エフライの感想記

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感想《Formula E 2020-2021シーズン(第7シーズン) 第7戦 モンテカルロ》バトル&バトル&バトル。勝負の行方はファイナルラップまで…

初年度から隔年で開催されていたFEモナコラウンド。昨年はコロナウイルスの影響で無くなったものの、その代わりとして(?)今シーズン開催されました。これまではサンデボーテを鋭角に曲がり、ヌーベルシケインの途中に顔を出すショートトラックでのレースでしたが、マシンがGen.2となりバッテリーの要領の問題が解決した事で、F1らと同じフルコースで開催されました。ヌーベルシケインが少し変更されており、完全にF1と同じという訳ではありませんでしたが、それでもFEの進化を感じれて、とても嬉しいです。

 

 

抜けるモナコ

 

「ここは抜けないモナコモンテカルロ」という名実況が生まれたのは、92年のF1でした。その実況の通り、ここはオーバーテイクが難しいサーキットとして有名です。しかし、FEにはアタックモードという飛び道具があります。元々バトルが多いカテゴリー特性も相まって、今回のレースでは比較的追い抜きが多く見られました。

結果だけ見ると、トップ6はスターティンググリッドのままでしたが、あちこちで熱いバトルが見られて楽しかったですね。

 

 

 

 

特にファイナルラップの、ダコスタvsエバンスは凄かったですね。最後の賭けをし、それに勝つダコスタ、格好良過ぎです。流石ディフェンディングチャンピオン。ダコスタがファンブーストでフラインスを抜いたり、この2人が争っている中、アタックモードを温存していたエバンスが割って入ったりと、手に汗握るバトルが多く見られました。F1では単調なレースになりがちなここでもFEの良さは殺される事は無かったですね。

 

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個人的殊勲賞

 

まぁ先ず、白熱の順位争いを制し、ポールトゥウィンで今季初優勝を飾ったダコスタは当確でしょう。何度も言うようですが、ファイナルラップの追い抜きには本当痺れました。こういうレースが見たかったんだよ、という感じですね。FEは期待を裏切らない。同僚のベルニュも4位に入った事で、テチータは98tsまでポイントを伸ばし、コンストラクターズ首位まで7ptsという所まで接近しました。トップのメルセデス勢が今回Wリタイアに終わった事でコンストラクターズ争いは、より一層面白くなりそうですね。

 

また、ダコスタと良い争いを魅せたフラインスやエバンスも該当ですね。彼らのお陰で、とても面白いレースを見る事が出来ました。今回この好成績を残した事で、フラインスはランキングトップに浮上、そしてエバンスの所属するジャガーは、メルセデスまで2ptsという所まで接近しました。後半戦が今から楽しみすぎる…!

 

他には、中々映りませんでしたが、19位スタートから9位入賞を果たしたロッテラーも凄かったですね。モナコ経験は少なそうですが、流石の走りでした。今回狂暴ロッテラーは、ウェアラインに憑依していましたしね(1周目でシムズに乗り上げ)。この良い流れを次戦以降にも続けて欲しいです。

 

今回の個人的殊勲賞は、以上の4人ですかね。キャシディもスタートから順位を下げましたが、8位フィニッシュと入賞は出来ましたし、今後に期待ですね。これは益々FEが楽しくなりそうです。

 

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まとめ

 

という訳で第7戦の感想でした。F1予選の開始が10分ディレイになった事で微妙にスタートに間に合わず、追っかけ再生で観戦する事となり、少しモヤモヤしていましたが、そんな気持ちを晴らす面白いレースを見る事が出来ました。1day開催なのが勿体ないですね。折角コースを作ったんですし、2daysでやってくれても良いんですけどね…笑

今週末は、F1やFEだけでなく虹ヶ咲のライブもあるので、とても楽しい週末となっています。GWが終わり、少しめげていましたが、しっかり休息を取る事で、来週からのウィークデイも頑張っていきたいですね。

 

 

さて、次戦はメキシコです。決勝は朝5:30から放送開始と北米大陸開催の割には良心的な時間ですが、まぁ起きれないでしょう笑。出来ればリアタイ観戦したいですけど、厳しいだろうなぁ

 

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