エフライの感想記

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感想《ラブライブ!スーパースター‼ 第1話「まだ名もないキモチ」》新しい世界へとらっぱっぱ。これぞ新たな"ラブライブ!"

いつだって歌っていたい…

 

やっぱり私…

 

歌が好きだ!!

 

そうそう、これぞ"ラブライブ"なんだよなぁ…

 

ラブライブ! スーパースター!! 1 (特装限定版) [Blu-ray]

 

時は遡る事2020年1月。ファン待望の、夢のようなお祭りが開催されました。『ラブライブ!フェス』。初の3シリーズ合同イベントには、とても胸が躍らされましたね。そして、そのライブ開催に合わせてシリーズ最新作がお披露目になりました。『ハロー!!!ラブライブ!』と仮称付けられた新シリーズは、「5人体制」、「新設校が舞台」、「アニメ化が既に決まっておりスタッフはμ's時代の方が集結」等と、尋常じゃない程気合を入れて作られたプロジェクトだなと、実感した事を覚えています。

『ラブライブ!スーパースター‼』と名称が変わり「Liella!」というグループ名を冠して迎えたアニメ放送。Eテレという大本営の力を借りてお送りされる新しい『ラブライブ!』に胸がとてもワクワクしました。

 

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"ラブライブらしさ"が半端ない

 

前置きはこの辺りにして、1話の感想に移ります。一言で表すなら、全体を通して「滅茶苦茶ラブライブっぽいな」と感じました。具体的に何処がどうというのは詳しく言えませんが、直近作が出自から外伝感MAXだった虹ヶ咲という事もあって、王道にラブライブしているな、という感想を抱きました。まぁ脚本から監督からμ'sを作った人なので、そう感じるのもある意味当然なんですけどね。「本流のラブライブだな~」と思いながら視聴していました。

過去にトラウマを抱えたかのんが、留学生のクゥクゥと出会い、一旦はスクールアイドルへの誘いを断るも最終的には挑戦を決意。そして挿入歌、という流れはラブライブらしさ全開でしたね。冒頭にかのんの自己紹介があったのも相まって、μ'sリスペクトを良い意味で感じました。

 

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各キャラ、今回の活躍

 

各キャラに目を向けていきます。先ず主人公格の澁谷かのんですが、現実味というか等身大のキャラ感が凄いですね。音楽科に落ちた事を、友達の前では気にしていないように振る舞いつつも家の中では引き摺りまくっているという、"ありがち"な感じが個人的に凄い刺さりました。小学生の時から"ここぞ!"という場面で声が出ないあがり症は、今後のキーポイントとなりそうですね。穂乃果とも千歌とも歩夢とも違い、どちらかというと受動的に始める事となったスクールアイドルが、彼女にどのように影響を与えるか、今からとても楽しみです。

 

そしてかのんと共に1話にて大活躍をしたのが、留学生の唐 可可(タン クゥクゥ)でした。PVが公開された時から思っていましたが、彼女がLiella!の実質的な創始者になるとは予想外でした。スクールアイドルになる為に日本にやって来たという行動力を活かし、冒頭から勧誘に勤しんでいたのが印象的です。かのんに対し「スバラシイコエノヒト」という評価を下したり、「好きな事を頑張る事に、おしまいなんてあるんですか?」と声を掛けたりと、行動以外にも目立つところが多かったです。しかし、折角来た結ヶ丘がスクールアイドルに対して否定的だったのは誤算だったでしょうね。彼女といいスクスタのエマさんといい留学生への逆風が強い。話を戻すと、興奮したら母国語が出るという設定は新鮮で面白く感じました。絵里は兎も角、鞠莉もエマもあまり母国語を話す時が無かったですからね。これからも思わず出てしまう中国語に注目です。勉強した事ないから全然分からないけど。

 

かのんと幼馴染と明言されつつも、1話の時点ではあまり出番がなかったのが嵐 千砂都でした。辞書登録必須な名前ですね。まぁ高校以前からの友人という部分は変わっていなさそうですし、次回予告でも一緒に居た事から、アニメの千歌と果南のような謎の疎遠関係にはなっていないと考えています。流石に幼馴染設定剥奪されたらLiella!大丈夫か?と思います。かのんが落ちた音楽科に在籍という事で、千歌にとっての曜みたいな、存在だけで自身のコンプレックスを助長させるような関係になっているのが今後の楽しみな所ですね。「友情ヨーソロー」や「みんなの夢、私の夢」みたいな展開、期待しています。

 

今作の"立ちはだかる壁役"の葉月 恋。"結ヶ丘の創設者の娘"という今作の権力者枠も兼任している硬度10(死語)なキャラですね。主にスクスタのお陰で"権力者の娘"に対して良い印象を抱いていないのですが、上手い落し所に着地して欲しいものです。恋自身は、より良い学校にしなくてはいけないという使命感からスクールアイドルにNOを突きつけている絵里タイプなのか、独断でNGを出しているダイヤさんタイプなのか、一体何方なんでしょうか。その真相が明らかになる次回以降が待ち遠しいです。

 

アニメ放送前から弄られキャラ枠が定着しつつある平安名すみれは、今回5人の中で誰よりも出番がなかったですね。次回予告を見るに来週から本格的に活動しそうだと感じたので、2話のお楽しみですね。現状かのん達との接点があまりないので、どう絡んでくるのか楽しみです。

 

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楽曲について

 

楽曲に関しては、「未来予報ハレルヤ!」が挿入歌としてお披露目されました。OPでもEDでもなく挿入歌。しかも、かのんのソロ、或いはかのんとクゥクゥのデュオが固い流れでの全体楽曲だったので、二重三重に予想外でした。大人の事情を感じてしまいますね。楽曲自体は「ススメ→トゥモロウ」や「決めたよHand in Hand」の流れを汲む、明るい楽曲でした。この2曲と違うのは、作中で実際に披露された楽曲として処理された事でしょうか。恐らく作品内では、5人ではなくかのんのソロとして歌われたのでしょう。個人的にはそっちが見たかった気もしますが、まぁ仕方ないですね。先輩らと違って5人しか居ない以上、参加楽曲に差を付けられない可能性がありますから。

そして「リエラのうた」というものがEテレでのみ流されましたね。NHKのセルフオマージュでしょうか。特別感があってとても好きです。Blu-rayとかの購入特典になりそうですね。

 

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次回以降の期待

 

最後に今後の展望ですが、既に綴った、かのんのあがり症や、音楽科の千砂都と普通科のかのんの関係は見所になりそうですよね。これらの爆弾が、何時、どのように爆発するのか楽しみです。また、音楽学校という前身に基づく音楽科優遇の学校方針も今後のキーとなりそうですね。普通科と特進で自転車のステッカーの色が違ったり、駐輪場の場所が異なったりする事は、地元の私立学校で見たり聞いたりしましたが、制服が異なるまで違うのは初めて見ました。アニメにて初めて出てきた、この音楽科絶対の学校の姿勢が物語にどのような影響を与えるのか。ワクワクしている所存です。まぁせつ菜の衣装であったり浦の星の1年のノースリーブ制服といったキービジュアル詐欺or説明なしの前例があるので、なあなあで終わる気もしないでもないですが。期待するのは自由ですからね。楽しみにします。

 

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まとめ

 

という訳で第1話の感想でした。根幹は継承しつつも所々変わっており、ラブライブらしさに溢れつつも新鮮な面白さがある。そんな感情を抱いた初回でした。これからどんな「私を叶える物語」が物語が展開されるのか、とても楽しみです。オリンピックがあり、安定した放送は見込めませんが、その分とびっきりの完成度を期待しております!

 

 

次回のラブライブ→