エフライの感想記

のんびりやっていきます。

第20回 JAF鈴鹿GPに現地参戦したお話。

先月末に開催されたSF最終戦こと、第20回JAF鈴鹿グランプリ。自分はこのレースを現地にて観戦したので、その時の思い出等々を旅行記的な感じで綴っていこうと思います。

 

レース自体の感想は↑こちらから。

 

10/3(日)に発売開始となっていたレースチケット。しかし、コロナ云々の為か、発売が1週間後ろにズレる事が9/29(水)にアナウンスされました。正直、このアナウンスによって色々計画が狂いましたね笑。何せ、10日は外せない所用があったので発売開始時間にPC等に張り付く事が出来なかったのです。「SFだしまぁチケット取れるだろう…」と高を括っていたのですが、現実はそんなに甘くはありませんでしたね。

というのも、V2座席という、事前に買おうと思っていた座席自体は確保出来たのですが、前売駐車場券は売り切れていて購入する事が叶わなかったのです。当日券があり、そっちの方が1000円/日で前売駐車券より割安なのは理解していましたが、自身が朝に弱い事、並びに、安心感という観点からどうしても前売り券が欲しかったんですよね。この失態から、現地観戦する当日は苦手な早起きを強いられる事が確定して、少しげんなりしたのを覚えています笑。結果的に、観戦した日、全てで寝坊する事なく駐車場を確保出来たのですが、帰宅してからの眠気は酷かったですね笑。前売り券は絶対確保するべきと身を持って実感した一件でした。

 

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都合が付き、金曜日からの観戦が叶ったSF最終戦。安全運転をいつも以上に心がけて自宅から鈴鹿に向かいました。下道で行った為、長時間ドライブとなってしまいましたが、無事に辿り着けて良かったです。サーキットに到着した時点で既に結構疲れていましたね笑。

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コチラにご挨拶して入場した鈴鹿サーキット。

ここに来るのは、2019年のF1日本GP以来だったので実に2年振りでした。懐かしい気分に浸りながらもサーキットの方に足を運びました。

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観戦券で入場出来るという事で、フリーパスだったサーキット。

遊園地の方は、幼稚園か小学校の遠足が2組くらいあった為、結構繁盛していましたが、こっちは静かでしたね。スタンド裏の飲食店も全て閉まっていたので、本当、ひっそりしていました。もっとお客さんが居ると思ったんですけどね。そこら辺はF1とSFの違いなんでしょうか。少し寂しく感じました。

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人が映らないように写真を撮っているとはいえ、流石に凄いでしょ?

流石に土曜や日曜になると、もっとお客さんが来場していましたが、それでもF1より遥かに少なかったです。いくら人数制限しているとはいえ、何とも言えない気分になりました。移動が快適なのは嬉しかったですが、もう少し繁盛して欲しいですね。SGTとまでは言いませんが、もっとこのカテゴリーの魅力が伝わって欲しいです。

 

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金曜日はSFマシンの走行はなく、サポートレースの走行がメインでした。

TCRやポルシェカレラカップ、そしてN-ONEと、色々タイプの違うマシンの走行が多く見られて眼福でしたね。久々の生エンジン音という事もあってテンション爆上がりでした。特にTCRやポルシェのハイパワーエンジン音は魅力抜群でしたね。インドア派なので、外出自粛はあんまり問題ないなと感じていたのですが、久々の遠出でパワフルなエンジン音を聞くと、一気に生き返る実感が湧きました。嬉しすぎて変な行動をしていたと思います。近くに人が居なくて良かった…

 

この金曜の走行で1番ビックリだったのは、N-ONEの横転事件ですね。

風が強かったのでブルブル震えながらB-1席で走行を見ていたのですが、突如N-ONEの87号車が2コーナーでスピンを喫しました。N-ONEはFFなので、TCR等他のカテゴリー車では聴けなかったタイヤスキール音が聞こえてきてどことなく怖いなぁと思っていたのですが、まさかひっくり返るとは予想外でしたね。ドライバーは直ぐに脱出していたので大事に至っていないと思いますが、流石に目の前での横転はビックリでした。19年日本GPでは、フェルスタッペンとルクレールの接触や、ガスリーとペレスの接触を肉眼で見ましたが、正直それら以上に驚きでした。

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運ばれるN-ONE。迅速な対応で鈴鹿スタッフの優秀さを実感しましたね。

 

金曜日について特筆すべき点はこれくらいです。

走行の合間を縫って遊園地で園児(児童?)に囲まれて昼ごはんを食べたり、走行をボーッと見たり、必要なお土産を買ったり、割とのんびり過ごした1日でした。宿に行く前にイオンモールに寄って買い出した際、駐車場所が分からず迷子になったのは良い思い出です。意外と広くて、そもそも目当ての駐車場に出れなかったりしてウロウロ彷徨っていましたね…。イオンモールの方、当方は不審者ではございません。すみません!

そうそう、そのイオンにてレジゴーというのを初めて体験したのですが、技術の進歩って凄いなぁと感じました。万引き等が増えそうですが、それ以上にレジ打ち要員の人件費削減の効果が大きそうですね。一気に近未来感を味わったお買い物でした。

 

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早めに就寝し、迎えた土曜日。前述の通り駐車場を確保しないといけないので割と早めに宿を出発しました。

金曜日時点ではまだ準備中だった出店でしたが、土曜日からはフルオープンでしたね。

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長くなるので3枚だけにしますが、レース開催時に良くある展示カーも割と豊富にありました。上記の有名所3車に加えて、ラリーカーやフォーミュラカー、NSX等、テンション上がる車が数多く展示されていましたね。前日の観戦とこの日の展示だけで結構満足してしまったのは内緒です笑。モタスポグッズ販売店でお馴染みのEURO SPORTSさんも出店されており、少なくない額をグッズ購入に費やしてしまいましたね。F1日本GPで売る予定だったであろうF1グッズも半額等の格安で売られていたので、予定より多く買ってしまいました。まぁ正規の価格より抑えめですから、財布へのダメージは小さいと思いたい…

 

この日のメインは、何と言ってもSFの走行でしょう!

TCRやポルシェで満足していたのですが、やっぱりフォーミュラは凄いですね。コーナリングスピードが他のカテゴリーとは全然違いました。エンジン音も大きいですし、滅茶苦茶楽しかったです。

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こちらはフリー走行でスピンをしてしまい、ドナドナされて返ってきた宮田選手のマシン。場内アナウンスでも一切触れられておらず、人知れず回った感じがしました。流石に扱いが悪い。

 

午後にあったSFの予選は、ひたすらに松下選手の走りが凄かったですね。自分は中嶋のピットが見える座席に居たのですが、彼がPPを確定させた際の盛り上がりようは凄かったです。今や角田くんという存在が居ますが、彼が現れる前の日本人F1ドライバーの希望は松下選手でしたからね。日本で頑張るのも良いですが、個人的には海外で走って欲しいなという気分です。

 

時を前後させますが、N-ONEの決勝は見ていてハラハラしましたね。スピードが遅い分、接近戦が展開され見ていて正直怖かったです笑。前日の横転もありましたしね。コンパクトなN-ONE約50台の走行で怖いな、多いなと感じたのですから、スピード差のあるマシンが混走するSGTや、参加台数の多い10時間耐久は一体どんな感じなのでしょうか。機会があればこれらも現地観戦したいですね。

因みに、優勝したのは158号車。「東近江」と書かれたリバリーが印象的な赤いマシンでした。

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おめでとうございます!

リバリー関係でいうと、アルファタウリカラーだったりマールボロカラーだったりと面白いカラーリングのマシンが多かったですね。正直SF以外のレースは良く分かっていなかったのでカラーリングで応援するマシンを決めていました笑。158号車のカラーリングは好きだったので、優勝出来て嬉しかったです。

 

SF予選後に帰るお客さんが多かったのが個人的な驚きでしたね。いくら王者が決まっている&走行台数が少ないとはいえ、TCRの決勝が残っていたので「皆、見ないんだ…」と思いました。レース自体はトップ2を走行していたHIROBON選手、猪爪選手両方にスタート手順違反によるペナルティ(前者がドライブスルーで後者がタイムペナルティ)が課されるという、ちょっと味気ない感じでしたが、見ていてとても楽しかったです。

勿体ない精神というか貧乏性なんですかね。見れるものは全部見ようと考える人が自分以外にあまり居なかったのが意外でしたが、楽しめたので良かったです。

 

そういえば、この日もイオンモールで夕食や買い出しを済ませました。土曜日だったので金曜よりも利用客が多く混雑していましたが、「まぁこんなもんだよね」という感じでしたね。この日は迷子にならなくて良かったです。流石に同じ手は踏まないぞ。

 

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最終、日曜日。

鈴鹿に向かう前から天気予報が変わっており、曇天に見舞われました。それどころか雨降っていましたね。TCRの予選、SFのフリー走行、ポルシェの決勝はウェットで行われた中、徐々に路面が乾いてきたのもあって、TCR決勝は1台だけウェットタイヤ装着という面白い展開になりました。結局はドライタイヤが正解でしたが、果敢なチャレンジだったなと思います。

SF決勝については…まぁ良いですね。該当記事を御覧下さい。松下選手へのペナルティは残念でしたが、インパル勢の躍進や福住選手のリベンジ等、見所が多く大変満足なレースでした。出来れば、もう少し長い距離を走って欲しい気もしますが、この短距離だからこそバトルが展開されている事を考えると、さじ加減が難しいですね。

 

表彰台や野尻選手へのインタビュー、星野さんのインタビュー等を一通り見た辺りで自分はサーキットを後にしました。遊園地ゾーンにあるお土産コーナーが滅茶苦茶混んでいたので、金曜日に購入していて正解だったなと思いましたね。多少荷物は嵩張りますが、移動手段が自動車なので大して問題にならなかったのが大きかったです。買えるうちにサッサと買っとくのは得策だと身に沁みて感じました。

 

帰り道は、F1程ではありませんでしたが結構渋滞していましたね。金曜、土曜に遭ったイオンモール渋滞とSF帰宅渋滞が合わさって中々カオスな光景でした。

そうそうこの3日間は、兎に角、上記の車線規制に悩まされましたね。片側一車線の道で片方が工事で走行不能でしたから、信号と噛み合わなければ青信号なのに全く動かないという状況が普通に起こりました。仕方ないとはいえ、工期をズラして欲しかったなぁというのが本音ですね笑。只でさえ、サーキット駐車場出口から右折レーンに入る為には、普段の5割増の譲り合い精神が試されるので、それ以上に試練は与えて欲しくなかったです笑

 

前述の通り、金曜日は下道でサーキットに向かいましたが、流石に帰りは課金して高速道路で帰りました。下道で行けるかな?とも思いましたが、10分くらい運転して無理だと悟りましたね。想像以上に疲れていたようです。高速の左車線を安全運転でゆっくり帰路に着きました。途中、名神と京滋バイパス両方が渋滞と聞いた時は絶望しましたが、大した事なくてホッとしました。一瞬SAかPAで車中泊する事も頭に過りましたからね…。無事に抜けられて良かったです。

 

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まとめ

 

という訳で、2021年のSF最終戦に現地観戦に行った旅行記でした。SF初現地観戦&2年振りの鈴鹿でしたが、事前の予想より遥かに楽しかったです!ここ暫くは遠出をしていなかったというのも楽しかった理由の1つもしれませんね。1万人+αという選ばれし現地観戦組の1人になれて本当良かったです。お客さんが少ないのは少々気になりますが、F1より観戦自体はしやすかったので、スケジュールが合えばまた現地参戦したいですね。鈴鹿以外のサーキットも訪れてみたいですし、色々楽しい皮算用が止まりません…!