メキシコ、アメリカとアジア勢には辛いアメリカ大陸GPを終え、FEはロンドンに活動の場を移しました。夜22時半から放送開始という非常に観戦しやすい時間帯で滅茶苦茶有り難かったですね。ずっとヨーロッパでやってくれ笑
Oh, London. 😍
— ABB FIA Formula E World Championship (@FIAFormulaE) 2021年7月23日
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3人目の複数勝利者爆誕!
今回のレースで一際目立った活躍を魅せたのは、2位スタートのデニスでした。スタートから暫く、PPスタートのリンとの接戦を演じると、レース中盤はリンが2回目のアタックモードに入るタイミングでトップは浮上。その後、アタックモード中のリンによる猛攻を凌ぐと、リンがタイヤロックを犯したタイミングでトップを確かなものに。そこで築いたリードを元手に、ここ最近のレースでは珍しい独走態勢でトップチェッカーを受けました。
LONDON WINNERS!! 🇬🇧
— Jake Dennis (@JakeDennis19) 2021年7月24日
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Huge victory on my home turf. Big thanks to everyone in the team for giving me an absolute rocket today and allowing me to get win no.2 of the season!! 🚀🔥
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Absolutely buzzing!! 😬
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いやぁ…。ここまで独走なのは予想外でしたね。地元パワーがあるのは分かっていましたが、ここまでだとは。今回の走りを見ると、一気にデニスもタイトル争いに絡んで来た気がします。因みに、この12戦の結果を持ってデニスは、第6戦以来のシーズン2勝目を飾りました。デフリース、バードに次ぐ3人目ですね。入れ替わり立ち替わりで勝者が代わっていましたが、漸く落ち着いてきた感がありますね笑
個人的殊勲賞
さて、ダントツ走行をしたデニスは当確として今回の個人的殊勲賞に参ります。
先ずは予選9位から2位表彰台にまで登り詰めたメルセデスのデフリースですね。個人的に推しているドライバーなので、この好成績は嬉しいです。予選の方式的に、スタートポジションが下位に沈むのが避けられなかった為、この久々の上位フィニッシュにはエキサイティングしっぱなしでした。
FULL LOCK! @nyckdevries moves up into P3 👏
— ABB FIA Formula E World Championship (@FIAFormulaE) 2021年7月24日
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HE DOES IT AGAIN! This time with YOUR help 😉@nyckdevries moves up into second place ⚡️
— ABB FIA Formula E World Championship (@FIAFormulaE) 2021年7月24日
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このvsブエミ、vsリンのバトルが凄すぎましたね。F2王者は伊達じゃない。トト・ウォルフの目の前でここまで完璧なレースをしたのなら、彼の将来は安泰ですね。
👉 Starts P9
— Mercedes-EQ Formula E Team (@MercedesEQFE) 2021年7月24日
👉 Sees the 🏁 in P2
👉 Several fantastic overtakes
👏👏👏 @nyckdevries was on fire today 🔥#WeDriveTheCity #LondonEPrix #ABBFormulaE pic.twitter.com/ZZswpHSviW
また、デフリースの相方バンドーンも良い走りをしていましたね。14位発進から7位と、デフリースには劣るものの、こちらも久しぶりの上位フィニッシュを果たしました。やっぱり推しが活躍するのは良いですね!
Not the start to the session @svandoorne or @MercedesEQFE would have been hoping for 😫
— ABB FIA Formula E World Championship (@FIAFormulaE) 2021年7月24日
That's the end of Vandoorne's running this morning. Will the team be able to get the car ready for qualifying?
🇬🇧 2021 @Heineken #LondonEPrix
ここから良くぞ巻き返したなぁ
後、予選5番手、決勝4位のロッテラーも良かったですね。2回目のアタックモードが認知されなかったのは痛手でしたが、それ以外は完璧なレース運びでした。2台のアウディ勢の猛攻を最後まで凌ぎ切ったのは流石の業ですね。早く彼の優勝も見たいです!
今回の該当者は以上の4人です。少ない気もしますが、たまには良いでしょう笑。お三方の次戦以降の活躍、期待しております。
その他
前述したロッテラー攻略に手間取ったアウディは、中々謎な戦略を取りましたね。ラストとディグラッシの順位を度々入れ替えていた印象です。一体何をしたかったのでしょうか。謎だ…
ポイントランキング上位勢は、予選でババを引く事となってしまいましたね。バードは予選18位に沈むと決勝はクラッシュによるリタイア。相方のエバンスも接触によるピットを強いられ、16位フィニッシュ(最終結果は14位)に終わりました。仕方ないとはいえ、前戦での速さは無かったなぁという印象です。
ニューヨークでは速かったキャシディも今回ばかりは失速。20位から13位(最終結果は11位)は頑張った方ですが、ポイントまで届く事はありませんでした。同僚のフラインスも、22位から15位(最終結果は13位)でしたし、今回はヴァージンのレースでは無かったですね。切り替えていきましょう。
日産勢は何とも言えないですね。一応ブエミが4位、ローランドが10位フィニッシュしましたが、燃料規定違反により失格。ルノー時代の堅実さは日産に代わった途端消え失せましたね。これぞ"やっちゃえ、日産"()。
まとめ
という訳で第12戦の感想でした。
コースの約3分の1が室内、アタックモードが8分×2回に変更と、今までのレースから少しスパイスがかけられた今回のロンドンラウンド。思ったよりもバトルが多く、個人的にはとても楽しめたレースでした。推しのメルセデスが久々に躍進したのが要因かもしれませんけどね笑。
それにしても、やっぱりアタックモードは長かったですね。ほぼ全員アタックモードの状態が割とあり、勿体無い感じがしました。F1のスプリント予選しかり、手探りな感じは好きですけどね。上手いことやって欲しいです。
⏱️ RESULTS: London E-Prix Qualifying
— ⚡️ e-Formel.de (@eFORMELde) 2021年7月24日
It's an all-British front row for the 2021 #LondonEPrix. 🇬🇧 @alexlynnracing will start ahead of @JakeDennis19 thanks to a MIGHTY 1:23.245 min. lap.
👇 CLASSIFICATION 👇#FormelE #FormulaE #ranFormelE #ABBFormulaE pic.twitter.com/iZ1WAZuwOw
Final classification from Round 12 ⬇️⚡️
— ABB FIA Formula E World Championship (@FIAFormulaE) 2021年7月24日
We get to do it all again tomorrow! Until then...
🇬🇧 2021 @Heineken #LondonEPrix pic.twitter.com/elBwLzRqPD
さて、次戦もここで開催されます。今回躍進した面々が再び活躍するのか、それとも沈んだドライバー達が復権するのか。楽しみにしながら、1時間早いスタート時間を待っていようと思います!
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