エフライの感想記

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感想《インディカー 2020 第5戦 アイオワ》パジェノー、テールトゥウィン。予選の意義とは

F1、SGTと並んで開催された今週末のインディカー。こうレースがバッティングすると、如何にも日常が戻ってきたなという感じがします。この視聴のしんどさはコロナで待たされた分、何処か心地よく感じますね笑。

今回の舞台はアイオワ。日本時間で朝スタートなので比較的見やすいレースです。燃費よりタイヤが鍵を握るレースと予想されました。実際、タイヤ交換した後のスピードアップは凄まじく、如何にタイヤを上手く使うかがレースの良し悪しを分けました。

 

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PPスタートはコナー・デイリー。自身初のPPでした。レースこそ上手い事行きませんでしたが、それでも8位フィニッシュを果たしました。一回前からのスタートを経験する事でこれからのレース運びに良い影響を与えたら良いですね。

 

 

その他、印象に残ったのはパジェノー、ディクソン、マクラーレン勢、琢磨選手ですかね。パジェノーとディクソンは巻き返しが凄まじかったですね。パジェノーは最後尾からでディクソンは17位からのスタートでした。ジワッジワと順位を上げる様は流石ベテランの一言です。

 

マクラーレン勢は非常に巧いストラテジーを選択しましたね。

パワーのタイヤトラブルよるコーションは明らかに彼らに不利に働きましたが、そんな事は露知らず。コーション明けから怒涛のオーバーテイク祭りを開催しアスキュー3位、オワード4位という好成績を残しました。チームは新生ですが、マクラーレンはやっぱりレース屋さんですね。いずれインディカーでも強豪チームとして扱われる気がします。

 

一方の琢磨選手は惜しいレースをしましたね。

いつもと違い予選下位からの巻き返しではなく6位スタートで、もっと上位で終える事が出来たレースでしたから。ピットミスでマクラーレン勢の後ろに回ると、ハータとビーケイによるクラッシュでタイヤ交換を敢行せず順位アップの機会を失いました。6位のロッシから9位のエリクソン辺りは交換していましたからね。レイホールとのスワップを直ぐしなかったのも含めてレイホール(チームの方)は、マクラーレンと対照的だなぁと感じました。後、コーション明けにマクラーレンについて行けなかったのも残念でしたね。いち早くタイヤ交換をしたメリットを存分に活かせなかった気がします。まぁプラスに考えましょう。プラスに。これで第2戦以降ずっとトップ10フィニッシュですよ!これは今後も期待です!

 

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という訳で第5戦の感想でした。

TKのスタートコマンドにパワーの不運。ハータとビーケイの大クラッシュにマクラーレン勢や琢磨選手の躍進。パジェノーとディクソンの巻き返しと見どころの多いレースでしたね。放送時間も距離も程々で、大変見やすいレースでした。

 

明日もここでレースが開催されます。今日と同じく最後尾スタートのパジェノーはどこまで帰ってくるのか。4列目からスタートするTKやパロウは。琢磨選手は。エリクソンは。ローゼンクビストは。と、楽しみが尽きませんね笑