エフライの感想記

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感想《2020 F1 第14戦 トルコGP》101人目のポールシッターに史上2人目の7冠王者爆誕。雨によって翻弄された9年ぶりのイスタンブール。

11年以来、9年ぶりに開催トルコGP。地震の影響が心配されましたが、サーキットには特に問題が無かったようで何よりです。

ここはターン8を筆頭に面白いレイアウトを取っているサーキットなので、イスタンブールにて久々にF1をやると聞いた時はワクワクしましたね。一体どんなレースが見られるか楽しみにしていました。天候も荒れ模様な予報でしたしね。

 

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戴冠ハミルトン

 

そんなトルコGPでシューマッハに並ぶ7度目の個人タイトル確定を狙っていたのは現王者ルイス・ハミルトン。ここで同僚のボッタスがハミルトンより8pts多く獲得出来なければ王者決定、という楽な条件で迎えたトルコGPでしたが、そう簡単にタイトルは降ってきませんでした。予選決勝共に雨が絡み、ハミルトンは予選6位に終わってしまいました。ボッタスが9位とより下位に沈んだので、タイトルを考えればイージーウィンにも程がある状況でしたが、恐らくハミルトンはタイトルより優勝に目を向けたのでしょう。決勝ではキレッキレの強さ、巧さを魅せつけ4年連続7度目のタイトルを15年以来3度目となる優勝を持って飾りました。

 

正直強すぎますね笑。どんな状況でも気がつけば先頭に居るのは44番。他チームはお手上げじゃないでしょうか。1ストップを成功させる卓越したタイヤマネージメントに加え、前の車を抜きあぐねていた時にベッテルがピット、アルボンがスピンと一気に前が開けるという運の強さも感じました。強くて速くてツキもある。どうしたら良いんだ…

 

 

 

そんな"ある"が多いハミルトンに対して、ボッタスは"ない"が目立つレースでしたね。予選ではアルファロメオのライコネンの後塵を拝す9位。決勝ではスピンを連発するという精彩を欠き最終的に14位に終わりました。スタートで順位を上げかけたものの、ルノーの同士討ちに巻き込まれた形で回ってしまったのが運の尽きでしたね。ハミルトンはスピンしたアルボンに当たりそうで当たらないという幸運があったのにボッタスにはない…。ハミルトンとトコトン対照的なレースでした。

まぁボッタスは、こういう日もあると切り替えるしかないですね。タイトルも決まってしまいましたし、来年の為にも次戦以降の巻き返しに期待です。

 

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個人的殊勲章

 

さて、個人的殊勲章ですが、やはりタイトルを決めたハミルトンは外せないですね。難しい路面コンディションにも関わらず抜群のスタートを決め、ミスなく1ストップ作戦を完遂し大逆転勝利を収めたのは賞賛ものです。

 

他はというと、躍進したレーシングポイントの2人は該当するでしょう。ストロールは最終的に9位とあまり冴えない成績でしたが、予選で101人目となるPPを獲得したのは素晴らしかったです。決勝も最多リードラップ取ってますしね。モンツァ以降の不運は吹っ切れたと思います。「教わった事は無かった」と言っていましたが、マッサが成し遂げたトルコPPやメルセデスの連続PP阻止を再現した辺り、学んだ事あったでしょ笑と言いたいですね笑

 

jp.motorsport.com

 

PPを同僚に譲り、自己ベストの予選結果(3位)を残したものの"持ってなさ"が垣間見れたペレス。しかし、彼の本領は決勝で見られました。スタートで2位に上がると、そこからストロールに対してタイヤマネージメントの差を見せつけ、ハミルトンと同じ1ストップを完遂し2位をもぎ取りました。レッドブルの2人やフェラーリの2人からの猛攻を凌いでの2位ですから価値が高い2位ですね。

ペレスの表彰台は18年アゼルバイジャンGP以来ですよね。国旗と台の位置が合わないというトラブルが表彰式でありましたが、こうやって再びポディウムに乗るペレスを見られて嬉しいです。来年のシートが決まっていないのが惜しいですね。

 

これら3人以外にはベッテルを入れたいです。予選ではアルファロメオに惨敗しましたが、スタートで順位をジャンプアップするとハミルトンやレッドブル勢と互角の走りを披露しました。最終成績の3位フィニッシュが幸運が引き寄せたもの、と形容されるのは否定出来ませんが、これまでの今年の苦戦状況を考えれば多少のラッキーがあっても良いですよね。久々に笑顔なセブが見られて嬉しかったです。ハミルトンに「おめでとう」と言っていましたしね。人として尊敬出来ます。

 

 

以上の4人が今回の個人的殊勲章ですかね。4人の次戦以降の大活躍も期待していま…、いや、ハミルトンは控え目でお願いします…笑

 

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その他

 

ベッテルの同僚、ルクレールも良いレースをしていましたね。ファイナルラップにミスをしたペレスを抜こうとして結果的に順位を下げたのは残念でしたが、良いトライだったと思います。ああいうとこで挑む選手、滅茶苦茶好きです。チームのカシラであるビノットがリモート参戦という何時もとは違う状況でこの好成績なので、来年もこの体勢で行きましょう!

 

5位と8位に入り、W入賞を果たしたマクラーレンは、フェラーリと同じく予選の悪い流れを払拭した形となりましたね。予選では2人ともQ2落ち、しかも両者グリッドダウンペナルティを貰うという泣き面に蜂状態から良く巻き返したと思います。サインツは表彰台まであと1歩という所まで行きましたし、ノリスは追い抜きが良く映っていた印象です。シーズン序盤に比べ最近大人しめなマクラーレンですが、底力はまだまだ健在なようで安心しました。

 

レーシングポイントやマクラーレンとコンストラクターズランキング争いをしているルノーは、今回10位、11位とあまり振るわない結果となりました。リカルドが何とかポイントを持ち帰ってきましたが、1周目の同士討ち以外あまり印象に残らなかった週末でした。あ、そういやリカルドが珍しくスピンしていましたね。でも、本当それくらいです。最近あった勢いがこれで消えない事を祈ります…。予選では5位と7位だったんだけどなぁ…

 

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さて、雨という事で躍進が期待されたホンダ勢は、正直取りこぼしたレースと言えるでしょう。レッドブルが予選で2位と4位に入りましたが、負けたのはメルセデスでなくレーシングポイントですからね。勿体ない感じが凄いです。決勝でも結果は6位と7位でボロクソに悪い訳ではありませんが、コンディションを考慮するともっと前、何なら表彰台の頂点を狙えただけに残念です。参戦300戦目を好成績で飾って欲しかったんですけどね。仕方ない。フェルスタッペンのペレスへのアタックには痺れましたが、あのスピンが今回のレースのハイライトでしたね。

 

フェルスタッペンのナイスファイトに加え、アルボンがある程度復調した事がポジティブ要素でしょうか。決勝ではスピンをし、結果的にハミルトンの優勝をアシストしましたが、終始フェルスタッペンと同じ感じで走れていたので良かったです。残留がかかっていますからね。頑張って欲しいです。

 

アルファタウリは、全くと言って良い程印象にないですね汗。クビアトがQ1でスピンしてノックアウト喰らった位ですかね…。2人ともスタートで大きく順位を上げたものの入賞までは程遠い位置に居ましたし、特にド派手なやらかしもありませんでしたからね。フリー走行では行けそうな雰囲気だっただけに空気になってしまったのは残念です。開幕戦の頃が帰ってきた感じがしました。

 

 

推しであるライコネンが在籍するアルファロメオは、予選で素晴らしい活躍を魅せてくれましたね。初のQ3進出、それも2台揃ってというのは、ザウバー時代から数えて参戦500戦目という記念すべきレースに素晴らしい花を添えました。8位と10位という結果にはもう少し上を狙えたのでは…と欲が出てしまう所ですが、レッドブルと共にセッション開始早々にアタックしていく様は惚れ直しました。特にライコネンはフェラーリ2期時代、雨で冴えませんでしたからね。まだまだ腕が鈍っていない事が分かって良かったです。拍手喝采な予選に比べ、決勝ではジョビナッツィがレコノサンスでクラッシュを喫したり、ライコネンのピット作業が遅かったりと散々なものでした。まぁレッドブルと違い期待値がそこまで高くないチームなので、予選で良い夢が見られただけでも満足です。

 

レコノサンスでクラッシュというとラッセルもやっていましたね。2人とも無事にスタート出来て良かったです。メカニックさん、お疲れ様です。ウィリアムズは何とも微妙な感じでしたね。一瞬ラッセルの入賞が見えた瞬間がありましたがノリスが掻っ攫って行きましたし、気がついたら下位に沈んでいましたし。色々あったものの予選決勝共に下位から脱出出来なかった印象です。ラティフィもスピンしてグロージャンと絡んだ位しか印象にないですね…

 

最後にハースですが、まぁ悲惨でしたね。グロージャンは接触からのブレーキトラブル再発と不運に見舞われました。マグヌッセンもスタートダッシュに成功し、一時は入場圏内を走行していましたがピット作業ミスというツキの無さ…。イモラでの頭痛もそうですが、離脱を発表してから良いところが無いのが可哀想…。満足な形で有終の美を飾って欲しいです。

 

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まとめ

 

という訳で第14戦の感想でした。金曜フリー走行で碌にグリップしない事が分かると、予選は雨でマトモにアクセル踏めない程大混乱。そして決勝はインターでの我慢大会で予選とはまた勢力図が大変更、と見ている方も、やっている方もしんどいレースウィークでした。オンボード映像の時の緊張感は随一でしたね。

そんな難しい条件で新しいポールシッターが生まれつつ、最後は王者が頂点に立つというのは物語として巧く出来ているな、と感じました。やっぱり今のF1のトップはハミルトンですね。

 

また、今回のレースは、サーキットに犬が乱入したり、Q2にてラネィフィ車の撤去作業が終わってないのにも関わらずセッションを開始したりと、レースに関係ない場面でも話題が多かった気がします。

 

 

今週の癒し。イモラでは猫が居ましたね笑。

 

 

「はたらくくるま」的な図鑑に居そう。

 

ワンコや珍しい車は兎も角、Q2開始の件はどういう判断をしているのか疑問符が大量に付きます。ビアンキの一件から何を学んでいるのか是非聴きたいですね。FEやSFじゃないんですから安全性はキッチリして欲しいものです。まぁイモラで謎のタイミングでVSCを出したり、ムジェロにてメルセデスの助言があったにも関わらず危ないタイミングでSC解除を通告したりする運営ですからね。期待するだけ無駄かもしれませんね…

 

 

まぁそんな暗い話は置いといて、次回はバーレーンGPですね。ちゃんと調べていませんが恐らくナイトレースないしはトワイライトレースでしょうね。あの夜のサーキットをマシンが走る非日常感が好きなのでとても楽しみにしています。

 

タイトルが決定し、僅かでも緊張感が緩んだ中で優勝争いにどういった変化が起きるかという事が次戦以降の見所ですね。ハミルトンは、タイトル確定後暫く調子を落とす事が良くありますからね。ボッタス筆頭に逆襲が見られるかもしれません。まぁ、ここ数年、ハミルトンの不調傾向はあんまり見られませんが…。ですが、ここで悲観的になれば、来シーズンの期待を持てなくなってしまうので他のドライバーの躍進を祈っときます。頑張れ!ボッタス!レッドブル!

 

 

 

 

F1速報 2020年 12/3号 第14戦 トルコ GP

F1速報 2020年 12/3号 第14戦 トルコ GP

  • 発売日: 2020/11/19
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