F1開幕戦と同時に開催されたインディカー第2戦。今回の舞台はインディ500でお馴染み、インディアナポリスのロードコースでした。いつもはインディ500の前哨戦として行われるレースなのでこのタイミングの開催は不思議な感じがしましたね笑。
開幕戦では我らが琢磨選手はDNS(スタート出来ず)だったので今回が実質の開幕戦です。一体どんな走りを魅せてくれるのか、とても楽しみでした。
そんな第2戦。
PPスタートはペンスキーのウィル・パワー。加えてペンスキー以外勝ってないというサーキットジンクスも相まって、単調なレースになると思いました。実際、序盤は完全にパワーが支配していましたしね。
しかし、36周目のアスキューのクラッシュによるコーションからレースの流れが変わりました。
パワーやハーベイといった予選好調ドライバーが下がり、琢磨選手の同僚レイホールやピゴット、前戦ウィナーのディクソンが上位に浮上しました。
この時はレイホール1-2行ける!と思ったんですけどね…。ディクソンが強すぎました。まぁアスキューによるコーションがなければ、確実に1-2獲れていたと思いますけどね。コーションによって表面上の順位は上がりましたが、実質的には損しましたから。うーん悔しい。運って大切だな…
磐石ディクソンにつけ入る隙はありませんでしたね。正に完全勝利でした。強い。強すぎる。レイホールはパジェノー(予選20位)からの猛攻を凌ぎ切る事柄出来て良かったです。ノリスとの一件でパジェノー嫌いになりましたから笑
さて、琢磨選手はというと、結構厳しいレースを強いられました。1周目にリヤサスが壊れたり、燃料が足らずコーション中に給油せざるを得なかったり…と一時は最後尾まで転落しました。
しかし、そこは琢磨選手。粘りのレースでデイリーやビーチ、ヒンチクリフとのポジション争いを制し10位フィニッシュを果たしました。大変なレースでしたが、無事完走&トップ10入り出来て良かったです。例え調子悪くともここまで浮上出来るなら、上手いこと色々な事が噛み合えばもっと上位に来れる訳ですからね。期待しちゃいます。
また、昨年デビュー2戦目でPPを獲ったハータや、ビーケイ、そしてエリクソンと若手や推しが4位5位6位と躍進したのも嬉しかったです。
パロウがまだイマイチなのが気になりますけど、いずれ追い付いてくれるでしょう!今回紹介があった須藤さんというメカニックさんも居ますからね。より一層応援します!
という訳で、第2戦の感想でした。
1:00から放送にも関わらず、開始して直ぐスタートコマンドというスピード展開は驚きました笑。いつもの癖で30分程視聴をズラしていたら、スタートを見逃す所でした笑。危ない危ない。少なくとも今年は放送開始時間に視聴を開始しようと思います。
レースをまとめると、"ディクソンがひたすら強い"。それが痛い程分かりましたね。これでシーズン48勝目。このドライバーはどこまで勝ち数を伸ばすのでしょうか。気になるところですが、ある程度の所で琢磨選手に譲って欲しいものです笑
次戦はウィスコンシンで行われるロードアメリカ連戦です。
昨年はハータがPPを獲り、ロッシが勝ったレースですね。琢磨選手も良い位置を走れていたレースだったのでホンダ勢の躍進を期待しています!