エフライの感想記

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感想《SUPER GT 2019 第2戦 富士スピードウェイ》2戦連続の雨…。それでも見えた熱いバトル!!

大雨で途中で打ち切りになった開幕戦。走っていないドライバーも多く、消化不良感を抱えて迎えた2019年シーズンでしたが、今回の第2戦ではそのモヤモヤを一掃する程の熱いレースが見られました。

 

序盤こそ開幕戦の再現かよと思う豪雨によるSC・赤旗がありましたが、グリーンになるとバトルに次ぐバトルが繰り広げられ、見ていて飽きないレースとなり、最後まで目が離せませんでした。

 

 

先ずはGT500を見ていきます。

 

決勝レースでは雨が降ったり止んだりしたお陰か、タイヤが路面にマッチするかしないかが数周単位でコロコロ入れ替わるという複雑なレースを展開していました。

 

そんな中で速かったのは、予選で26秒台とかいう馬鹿げた(褒め言葉)タイムを出して2戦連続のPPを獲ったMOTUL。

決勝でもその速さに陰り無し、といった感じで、終始トップ争いを繰り広げていました。

最終的には2位に終わりましたが、強いMOTULのご帰還だと考えられるレースでした。

今後も独走にならない程度に強い走りを見せて欲しいです。

 

 

そんな最強MOTULを止めたのはZENT。

予選7位からの大躍進でした。

色々なアクシデントに見られてトップ争いから脱落したKeePerやカルソニックとは違い、終始安定しており、特に最後の路面にカチッとタイヤやセッティングを合わせたのは流石だと思いました。

MOTULのタイヤのライフが無くなった中、御構い無しにタイムを刻んでいたのは末恐ろしかったです。元々富士では強かったチームでしたが、岡山を見るに今年はキツいかな…と思っていたので予想外でした。この速さ、鈴鹿にも残っていて欲しいなぁ。

 

 

 

ホンダファンとしては2台しかQ2に進んでいない。決勝でもトップ争いから無縁だった。とちょっと残念なレースとなりましたが、予選で下位に沈んだRAYBRIGがDENSO、KEHINとのバトルを制し3位表彰台を獲得したのはグッドニュースだと思います。

決勝冒頭でもスピンをしていましたし、相性的な事も考えて、今回のNSXはダメかな…と思っていましたが、ここまで戦えるとは予想外でした。

雨になってもあんまり速くなかった等不安要素もありますが、リタイア無しといった次戦以降への期待要素もありますし、これからが楽しみです!

 

 

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そして300クラスです。

 

 PPを獲ったリアライズ。4位のゲイナーといった予選上位陣が順当にトップ争いするのかなぁと思いきや、予選18位のマクラーレンが躍進したり、10位だった小暮選手の乗るマネパが3位フィニッシュだったりと500と同様、予選結果からは想像つかないレースが見られました。

 

 

特に最終盤のゲイナー-ARTAのトップ争いやマネパ-リアライズの3位争いが熱かったですね。

KeePerさえいなければ、ファイナルラップの大逆転も見られたかも…と思うと少し残念笑

ARTAは開幕戦でもPPを獲っていましたし、頭少し抜けてるかなぁ。

 

 

というわけで第2戦の感想でした。

 

14時放送開始でチェッカーが18時を回るという長丁場でしたが、常に速い車が変わって見逃せないレースとなったのであんまり間延び感は感じられませんでした。

赤旗は困りますが、毎回これ程度の不安定要素は欲しいなぁ笑

 

 

次戦は鈴鹿。

ホンダのホームグラウンドですが、果たしてどの車が速いのか。相変わらずMOTULが強さを見せるのか。レクサス勢の反撃か。

見所の多いレースになりそうで楽しみです!

 

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