Aqoursのライブに引き続き開催されたライブイベント『LoveLive! Series Presents COUNTDOWN LoveLive! 2021→2022 〜LIVE with a smile!〜』。Aqours、虹ヶ咲、Liella!の3校合同での開催という事で、一体どんなお祭りになるのかとても楽しみにしていました。μ'sの不在が残念でしたが、それでも3校共演という夢みたいな光景を精一杯楽しもうとライブに臨んだのを覚えています。20年に開催された『フェス』も大変面白いイベントだったので、否応なく期待値が上がっていましたね笑
以下、今回のセトリです。
始まりは君の空
TOKIMEKI Runners (12人ver.)
DREAMY COLOR
START!! True dreams
だから僕らは鳴らすんだ!
ノンフィクション!!
Day1
私のSymphony
Starlight Prologue
開花宣言
決意の光
オードリー
めっちゃGoing!!
MELODY
Märchen Star
☆ワンダーランド☆
ドキピポ☆エモーション
Fire Bird
哀温の詩
I'm Still...
Queendom
L!L!L!(Love the Life Live)
WATER BLUE NEW WORLD
青空Jumping Heart
Dance with Minotaurus
Fantastic Departure!
未来の僕らは知ってるよ
Shooting Voice!!
ミラクル STAY TUNE
not ALONE not HITORI
LIVE with a smile!
となっていました。一見、『フェス』の時のように順繰りに披露しているだけのように見えますが、MC時に「想いよひとつに! ピッタンコmy friends! カウントダウンで1.2.3!」というグループ間の交流の場が設けられていた為、「単独ミニライブ×3」のような感じは一切しませんでした。セトリの構成も全く読めず、驚きが多数あった事もあり、満足感が凄まじいですね。個人的には指出さんと岬さん、伊波さんと青山さんの2組のやり取りが印象的です。またこういう交流の場を設けて欲しいです。欲を言うと、μ'sやA-RISE、Saint Snowや高咲侑を含めてね。
細かい所を見ていくと、先ず、初手にLiella!が来た時点で予想を裏切られました。てっきりAqoursがトップバッターを務めるものだと思いこんでいた為、滅茶苦茶ビックリしましたね。続く虹ヶ咲が12人版の「TOKIMEKI Runners」を披露した事で、Aqoursは「君の心は輝いてるかい?」が来ると思ったのですが、それすら当たりませんでした。この時点でセトリを予想するのは止めようと思った程です笑。それくらいサプライズが多い構成でした。
MCを挟んで迎えたLiella!のコーナーでは、人気どころの楽曲を抑えてきた感じがします。個人的に彼女達を拝見するのが現地参戦した大阪公演以来だったので、「あの時こうなっていたのか〜」等と思いながら楽しんでいました。
「だから僕は鳴らすんだ!」でのクラップの煽りの中で座席に関する事の他に、「朝はパン派?ごはん派?」等の質問も加わっていたのが面白かったですね。大阪公演には無かった煽りでした。また、「ノンフィクション!!」と「Day1」がセトリ入りしたのが嬉しかったですね。特に「Day1」なんて、カップリング楽曲な訳ですから「未来予報ハレルヤ!」や「Wish Song」を差し置いて起用されるなんて夢にも思わなかったです。その他には「私のSymphony」が完全に5人版となっていたりする等、ライブツアーから色々変更が加わっているのが垣間見れて良かったです。これからの5人の躍進に来期待ですね!
虹ヶ咲は、short ver.というある種の禁じ手を使い、一気に12人+αを消費しに来ました。1stライブツアー中のLiella!や前日までワンマンライブを行っていたAqoursと違い、このグループ(?)は良い意味で縛りがなかったので、1番予測出来ないなと思っていたのですが、その予想通り自由なセトリを組んできましたね。
細かく見ていくと、先ず、歩夢の「開花宣言」が来た時点で頭の中では「???」が大量発生しました。てっきり1stアルバム楽曲の「夢への一歩」かアニメ楽曲の「Dream with You」が来ると思っていましたからね…。完全に予想外でした。で、「順番的に次はかすみんかな?」と思った矢先に来たのが栞子の「決意の光」。地味に有観客では初お披露目な楽曲です。「『翠いカナリア』じゃないんかい!」と思いながらもパフォーマンスは凄かったですね。重ね重ね、マイネットに引き取られたスクスタが憎い…
しずくの「オードリー」を通じて、「これは2ndアルバム楽曲連発のパターンだな」と信じ切った所で「めっちゃGoing!」のイントロが流れた時は、驚きしかありませんでした。一体何処まで予想を裏切るんだよ…。裏切るのは同好会だけにしとけとあれほど…
で、次に迎えたのがせつ菜の「MELODY」。楠木さんの身体を考慮して、1番負担が少ない楽曲でしたね。それでも「ラララ〜ラ、ウォー、イェー!!」はきっちり行ってくれて嬉しかったです。4thも無理のない範囲で頑張って欲しいものです。99年生まれの希望の星ですから。
せつ菜の次は彼方の「Märchen Star」でした。ここに来て3rdアルバム楽曲が起用されましたね(栞子除く)。良い意味で「これもう訳分からないな…」と思ったのを覚えています。何せ、鬼頭さんの衣装が「Märchen Star」のものになっていましたから。「TOKIMEKI Runners」時点では1stの衣装だったはずなので、セトリ予想を再び放棄した瞬間でしたね。最初の衣装は参考になりませんから笑
「彼方先輩!おやすみなさい!」と勢い飛び込んできたのがかすみん。楽曲は「☆ワンダーランド☆」でした。フラッグが健在していたりとかすみん王国はカウントダウンライブでも存続していましたね。良かった良かった。かすみん以外の楽曲もshor ver.な割に小道具や衣装等がきっちり揃っていたので、嬉しかったですね。芸が細かい!
璃奈の「ドキピポ☆エモーション」、果林の「Fire Bird」を経てやってきたエマさんの番。披露された楽曲は「哀温の詩」でした。それだけでテンションMAXなのに、更に滅茶苦茶幻想的なスペシャルイントロを引っさげての登場でしたから、訳が分からないくらい気持ちがせり上がりました。「声繋ごうよ」他の楽曲ももちろん好きなんですけれど、やっぱり「哀温の詩」なんですよ。「歌の継承」を示した楽曲なだけに、今回のライブでの起用も納得の采配でしたね。パフォーマンスは言うまでもなく素晴らしかったです。当然、璃奈や果林先輩もです!
ここからはミア、ランジュの新規参加組の出番でした。「I'm still...」に関しては、直前の「哀温の詩」が"THE・和"な楽曲だったので、その落差が凄かったですね。ランジュの楽曲を聴いたら20章のトラウマが蘇ってきたので、個人的には辛かったです。キャストさんは悪くないのになぁ…。そういえば、R3BIRTHはまだファンミを行っていないので、追加組の2人に関してはこれが初公演ですか。凄い舞台がデビュー戦でしたね。
MCを挟んで披露された「L!L!L!(Love the Life Live)」。4thライブに先駆けてのお披露目となりましたね。フルサイズで聴ける京セラ公演が楽しみになる前フリでした。
虹ヶ咲とLiella!のマッチング交流の場があった後に出番を迎えたAqours。前日までのワンマンライブから構成を変えないだろうな…と思っていましたが、結構変えてきた印象です。「WATER BLUE NEW WORLD」や「未来の僕らは知ってるよ」は3日間通じて初登板でしたね。両者とも好きな楽曲なので聴けて嬉しかったです。後、「青空Jumping Heart」での盛り上がり具合が凄かった印象です。1stライブの先頭もこの楽曲でしたし、「青空Jumping Heart」があってこそのAqoursなんでしょうね。当然、自分も同じ気持ちです。
ドラマパート代わりのラジオを流しながら、各グループ毎にタイアップ楽曲を披露してくれました。どれも印象的ですが、1番は虹ヶ咲の「ミラクル STAY TUNE」ですかね。台詞の掛け合い含めて、ニジガクらしいワチャワチャした感じが見ていて楽しかったです。ライブ前の印象からプラスの方に印象が動きました。
年明け&ダイヤさんの誕生日を祝った後、このお祭りを締めくくるものとして「LIVE with a smile!」が登板しました。9+12+5、即ち総勢26人でのパフォーマンスは圧巻のものでしたね。少し違いますが、2年前の『フェス』で見たかった光景が見れました。こういうのを『フェス』でも見たかったんだよなぁ…
最後に、配信限定映像が届けられて今回のライブは終わりました。中国語や英語を用いた新規追加組に流される形で「Hey, Guys」と言ってしまう小泉さんや、自身を「上原歩夢です」と自己紹介する大西さん。メンバーが喋っている後ろで騒がしくしているAqoursの面々等、貴重な映像が見られました。こういう形で配信勢への特典があるのは嬉しいですね。そうそう、この配信限定映像の前にキャストからの年賀状が映し出されたのですが、やっぱりというか何というか。鬼頭さんの出来が軍を抜いていましたね。流石『ブレンド・S』にて「百合イラスト」として記載された事のある実力者です。素晴らしすぎます…
という訳で『LoveLive! Series Presents COUNTDOWN LoveLive! 2021→2022 〜LIVE with a smile!〜』の感想でした。『フェス』より各グループ間の交流が図られるようになっていた為、より合同ライブ感が増していた印象です。後2,3回こなせば、ジャニーズの年越しライブのように越境してのパフォーマンスが見られるのかもしれませんね。
カウントダウンライブ本編からは逸れますが、開演前にμ'sの「僕らは今のなかで」、「Snow halation」、「SUNNY DAY SONG」が使われていたのが強烈に残っています。出来れば9人の女神達も参加して欲しかったんですけどね…。まぁそれは"いつかの明日"に取っておきましょう!
全体的に見て、とても満足感の高いライブでした。まだまだ駆け出したばかりながらも着実に経験値を積んでいるLiella!。2年前の『フェス』時点から明暗色々な事が起こったものの、「あなたと叶える物語」を突き進む虹ヶ咲。アニメ展開は一段落したものの、まだまだ勢いが留まる事を知らないAqoursと、夫々個性が異なる3校が一堂に会した機会を目撃する事が出来て本当に良かったです。これからの彼女達の行く末を、出来る限り見届けたいな、と改めて感じたイベントでした!楽しかったです!
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