エフライの感想記

のんびりやっていきます。

ラブライブ!楽曲を振り返って見る ~μ's ナンバリングCD編~

先日の3rdライブにてアニメ2期が発表された虹ヶ咲に、今年アニメ放送が控えているLiella!と、勢いが止まらない『ラブライブ!』シリーズ。そのコンテンツの魅力の1つ、楽曲について、夫々個人的に感じる事を色々綴っていこうと思います。本当はランキングにしたいんですけど、労力が半端ないのと、下位の楽曲がなんか残念に感じてしまうので、順位をつけずに書いていきます。先ずはμ'sからやっていきますね。今回は、ナンバリングCDについて綴ります!

 

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僕らのLIVE 君とのLIFE

 

僕らのLIVE 君とのLIFE(DVD付)

 

シリーズものあるあるその1、「原点にして頂点」。例を挙げると『仮面ライダー』では、今後どれだけシリーズを積み重ねようとも、仮面ライダー1号、本郷猛がトップに君臨します。少なくとも自分の中では。この楽曲も1号と同じで、なんだかんだ言いつつも結局は「僕らのLIVE 君とのLIFE」に帰ってくるんだよな、と感じています。

 

自分は『ラブライブ!』を友人に勧められた際、ベストアルバムの頭から楽曲を聴いた為、この「僕らのLIVE 君とのLIFE」が、シリーズとの出会いの曲なんですよね。なので思い出補正がバリバリあるのですが、それ抜きにしても良い楽曲だな、と感じます。ちゃんと思い出補正抜けていますかね?まぁ良いや。

 

兎に角、"前向き!"感が伝わってきて気持ちが熱くなりますよね。始まりの曲として見事にハマっています。アニメでも実質的に9人の始まりの曲として起用された事で、時空の差異はあれ「μ'sの原点=『僕らのLIVE 君とのLIFE』」と一致したのも好きなポイントです。

 

この後のμ's楽曲の中で度々出てくる"僕(ら)"に既に言及しているのも良いですよね。穂乃果達スクールアイドル側と、応援しているファンの双方を意識している感じが凄い心に刺さります。そういえば、ことりやにこのソロではアレンジが加えられていましたね。ここも好きなところ。

 

後、『ラブライブフェス』での興奮は忘れられませんね。今ではウイルス蔓延のタイミングギリギリで良かったと感じるライブですが、現地でμ'sの"2日限りの"復活に立ち会えたのは数少ない自分の誇りです。ファイナルライブでの1発目も凄かったなぁ…

 

これは余談ですが、『ラブライブ!サンシャイン‼︎』の"サンシャイン"は、この歌詞から来た説、無いですかね笑。当時、サンシャインのアニメで"ぼららら"という敬称が登場したのには、この敬称があまり好きではないのも相まって驚きましたね。いや、まぁダイヤさんがアイドル好きなのにも驚きましたが…

 

 

友情ノーチェンジ

 

気を取り直して行きましょう。王道アイドルソングを据えたA面に対し、B面の「友情ノーチェンジ」は、少ししんみり感のある曲調となっています。悩みを持った人に寄り添ってくれているような歌詞は、スクールアイドルならではの、身近な感じが溢れていますね。また、寄り添いつつも「ずっと一緒だと思うんだ」と、何処か終わりを匂わせている歌詞もあったりして、スクールアイドルが期限付きのものだよ、と強調しているような気もして好きです。これがシリーズ2曲目だなんて信じられません。

 

後、凛の唯一の9人センター楽曲ですよね。落ちサビは穂乃果が担当していますが、声優さんのライブでは、凛役の飯田さんがセンターを務めていたはず。

 

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Snow halation

 

ラブライブ! マイクロファイバーCDジャケットミニタオル Snow halation

 

最早語る必要があるでしょうか。

 

名実共に名曲だと言える楽曲、「Snow halation」。曲の出来、声優さんが行うライブでのパフォーマンス、アニメでの扱い。どれをとっても代表曲としての待遇を受けていますし、それを享受するだけの凄さがある楽曲です。仮に『ラブライブ!』を全く知らない人に対して1曲勧める状況に陥ったのなら、状況や相手を問わずノータイムでこの楽曲を選ぶ事でしょう。それくらいお気に入りの曲ですし、素晴らしい曲です。

 

ぶっちゃけ、"切なさ"を"Snow halation"と形容する時点で勝利を確信しますよね。儚く脆い恋心に対して、光が過剰に当たる事で白くボヤけたりし、キチンと見れない事を意味する"halation"を持ってくるのが凄すぎる。更に、その"halation"に、雪("snow")という、超短期間限定のワードを合わせる事で、より一層憧れの人への思慕の念を表現しています。叶わない恋かもしれないけれど、絶対に諦めない!そんな気持ちが節々から感じ取れる名曲です。

 

後、個人的にですが、花陽ソロで冒頭にコーラスが入っているのが好き。

 

 

baby maybe 恋のボタン

 

そんな名曲に負けず劣らずに素晴らしいのが、この「baby maybe 恋のボタン」。

これが「baby maybe 恋の"スイッチ"」じゃないところが良いんですよね。個人的な感覚のお話なんですけれど、スイッチってオンとオフがあるじゃないですか。しかも容易にそれを切り替えられるというか、"やっぱ無し!"が出来ると言うか、なんかそんな感じがするんですよ。対して、ボタンってゲームで良く見る"ポチッとな"みたいに、押したらその効果は発揮されて取り消し不可、みたいな印象を持っているんですよね。

 

で、この楽曲は、恋の始まりを表現している楽曲で、側から見ると、"いじらしい"や"もどかしい"と感じるものの当人からしたら真剣。みたいな雰囲気が漂っています。そうう状況なら、簡単にオフに切り替えられるスイッチより、押したら最後まで貫くボタンの方が良いですよね。しかも、最後が「両思いだと分かりました!万歳!!」ではなく、恋の自覚や恋仲になる予感が芽生えた所で終わるのが、これまた刺さるんですよ。受け手側に想像の余地を残すと言うか何というか。まぁ歌詞を見るに、十中八九思いは伝わるんでしょうけど、敢えてそこまで描かないのが素晴らしいと感じました。

 

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夏色えがおで1,2,Jump!

 

夏色えがおで1、2、Jump!(DVD付)

 

自分は音楽に詳しくないので、上手く言えませんが、ここまで"ザ・夏"感のあるイントロは中々無いと思います。「夏になったら聴きたいラブライブ楽曲」というコンテストがあれば、堂々優勝を飾れるでしょう。

 

2ndシングルの2曲は恋に悩む楽曲でしたが、この3rdシングル表題曲は、"夏、サイコー!!!!"の空気がビンビンに伝わってきますね。PVでもそうですが、曲を聴いているだけでも、夏を満喫しているμ'sを想像出来るのが好きなところです。

 

今や、3代目に当たる虹ヶ咲の舞台として有名になったお台場ですが、実は初代であるμ'sがお先にここでライブを披露していたんですよね。PVを見比べたりすると、時代の流れを感じます。

 

そういえば、穂乃果のソロだけ、途中のメロディが違っていましたね。こういう所も、ソロライブの見所です。後、スクフェスで1番最初に鬼畜MASTER譜面として配布されたのはこの楽曲でしたよね。あれは地獄だったな…

 

 

Mermaid festa vol.1

 

この「Mermaid festa vol.1」は、自分がμ'sに、そして『ラブライブ!』にハマったキッカケの楽曲なんですよね。前述の通り、自分は「僕らのLIVE 君とのLIFE」から曲を聴いていたのですが、1番衝撃を受けたのが「Mermaid festa vol.1」でした。"ドSっぽい感じで誘惑しつつも、何処か諦めの空気が漂うラブソング"。「Mermaid festa vol.1」を一言で表現するなら私は、こう表します。失礼ながら自分は、この曲を聴くまで、アニソンの、しかもアイドルが歌うもので、このようなテイストの楽曲があるとは1ミリも考えていませんでした。なので、初めて聴いた時はとても驚きましたね。そんな経験から、そういったアイドルらしからぬ楽曲を作っているμ'sに惹かれ、その結果今もこうやってシリーズのファンを継続しています。この事を考えると、「Mermaid festa vol.1」は自分にとって特別な楽曲だな、と感じます。

 

最初の謎の音声は、暫く訳が分からなかったですね。どうやら、留守電のメッセージを促す音声らしいです。そう考えると、ちょっとメンヘラ感が増してくる気がしますね。

 

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もぎゅっと“love”で接近中!

 

もぎゅっと"love"で接近中!

 

季節は巡り、再び冬のターン。4thシングルとしてリリースされた「もぎゅっと“love”で接近中!」は、バレンタインをテーマとした楽曲ですね。

 

リアルライブではファイナルライブまで登場を待つ事となったメイド服を装い、如何にもなラブソングを引っ提げてやって来ました。前回の冬のラブソングが、変化球極まっていたのもあって、この直球にはやられましたね。「もぎゅっと」という一見理解し辛いワードがありましたが、「もっと」「ぎゅっと」という言葉が歌詞に出てくるので、恐らくこの2つを合わせた言葉なんでしょう。プリキュアでいう、「めちょっく」的な感じで。

 

勿論、楽曲だけでも素晴らしいのですが、この楽曲は、PVがヤバい程突き刺さりますね。ど緊張の花陽や、ひたすらに重い海未。お転婆なようで乙女チックな穂乃果等々、見所が多いにありました。

 

それにしても、「あくまでもピュアピュア」だなんて、ことりって本当は…?()

 

 

愛してるばんざーい!

 

アニメで大出世した楽曲No.1ですね。アニメ1期の最初と2期最後に登板と、作品の要を担っている楽曲です。

 

最早アニメの印象に引っ張られまくっているので、純粋な楽曲の評価は多分出来ないと思います。ですが、歌詞を見ると、壮大な事を言っているようで所々に等身大感のある、絶妙なバランスの楽曲だな、と感じます。

 

しかし、聴けば聴く程、合唱曲感が凄いですね。何故にこの4thシングルの段階でこの楽曲を作ろうと思ったのでしょうか。A面を考えると、"楽しい恋"にフォーカスする楽曲が来てもおかしくない。というか、そっちの方が自然なので、今振り返るとかなり異端のように感じます。いや、好きですけどね。1期すら放送していないこの段階で「愛してるばんざーい!」の制作に至った経緯を知りたくなりました。

 

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Wonderful Rush

 

Wonderful Rush(DVD付)

 

アニメ放送前、最後のシングルですね。選挙でトップに輝いたことりをセンターに据えた"出発"や"門出"をテーマとした楽曲です。当時最新のB787をラッピングしている辺り、制作陣には飛行機に詳しい人が絶対に居る(確信)。曲調は、出発の楽曲らしく盛り上げに全フリしており、ライブでは、ひたすらに忙しかったですね笑

 

海未「ええっ!?ことりが!?」

花陽「イエニカエッチャッタノォ!?」

 

という印象的なやり取りから始まるPVは、アニメ放送直前という事もあってか、ストーリー仕立てになってて面白かったです。ことりの天然さが遺憾なく発揮されていましたしね。ここの小ネタは映画でも補完されていました。

 

ソロライブでは、それぞれのラップを聴く事が出来るのでオススメです。個人的には、推しなのもあって花陽が1番好きですね。絵里や海未、真姫の「soldier game」組は流石でしたし、ことりは癒されます。

 

 

Oh,Love&Peace!

 

アニメ2期最終盤でまさかの登板を果たした名曲。

 

生きていく上で大切な事を言っていますが、上から説教臭くグダグダ言ってる訳じゃなく、寄り添ってお話ししている感じが出ているのが、スクールアイドルらしくて良いですよね。「ふたつだけでも」の"ふたつ"が歌詞を見ない事には分かり辛い点を除けば、素晴らしい楽曲です。

 

また、数少ない(というか唯一の)花陽のセンター楽曲ですよね。アケフェスで実装された時は滅茶苦茶嬉しかったです。スクスタさん、メインストーリーをサイレント修正していないで、こちらをよろしくお願いします。

 

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Music S.T.A.R.T!!

 

Music S.T.A.R.T!!(超豪華盤)(Blu-ray Disc付)

 

アニメ1期と2期の間にリリースされた6番目、そして現状最後のシングル表題曲となっています。「終わらない、パーティ、始めよ?」という、幼き真姫の言葉から始まるPVは、謎要素はありつつも、大変出来が良い、素晴らしいものとなっています。

 

猫ポーズや凛の「素直になれずにいたの?」の振り付けが印象的です。そういえば、「LoveLive!」を歌詞に取り込んだのは、この楽曲が初ですよね。遂に来たか…と、そういう気持ちになります。人文字でそれを表そうとしているのも面白い試みですよね。お陰で絵里が、厨二臭いポーズになっていますが笑

 

 

LOVELESS WORLD

 

重い扉を開けるようなSEから始まるこの楽曲。"楽しい"が前面に押し出されているA面楽曲とは異なり、暗い感じの悲恋歌となっています。物悲しい気持ちというよりかは闇落ちソングですかね。"怖い"という気持ちを持ってしまいますが、格好良いμ'sが見られる貴重な楽曲です。

 

歌詞を見るに、身分違いの恋愛のように受け取れますね。このテイストの楽曲は、今振り返ってみても、μ'sのみならずシリーズを通して異質なポジションにいる楽曲です。偶にはこういう冒険もアリですよね。

 

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まとめ

 

という訳で、μ'sのナンバリングCD楽曲を振り返ってきました。まだ12曲ですが、既に歴史を感じますね。僅か十数曲でも、μ'sがカバーした範囲の広さがヒシヒシと伝わります。特に「僕らのLIVE 君とのLIFE」、「Snow halation」、「Mermaid festa vol.1」と、印象深い楽曲が多かったのが、そのように感じる要因なのかもしれません。

 

さて、次回はどうしましょうか。なるべく早く書き上げるつもりですが、ユニットに行くのか、アニメに行くのか、それ以外か。せめてLiella!のアニメが始まる前に、μ'sの振り返りは済ませておきたいですね。

 

 

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