エフライの感想記

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感想《Formula E 2020-2021シーズン(第7シーズン) 第11戦 ニューヨーク》ジャガーが魅せた完璧なチームプレイ。今季2人目のシーズン2勝目誕生!

キャシディの善戦が見られた第10戦から一夜明け、第11戦が開催されました。Wヘッダーの2戦目という事もあり、各車どのように対応してくるか、楽しみでしたね。

 

 

チームプレイなジャガー

 

そんな第11戦を支配したのは、バードとエバンスが所属するジャガーでした。予選で2台がフロントローを分け合うと、決勝ではチームプレイを披露。残念ながら、エバンスは自爆によって、最終盤に戦線離脱を余儀なくされましたが、PPスタートのバードは危なげなくポールトゥウィン。1‐2フィニッシュが見えていただけに残念感は拭えませんが、チームとして素晴らしいレースを展開したと思います。これにてバードは第2戦以来のシーズン2勝目。通算では11勝目を飾りました。シーズン中の複数勝利はデフリースに続く2人目ですね。ランキングもトップに浮上しましたし、初の栄冠に向かって突っ走って欲しいのものです。

 

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個人的殊勲賞

 

今回は先ず、ポールトゥウィンを成し遂げたバードは外せませんよね。群雄割拠なFEにてここまで完璧なレースをするとは思っても見ませんでした。流石です。

 

また、前戦の反省を活かして、3位スタートから2位表彰台を獲得したキャシディも良かったですね。ここからメキメキ頭角を示して欲しいものです。

そして、21位スタートから8位に入ったフラインスも素晴らしいレースをしたと思います。この稼いだ数ポイントが後々響く予感がプンプンしますしね。あまりカメラに抜かれる事はありませんでしたが、着実に順位を上げるのは"巧さ"を感じました。

後、20位スタートから12位フィニッシュと、ポイントまでは届かなくとも大幅にポジションアップを果たしたバンドーンも良かったですね。ここ最近下位スタートからの下位フィニッシュが定位置となっているメルセデス勢ですが、今回は意地みたいなのを垣間見れた気がします。

 

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その他

 

さて、ここ3戦程ツキが無かったポルシェのウェアラインですが、今回は4位スタートから4位フィニッシュと、漸く一定の成果を残せましたね。一安心です。キャシディを捉えられそうでしたが、流石にそこまでは高望みですかね笑。次戦以降も、これを切っ掛けに好成績を残して欲しいです。

そうそう、ポルシェと言えば、今回取った戦略が中々謎でしたよね。前後で接近しているにも関わらず、ロッテラーとウェアライン、2人同時にアタックモードに飛び込ませるのは意味分かりませんでした。チームオーダーまでは行かなくとも、ある程度チーム側がドライバーをコントロールしていれば、4位と5位という結果よりも数段良い成績を残せた気がします。そういう意味で、ジャガーとの差が出たかな…と感じますね。

 

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まとめ

 

という訳で第11戦の感想でした。全体を通して、接近戦が多く、ド派手なバトルは無かったものの、面白いレースでしたね。

相も変わらず日産のブエミのペースが悪く、後続を蓋してしまっていたので、トレインが分断されていた印象が強いです。前半は、バード、エバンス、キャシディ、ウェアライン、セッテカマラ、ロッテラー、ダコスタの7人によるトップ争いが、終盤は、エバンス、キャシディ、ダコスタ、ウェアライン、ロッテラーの5人による2位争いが見所でしたね。出来ればこの後ろに居たブエミも割って入って欲しかったんですけどね。仕方ありません。次に期待です。兎に角、完璧な走りをしたバードが強すぎるレースでした。

 

さて、次戦はロンドンです。そうです、今日行われます。何とか間に合って良かったです笑。チャンピオンシップリーダーとなったバードがどのようなレースを魅せるのか、応援しているF1卒業組やSF卒業組はどうなのか。比較的見やすい時間帯なので、楽しみながら観戦したいと思います。

 

 

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