色んな可愛いも格好良いも
一緒に居られる、そんな場所が本当に作れるなら…
そこは絶対世界で一番のワンダーランドです!
期待を裏切らない、とっても善い子なかすみん。"可愛い"を追究していく彼女に乞うご期待!といったところでしょうか。
Aqoursのライブを終え、侑役の矢野さんをメインパーソナリティに据えた生放送、そして『ご注文はうさぎですか?』の3期1話の後に迎えた第2話「Cutest♡ガール」。サブタイトル並びに予告の通り、小悪魔系スクールアイドルかすみんの活躍が多く見られた回でした。
早速感想に行きますが、先ずかすみんについて語るしかないですよね笑
1話は"あなたちゃん"だった侑と歩夢目線で終始話が進んで行きましたが、今回はその目線がかすみんに移ってお送りされました。「廃部になったスクールアイドル同好会を諦めきれずリスタート。そんな中、偶然会った歩夢と侑に接する内に『皆んなと居られる場所を作る』という目標を持つ」といったお話が展開されており、細かい部分は変わりつつも大きな流れはスクスタと変わらないものとなっていました。
これまでの媒体であった「可愛いを追究」の他、「ちゃんと反省出来る善い子」という設定がキチンと活きており、逆に「靴にコッペパンを詰める」等というイタズラ好き設定は、「ズル賢く小回りが利く」という風に微妙に変えてきましたね。変えて粗が出るならダメですが、良い方向に作用しており「そんな手を使うくらいスクールアイドルが好きなんだ」と視聴者に捉えられるようになっていたので良改変だと思います。
そして、そんな侑&歩夢とかすみんとのやり取りにて、同好会が休止状態、そして廃部に陥った原因が「方向性の相違」と判明しました。スクスタと同じ原ような因ですが、エマや彼方も現状を把握している。せつ菜の独りよがりではないという2点においてスクスタと異なっています。個人的にスクスタのストーリーはエマ達の外部者感、せつ菜のなあなあ加入感が好きになれなかったので、こういった改変は嬉しく思います。
「せつ菜が『大好き』を押し付けた結果分裂したにも関わらず、かすみんも『可愛い』を押し付けてしまった」と、せつ菜だけにヘイトを押し付けずに「あるあるだよね」と流しつつ、反省出来たかすみんの株上げに利用するとは脱帽です。そしてそこから虹ヶ咲スクールアイドル同好会の基本原理である「皆んな違って皆んな良い」に繋がったというのは巧い構成になっていますね。かすみんが多様性を認めた事で同好会再開の布石にもなっていますしね。また、本格的に仲に傷が入った訳ではないとフォローも入れていますし、アニメスタッフ本当優秀すぎる。
今回は、かすみんの話だけでなく同好会についても大きな動きがありました。主として動いたのは1話にてエマから相談を受けた果林です。果林は、全生徒を把握している菜々にせつ菜について尋ね、偶然とはいえ手に入れる事が出来た名簿から"優木せつ菜は在籍していない"事、並びに、"せつ菜=菜々"を看破し、彼方達を連れて菜々に直談判。と、名探偵のような活躍をしました。かすみんのはんぺん投入がなかったらどうしたのか、とか歩夢が居た人気のない所に何故現れたのか等、疑問箇所が幾つかありますが、それを差し引いても素晴らしい活躍をしたと言えます。
てっきりスクスタと同じく最終盤までせつ菜の正体を隠し、9人+1人の成立を最後の盛り上がるシーンにすると思っていたのでこれは予想外でした。まぁ「中川菜々」なんてキャラのクレジットは存在しませんし、元からの虹ヶ咲ファンだけでなく、勘の良い人なら気付きそうなので早々に明らかにしたのは英断だと思います。
さて、楽曲のお話に移りましょうか。
第1話の歩夢に続き、今回はかすみんが新曲を披露しました。「Poppin’ Up!」と名が付いており、自らの可愛さを伝えたい!という決意表明を表した楽曲となっています。スクスタの衣装連発に始まり、相変わらず出来が素晴らしいですね。
楽曲披露前にかすみんが魅せたロッククライムは凄かったなぁ笑
そして、侑のカットから始まったアニメ虹ヶ咲のOP「虹色Passions!」。こちらも歩夢の「Dream with You」、かすみんの「Poppin’ Up!」、EDの「NEO SKY,NEO MAP!」と同じくMV色が強い楽曲となっています。先輩グループのPVではダンスシーンをメインに一部日常シーンという配分でしたが、その割合が丸々ひっくり返ったようなPVとなってた、と言えば分かりやすいでしょうか。
ソロパートやデュオパートでは各キャラにスポットが当たったり、スーツ姿の格好良いメンバー等、今までのシリーズから考えられない演出が多く面白かったです。
本筋に関係ないところですが、小ネタというか個人的に好きな部分を挙げていきます。
先ず、1話にて出てきた「あゆぴょん」要素を拾って来たのは驚きでしたね。かすみんが出した偶然の産物でしたが、お陰でジブリっぽい作画で慌てる歩夢や、果林に「歩夢だぴょん」の練習がバレて焦る歩夢と、可愛いシーンが多く見られて嬉しかったです。また、歩夢でいうと、グイグイ距離を縮めるかすみんとそれを満更でも無さそうな侑との間にアワアワする事も多かったですね。スクスタ程、重い幼馴染LOVEではありませんが、こういうやり取りが好きなのでもっとやって欲しいです笑
また、2ndアルバム楽曲にあった「ワンダーランド」をかすみんのセリフに使ったり、スクールアイドル同好会の跡地を乗っ取ったのがワンダーフォーゲル部だったりと分かる人には分かるネタを入れているのも高ポイントです。 OPで各キャラのメンバーアイコンを出しているのも面白くて好きですね。
という訳で2話の感想でした。
中須かすみとはどういう人物なのか、このお話を見れば全て分かる。それくらい完成度の高いお話でした。それでいて、縦軸の今後(というか次回?)のメインになるお話の種蒔きをしているのは巧い構成になっているな、と思いました。
既に書きましたが、ヘイトを特段のキャラに集中させずないよう丁寧な作りになっており、勢いで押し通した先代達とは毛色が違うアニメになっているな、と改めて感じます。あくまで外伝的立場で、アニメ化の予定がなかったのがこういった良い方向に転がっているのかもしれませんね。
さて、次回はせつ菜回ですね。
スクスタでは1章のラスボスに据えられたこの案件。先程も書きましたが、3話にて決着を付けに来るとは思ってもみませんでした。どうやら明確なスクスタとの分岐点はここになりそうですね。
凄い楽しみにしているのは本当ですが、もし仮に3話でせつ菜が同好会に加入(復帰)した場合、元々同好会に所属していたメンバーの見せ場が無くなる恐れがあるというのが少し心配事です。加えて愛さんと璃奈もセット加入候補ですから「1話1人ソロ楽曲披露」という縛りの中、どのようにストーリーを展開していくか正直少し不安です。
まぁスクスタにあったストーリー上の問題点を早め早めに潰しているので、上手い事やってくれるだろうと期待しています。何せシリーズ構成は『GO!プリンセスプリキュア』や『八月のシンデレラナイン』の田中仁さんですからね。ファンが抱えている不安を消してくれるような物語を魅せてくれると信じましょう!
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