エフライの感想記

のんびりやっていきます。

F1 2020年シーズンを振り返って

あまりに突然だった今宮純さんの訃報から幕を開けた2020年。コロナウイルスの影響もあり一時はどうなる事かと思いましたが、7月にレッドブルリンクで開幕戦を迎えると、そこから何とか17戦ものレースを積み重ねる事が出来ました。開幕からベッテルの跳ね馬離脱を筆頭とする移籍話があったり、ホンダの撤退発表だったり、コース外でも話題が尽きなかった2020シーズン。そんなシーズンを振り返っていきます。

 

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メルセデス

 

 

強い。兎に角"強い"の2文字が似合うチームでした。これでPU時代に入った14年から7年連続Wタイトルです。小学1年生が中学校の1年間を終えるまでの年月、F1を支配しています。去年はまだサーキットによって他のチームにチャンスがあるような空気がありましたが、今年はそんな隙もありませんでしたね。結局開幕戦辺りのギアボックスの不安は何だったんでしょうか。

ドライバーに目を向けると、先ずハミルトンが化け物過ぎましたね。運も味方にして、例え三輪車になっても、足がつっても優勝するのには正直引いてしまいましたね。13年後半のベッテルのように、「何もなかったらこの人が勝つ」状態なのは流石です。来年は100勝と100PPが見えてきそうですね。まさかシューマッハを超えるのがこの人だとは思わなかったな…

対してボッタスは自身のツキの無さが露呈した感じがします。デブリを拾うのは当然、PUにトラブルが起こったり、ピットから遠い所でパンクしたり…。予選はハミルトンと遜色ないんですけどね。ラッセルの実力がハッキリしたのも相まって、来年は背水の陣となりそうです。

そういえば、来年も黒マシン継続なんですかね。自分の中ではシルバーアローのイメージが遠い昔のように感じます。そろそろNA時代の脆さを出してくれても良いんですよ…?

 

レッドブル

 

 

我らがホンダPUを搭載するレッドブル。昨年は、レッドブルリンクにてルクレールをぶち抜いて初優勝。インテルラゴスでは圧倒的な強さであわや1-2と"一定の成果"を残した為、必然的にもう1つ2つ3つ上の結果を期待して臨んだシーズンでした。しかし、終わってみれば、残念ながら常にメルセデスの後塵を拝す結果になってしまいました。ですが、ちゃんとランキング2位に入れてのは良かったポイントです。最終戦で強かった事は、来年への希望となりそうですね。来年こそ頼みます!

フェルスタッペンは一時「表彰台かリタイアか」みたいな極端な結果が続いたように浮き沈みが激しかった印象です。勿論、全部が全部彼の責任ではないのは分かっていますが、安定感が欲しいな、と思ってしまいます。まぁ「何かやってくれそう感」がフェルスタッペンの魅力だと思うので、来年も大暴れして欲しいですね。

アルボンは…どうしちゃったんでしょうね。昨年トロロッソにてピットレーンスタートから10位入賞とか、レッドブル昇格後も鈴鹿でフェルスタッペンと同タイムとか、遅くない事は証明しているので、今年ここまで沈んだのは正直意外でした。今年の開幕戦か、去年のインテルラゴスかのどっちかでハミルトンと接触する事なくレースを終えていたらまた違ったんでしょうか…

 

マクラーレン

 

 

正直、開幕前はマクラーレンがコンストラクターズ3位に来るとは少しも考えていなかったです。開幕戦で表彰台に登ると、そこから大きく勢いを殺す事無く最後まで駆け抜けた印象ですね。中団トップのマシンとはお世辞にも見えない中で総合力で3位をもぎ取った辺り、レーシングチームのマクラーレンが帰ってきたようで嬉しいです。

ノリスは、兎に角レッドブルリンクでの躍進が凄まじかったですね。開幕戦は気合でハミルトンの5s以内に入って3位。第2戦は最後にレーシングポイントの2台を調理しての5位。それ以外のレースでも非凡さは魅せましたし、今後が楽しみです。

サインツは、ノリスと比べてトラブルやリタイアが多かった印象ですが、最終的にランキング6位に入る成績を残しました。個人的には、やはりモンツァが印象に残っていますね。あれは彼にとっては悔しいレースだったと思います。来年からは翼が付いているか怪しい跳ね馬さんチームに移籍するサインツ。頑張って欲しいものです。

来年はノリスとリカルドというコンビで更なる躍進が期待出来るマクラーレン。PUも再びメルセデスに戻しますしね。ノリスのご機嫌な無線とリカルドのシューイが待ち遠しいです。

 

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レーシングポイント

 

 

前評判から良かったレーシングポイント。"ピンクメルセデス"等と揶揄され、実際に15pts没収されましたが、没収も納得の強さを魅せました。前半こそ上位で戦う事にチームもドライバーも慣れていなかったのか取りこぼしが目立ちましたが、後半は本来の強さを引き出せていましたね。

今年限りでこのチームを去るペレスは、相変わらずのタイヤマネジメントの巧さが光りました。2戦欠場したのにも関わらずランキング4位とか意味分からん。来年どうなるんですかね、彼。時たまマクラーレン時代の面影が「こんにちは」する以外は完璧だと思うので何処か拾ってくれたら良いのですが…。サクヒールで成し遂げた優勝は、落ち幅が凄い分、去年のレッドブルリンクより物語性がありましたね。

相方のストロールは、2回程表彰台に上がる躍進を遂げました。接近戦に課題が残るもののデビュー時のリタイア祭りから着実に進化しているのを感じます。

来年はアストンマーチンになる為、カラーリング変更が濃厚です。折角ピンクマシンに見慣れたのに少し勿体ないですね。ベッテルが加入する事でどういうチームになるか、楽しみです。

 

ルノー

 

 

16年にワークスとして復帰してから早5年。ようやくワークスらしい戦果を持ち帰る事が出来たのではないでしょうか。僅かな差で3位を逃しましたが、ポテンシャルは有り余っていると思います。

リカルドは、昨年の鬱憤を晴らすが如く2回の表彰台を含むランキング5位という好成績を残しました。やっぱりこの人の悪魔のような笑顔は映えますね。ニュルブルクリンクで忘れていたシューイをイモラでリベンジしたのは面白かったです。表彰式で見せるリカルドの笑顔は誰よりも怖い。

帰ってきたオコンは、リカルドの陰に隠れてしまう事が多かったですが、持ち前のタイヤマネジメントでポイントを積み重ねていた印象を持ちます。トラブルが彼に集中したのが不運でしたね。

PUの不安も小さくなり大きく成績を伸ばしたルノー。来年はアルピーヌに名前を変えての参戦です。アロンソもカムバックしますしね。腕が鈍ってないか心配ですが、楽しみが増える事には変わりありません。

 

フェラーリ

 

 

ノーコメントはダメですか?そうですか。

時たま低迷する事に定評がある赤い跳ね馬さんチーム。自分が見た中では09年と14年と規則が大きく変わるタイミングで失速していましたが、今年はそこまでレギュレーションが変更されていないのにも関わらず下位に沈んでしまいました。開幕戦こそ持続可給付金(by川井ちゃん)で2位に入れましたが、そこからは暗いトンネルを彷徨う事に…。トルコくらいですかね、他で良かったのは。次第にQ2敗退に関して何も思わなくなっていた自分が怖いです。昨年は実権争いでゴタゴタしたドライバーも、今年はそんな事を余裕がなく入賞するか否かでアップアップでした。戦略も相変わらずで、ピットも遅いですし、跳ね馬ではなくポニーなのではと思ってしまいます。1000戦目記念カラーがカッコ良かったのが今年の1番の収穫ですね。

ルクレールは、残念マシンながら何とか成績を残そうと、もがいていた印象です。昨年チラチラ見えていたオーバードライブが、今年は結構ハッキリ姿を見せていましたね。ハミルトンもデビューして直ぐは暴れまくっていたので、この壁を乗り越えたらルクレールはもっとビッグなドライバーになれると思います。幸いな事に次に自身を脅かす存在になりそうなミックは、フェラーリに来るまでまだまだ時間が必要ですからね。じっくり仕上げていって欲しいです。

開幕前から離脱する事が決まっていたベッテルは、ひたすら低空飛行でした。見ていて気の毒でしたね。まるでマッサやライコネンを見ているようでした。特にスペインのレッツゴー作戦は酷かったです。あの時はルクレールはトラブルに見舞われていたのでベッテル1人に集中出来るはずなのに…。来年の復活に期待です。

ベッテルの代わりにはサインツがわざわざマクラーレンからやって来ます。彼が絶望しないようなマシン作り、戦略、ピット作業を頼みますよ。全部は無理でもせめてどれか1つはやって下さい、お願いします。因みに、リードラップが1周も無かったのは73年、92年に続く3回目だそうですよ。あのボンクラだった09年でもライコネンがスパで勝ってますし、14年もアロンソがハンガロリンクで使い古したタイヤでリカルドやハミルトンからの猛攻を凌いでましたからね(最終的にアロンソ2位、リカルド優勝)。今年は酷過ぎた。

 

アルファタウリ

 

 

チーム名を変えて臨んだ今シーズン。最初は昨年までのカラーリングが良かったな…と思いましたが、終わってみればこっちのカラーリングも好きになりました。開幕戦の「中団にも混ざれない、かといって後方でもない」という微妙な状況から良く巻き返したと思います。7位と聞くと微妙かもしれませんが、フェラーリと僅か24pts差というのは立派でしょう。前半にポイントを獲れなかったのが順位に響きましたが、後半はすっかり3位争いのチームと戦えていました。

ガスリーは、昨年のレッドブルでの不振がウソのように好成績を残しました。ツキがあったとはいえ、初優勝を挙げたのは嬉しいサプライズでしたね。それ以外のレースでも追い抜きを仕掛けるシーンが多かった記憶。去年の前半から180度印象が変わったドライバーです。

クビアトは、前半こそガスリーの後ろを走っていましたが後半は絶好調でしたね。ランキングこそ14位と奮いませんでしたが、イモラで4位に入ったりヤス・マリーナの予選で7位に入ったりと速さが垣間見られた時が良くありました。実は、今年下位3チーム以外で表彰台経験のないレギュラードライバーって彼だけなんですよね。まぁ昨年登っていますし大きなマイナスにはならないと思いますが。

来年はどうなるんですかね。恐らくクビアトと角田くんを入れ替えるのでしょうけど、その変化が戦力図にどのような変化をもたらすか楽しみです。久々の日本人ドライバーですしね。個人的にクビアトも好きなので何処か拾って欲しいですが、厳しそうなのが残念です。

 

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アルファロメオ

 

 

本家がこけた為、割を喰ったチームその1。昨年の速さは何処へやら。Q1突破が困難になる程低迷してしまいました。コンストラクターズポイントが、このチームより上は3桁なのにも関わらずアルファロメオ以下が1桁という事が、その悲惨さを表しています。参戦500戦を迎えた今シーズンは好成績で飾れませんでしたが来年は頑張って欲しいですね。

ライコネンは、最多出走を記録したのが今年の思い出ですかね。本人は全く気にしていないようですが。残念ながら予選でジョビナッツィに負けてしまいましたが、決勝ではまだまだやれる事を証明したと思います。時たまフェラーリの前に居ましたしね。ポルトガルのスタートは未だに何度も見てしまいます。

 

 

ジョビナッツィは、昨年からの成長が見られたシーズンでした。ライコネンに予選で勝ち越したのがその証左でしょう。スタートも抜群ですし、あと1つか2つ歯車が合えば更なる好成績が望めそうですね。ライコネンとの先輩後輩感が好きなので二人三脚で上位進出を果たして欲しいです。

 

ハース

 

 

本家の煽りを喰らったチームその2。アルファロメオは度々お馬さんの前になる事がありましたが、ハースはそんな事無く終始ブービー争いをしていました。ペナルティ覚悟でフォーメーションラップ中にボックスを指示し入賞を勝ち取ったハンガリーGPがハイライトですかね。後、最終戦で最終盤にタイヤを替えてラストランを飾ったのも好印象。

マグヌッセンは、上記のハンガロリンクの印象が強いですね。他には、イモラで頭痛が酷いマシンと格闘していたのが記憶に残っています。F1は今年で卒業ですが、浪人することなくIMSAでのシートが既に決定しています。ここでの好成績、期待しています。望む事なら2世でル・マンに出て欲しい。

グロージャンは、兎に角バーレーンGPの事故で大事にならなくて良かったです。炎上の他に、ムジェロで1周目の大クラッシュに巻き込まれたり、リスタート時に目の前で大クラッシュが起きたり。加えてニュルブルクリンクでは指に小石が当たったり、と災難な1年でしたね。比喩抜きに生きていて良かったです。彼のハイライトは、ソチでターン2のボラード?板?をぶっ飛ばした事ですね。また、元気に走る姿が見たい。

このチームは来年、ミックとマゼピンという良くも悪くも話題の多い新人を乗せます。どのような化学反応が起きるか楽しみですね。個人的には彼らに加え、グロージャンの代打を務めたピエトロも見たいんですよね。マグヌッセンと遜色無かったですし、多分ちゃんと準備したら速いと思います。後、ちゃんとしたグリッド紹介の画像を見たい。あれは渋すぎる。

 

ウィリアムズ

 

 

全10チームの中、唯一0ポイントに終わったウィリアムズ。昨年までのF1.8位の状況から良く巻き返したと思いますが、トコトン入賞チャンスを逃していた記憶。ですが、度々Q2に進出していたり、アルファロメオやハースと接近戦を演じていたりと、古豪復活へ着実に歩みを進めていると思います。

ラッセルは、2年連続対チームメイトに無敗のままシーズンを終える事が出来ましたね(サクヒールは除く)。ハミルトンの代打でメルセデスに乗った時は素晴らしい働きをしましたし、未来が明るいドライバーの1人だと思います。願わくば、全盛期ライコネンや、ここ最近のボッタスに匹敵するツイてなさを改善して欲しい。

ラティフィは、折角のF1デビューがコロナで遅れた可哀想なドライバーでしたが、対ラッセルにおいて最低限の仕事をしたと思います。ラッセルがメルセデスに乗らなければランキングも勝てましたしね。来年の飛躍に期待です。

そして、遂に(?)クレアが一線から退きましたね。一時代が終わったようでしんみりしてしまいます。モンツァでの2人の無線は胸アツ。

 

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まとめ

 

 

という訳で2020シーズンの振り返りでした。チャンピオン争いは争いが全く起こらないつまらないものでしたが、13人ものドライバーが表彰台に登り、2人の新しいグランプリウィナーが生まれるという激動のシーズンでした。開催が危ぶまれたのが遠い昔に感じますね。

 

さて、来年は現規則最終年です。もっと言えばホンダのラストイヤーで、(恐らく)我が推しライコネンの最後のシーズンです。彼らの躍進を大いに期待しています。相も変わらず打倒メルセデスが見どころになると思いますが、ぶっちゃけ何処が勝とうと面白いレースが見られるなら何でも良いです。マイケル・マシが変な事をする気力を失う程、良いバトルが見られたら良いですね。では、皆さんまた3月に。

 

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