エフライの感想記

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感想《ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 第10話「夏、はじまる。」》遂に定まったアニガサキの目標。その名も"スクールアイドルフェスティバル"!

スクールアイドル…

フェスティバル…

 

スクールアイドルが好きな皆んなの為のお祭り…

 

スクールアイドルフェスティバル!

 

リリース日からその実7年。遂に"スクフェス"の名がアニメに…!

アイドルじゃない侑の"大好き"とは一体何だろう…?

 

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果林の担当回を終え、一先ず落ち着いたアニメ虹ヶ咲ことアニガサキ。何処をアニメの最終的な着地点にしていくのか。ただ1人アイドルでない事に加え、前話で意味深にスポットを当てられていた侑がどう動くのか。10話は、終わりが見えてきた中、同好会の踏み出す一歩が見えてきそうだな、と楽しみにしていました。

 

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目指せ!スクフェス!!

 

練習強化と同好会としてのライブをどうするか決めるという2点を目標に敢行された合宿。詳しい内容は後で書くとして、この合宿を通じて1つ、アニガサキの目標が出来ました。

 

スクールアイドルフェスティバル。

 

"スクールアイドルが好きな皆んなの為のお祭り"として侑が発案したライブですが、シリーズのファンの脳内ではスマホゲームのスクフェスが過ったでしょう。彼方を筆頭とする転入生組だったり東雲や藤黄といった非昇格組の登場と、これまでゲームとしてのスクフェス要素を拾ってきたアニガサキでしたが、ここに来て大会としてのスクフェスを回収してくるとは予想外でした。

3話を境に、アニガサキはスクスタと別の道を歩んでいると思っていましたが、大まかは変わっていなかったんですね。ただ、栞子関連の生徒会長リコール騒動や適正云々。ボランティア募集等、面倒な事は起こらなさそうで何よりです。あれは杜撰&助長にも程がありましたからね…

 

閑話休題。侑の"大好き"とは違いますが、目標が出来た事で、このスクフェスがアニガサキの最終目標となりそうですね。μ'sでいう全員ver.の「START:DASH!!」のような終わりを迎えるのでしょうか。

CD販売予定という大人の事情を見るに、ソロ9人分をもう一度スクフェスで披露するとは思えませんし、現状ソロとして纏まっている同好会でどのように9人楽曲が生まれるのか。その過程が楽しみになりました。

 

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合宿ですよ!合宿!

 

お堅い話になってしまったので緩めのお話に移行しましょう。

今回行われた合宿は先輩方と違い学校で執り行われました。せつ菜が研修施設と言っていましたが、布団が完備していたり、プールがあったりと虹ヶ咲の規模の大きさが伺えます。流石、専攻の多様さがウリの学校。

 

ここでは既存ファンにお馴染みのやり取りやフレーズ、動きが見られましたね。

先ずは歩夢。侑との幼馴染トークや、やりたいライブのビジョンが唯一持っていない等、スクスタで見られたものがアニガサキでも見られました。

2話から蓄積されていた侑とのスレ違いポイントがそろそろ交換可能まで貯まってきているのも今後の見所となりそうです。1話の「Dream with You」では侑に見上げて貰っていたものの、今回(10話)では侑を見上げる構図になっていたのには、2人の成長の有無のようなものを感じられました。後々間違いなく自身の"大好き"を見つけて先を行くであろう侑に、如何に喰いついて行くか。これからの歩夢が楽しみになるタメ回でしたね。

 

 

続いて愛さん。ライブでダジャレを披露するというのは「侑&愛」もとい「友&愛」や「楽しいの天才」から引っ張ってきているように感じました。

かすみんと結託したのにも関わらず1年組や3年組と一緒に怒られていなかった辺り、立ち回りの巧さが垣間見られましたし、鬼ごっこを提案したのには「楽しい」を第一とする愛さんらしさを実感しました。穂乃果、千歌から続く橙系統のエンジン感はキチンと継承されていますね。

 

 

最後の2年生、せつ菜。ジャイアンシチューを作っていたのは恐怖でした笑。ルビィみたいに倒れる人が居なくて良かった…

音楽室での侑とのやり取りは3話を嫌でも思い出させ、胸に刺さりましたね。「侑さんのおかげです!」の時の笑顔が失われなくて良かったです。

いつか侑が"大好き"を見つけたら自分は応援するという言葉は、友人として対等な立場で居るせつ菜のスタンスが見られました。侑はどうしても"スクールアイドルせつ菜のファン"というのが拭えませんからね。

後、個人的にはプールのシーンの髪型が好き。

 

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続いて1年生。かすみんはコメディリリーフとしての役割が光りました。イタズラを企画して返り討ちに遭う。これが似合うキャラは彼女だけでしょう。せつ菜からの超音速枕を喰らうというとばっちりもありましたし、ちょっと可哀想な役回りだったかもしれません。リトルデーモンかすみんは可愛い。

 

しずくは自身の担当回で吹っ切れたのか年相応で居たような感じがしました。アバンでかすみんのテストの点数を煽ったり、自身がやりたいライブでかすみんに続く2番目に意思表示したり、と年少らしさが見られました。先輩らを驚かせようとゾンビに本格的になりきっていたのは「にじよん」ネタですね。3年生に反撃を喰らい侑に助けを求めたシーンが1番印象的ですね。

 

youtu.be

 

中の人迫真のゾンビ演技が見られる回。

 

璃奈はジャイアンシチューの毒味役を任されましたね…。そのリアクション含め、上手いことボードを活用していた印象です。プールのシーンではホワイトボードを使用していましたね、芸が細かい。

"オンラインライブ"というフレーズは「アナログハート」のキズナエピソード要素ですね。エマが"手を繋ぎたい"出した手をギュッと握るのが印象的です。前回、果林を励ました時といい、"繋がり"を強調していますよね。

 

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3年生というと、担当回直後の果林はエマと彼方にメイクを教えていたのが印象的です。自然豊かなスイス出身と苦学生ですからね。オシャレ度では読者モデルを差し引いても果林が1歩も2歩も先を行っています。そんな果林が1年組を返り討ちにするメイクをやっていたのはお茶目な一面が見られたシーンでした。タイミングばっちりでしたし愛さんと指し示していたのでしょうか…?

"本気"というフレーズは「FIRE BIRD」からでしょうね。歩夢と璃奈にセクシーとは何卒と、教えていたのも記憶に残っています。

 

彼方は、鬼ごっこで侑を捕まえたシーンが印象深いです。ぽけ〜っとしているようで策士なのが彼方らしいですね笑。"鬼役で日陰で寝ている"というのは製作陣が仕込んだ、中の人ネタのような気がします。また、やりたいライブを各自提案するシーンでは「眠れる森に行きたいな」から引っ張って来ましたね。

後、晩御飯のシーンで果林やエマがピザを美味しいと言うまで不安そうな顔で料理に手を付けなかったのも印象的です。意外と心配性な彼方ちゃん、可愛い。せつ菜のジャイアンシチューを魔改造したのを含め、良いシーンが多かった印象です。

 

最後にエマ。"手を繋ぎたい"というのは「声繋ごうよ」から持ってきていますね。彼方と並び、せつ菜からのお説教を受けた際、慣れてないのか異様に怯えていたのが印象的です。大家族の長女ですからね。怒るのはあっても怒られるのは初めてに近い経験だったのではないでしょうか。

 

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まとめ 

 

という訳で10話の感想でした。

スクールアイドルフェスティバルの開催という大きな目標が設定されたのは、今後の展開を示す大きな一歩のように思います。同好会だけでなく他校やファンを巻き込むみたいなので、スクスタとはまた違うオールスターのようなものが見られそうで楽しみです。

 

 

さて、次回は一体どういうお話になるのでしょうかね。今までは「〇〇の担当回!」と盛り上がる事が出来ましたし、今回も「初の非担当回!合宿回!!」と、お話の大まかは読めましたからね。スクールアイドルフェスティバルの準備を行うとはいえ、本格的にどう動くか分からないのは1話以来なのでとてもワクワクしています。

 

サブタイトルが「みんなの夢、私の夢」と前半は侑の色、後半は歩夢の色となっているので歩夢にフォーカスが当たるのは十中八九間違いないでしょう。

「侑(あなたちゃん)と共にスクールアイドルの門を開いたものの、侑(あなたちゃん)と違い行き詰まってしまった歩夢」。これは多少の差異はあれ、キズナエピソードやメインエピソードで見られた事ですよね。これらでは一応の決着を付けていましたが、アニガサキではどうなるか分かりません。答え合わせが待ち遠しいですね。ことりの留学騒動や「友情ヨーソロー」といった前例もあるので、そことの差別化も気になる所です。

 

 

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