エフライの感想記

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感想《Formula E 2020-2021シーズン(第7シーズン) 第14戦 ベルリン》最終ラウンド開幕。白熱のランキング争いの行方は…!

早いもので、遂に最終の2連戦を迎えた今シーズンのFE。予選システムの綾もあり、混戦に次ぐ混戦で、熾烈なタイトル争いを繰り広げているだけに一時も見逃せない週末となっております。そんな最終決戦の舞台はベルリン。昨シーズンは、6連戦という超過密日程で行われたサーキットにて今度はどんな争いが見られるのか。推しの飛躍を期待しつつスタートの時を待っていました。

 

 

2戦連続トップチェッカー

 

予選でフロントローを独占し、レース序盤を支配したテチータや、4番手5番手発進から終始速かったベンチュリ―といった好調な4台を退け、2戦連続のトップチェッカーを飾ったのは、アウディのディグラッシでした。前戦はトリッキーな戦略を取ってのトップチェッカーでしたが、今回はベテランらしい"業"を使った勝利でしたね。これぞベテランって感じのする、巧いレース運びでした。

最終盤は、モルターラとのトップ争いが熱かったですが、何とか凌ぎ切りましたね。これでディグラッシの敵は車検だけですね…汗。前回は失格でしたが、今回こそは優勝を確定して欲しいものです。

 

 

相方のラストも、アタックモードを巧みに使い、13位スタートから一時は4位を走行する、9位フィニッシュを果たしました。アウディのラストレース、第一陣は良い結果で終われましたね。本当の最終レースである次も、躍進して欲しいものです。

 

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個人的殊勲賞

 

優勝を飾ったディグラッシは勿論の事、7位スタートから3位に入ったジャガーのエバンス。2位、4位フィニッシュのW入賞を果たしたモルターラ、ナト擁するベンチュリーの2台も良い走りをしましたね。8分1回というのが今回のアタックモードのルールでしたが、それを上手く使っての上位フィニッシュでした。ルーキーながらシート喪失が噂されるナトですが、今回はエバンスに対するディフェンス等、印象的な走りが多かった気がします。最終戦での活躍も期待するところです。

 

後、22位発進から12位フィニッシュを成し遂げたバンドーンも良いレースをしたと思います。前戦ではローランドに魚雷特攻され優勝を逃した彼ですが、今回は下位スタートから良くぞここまで巻き返したね。残念ながらポイントまでは届きませんでしたが、持っている力の素晴らしさは健在で良かったです。相方のデフリースもクラッシュでノーポイントだったのを考えると、コンストラクターズランキングはキツくなったなぁと感じます。まぁ仕方ないですけどね。映像ないですけど、デフリースはリンと接触したみたいですし。最終戦の巻き返しに期待です。

 

今回の個人的殊勲賞は、以上の4人ですね。皆さんの最終戦の活躍も期待しています!全員で有終の美を飾れたら嬉しいですね!

 

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まとめ

 

という訳で第14戦の感想でした。接近戦が多く、とてもエキサイティングなレースでしたね。コースによっては無意味になる事もあるアタックモードも、今回は効果抜群で見ていてとても面白かったです。ただ、最終戦は4分を2回にして欲しいですね。そっちの方が戦略的には幅が出て楽しい事になりそうです。チャンピオン争いに関しては、デフリース、バード、フラインスの、レース前ランキングトップ3の全員がノーポイントに終わったので、より最終戦が待ち遠しく感じてしまいます。一体どういう結末を迎えるのか、知りたいようで知りたくない気持ちでいます。

さて、既に何度も言及している通り、次戦が最終戦です。タイトル争いは勿論の事、アウディ、BMWの卒業組がどのような結果を残すのか、楽しみですね。個人的には、F1卒業組やSFにゆかりのあるレーサーの躍進に期待しています。特に、レース後直ぐにインタビューを受けて下さったキャシディには頑張って欲しいですね!運営には、SCラン中に隊列が整えるよう配慮して欲しいものです。 

 

 

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