という創作物では有り得ない目的で襲ってきた敵に、「うるせぇ!!誰が何を言おうがしったこっちゃない。俺らが過ごした"平成"っていうのは素晴らしい時代だったんだ!!!!」と殴り倒したのは爽快であると同時に不思議な気持ちでもあり、また笑えるものでもありました。

 

決して万人受けの作品でない『Over Quartzer』。

ですが、この作品が持っているノリの強さと最後に流れるDA PUMPの『P.A.R.T.Y. 〜ユニバース・フェスティバル〜』の合わせ技で、自然と「平成って良い時代だったなぁ…」と思い、劇場を後にしたのを覚えています。

 

 

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まとめ

 

という訳で今年の映画、ベスト10でした。

完全に趣味趣向に偏っていますが、まぁ良いでしょう。そういうものです。ブログは。多分。知らんけど。今のところ来年の予定は、10日公開の『フォード vs フェラーリ』を皮切りに『ハイスクール・フリート(はいふり)』って感じですかね。『シン ・ ウルトラマン』とかも来年でしたっけ。楽しみですね。

来年も良い作品に巡り合えますように…