エフライの感想記

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感想《2021 SUPER FORMULA 第3戦 オートポリス》予選も決勝も雨。その中で生き残ったジュリアーノがSF初PP&初優勝!

今週末に最終戦を迎えている今年のSF。閉幕を前に、結果だけ知りつつも内容を知らなかった第3戦のオートポリスの感想を綴っていきます。

 

 

代打の神様、ジュリアーノ様

 

5月開催のレースなので、流石に当時の天候等は覚えていなかったのですが、酷すぎてビックリしました。ここまで悪天候だったとは…。中止にならなくて良かったです。

予選決勝共に雨&霧選手が大活躍してしまったので、前者は通常のノックアウト方式からの変更を、後者は僅か13周での終了を余儀なくされました。

 

特に予選でのクラッシュ&スピンのオンパレードが印象的ですね。

SFには赤旗の要因となったドライバーのタイムが抹消される規則があるので、彼ら3人は後方スタートを余儀なくされました。この制度要らないでしょ…。と思いますが、まぁ悪法も法です。仕方ありません。こういう状況ですと、ロシアンルーレット感が凄いんですけどね…

 

で、迎えた決勝も前述の通り雨&霧に見舞われ禄に走る事は叶いませんでした。

1周目から波乱万丈です。

その後、SCが入り一旦は落ち着くと思われました。

 

まぁそんな訳なかったですよね。

そんなこんなでまともにレースが出来ないと運営は判断し、13周でレースは打ち切られる事になりました。SCも黄旗もない、普通に走れたのが僅か数周という悲惨な有様でした。この時期のオートポリスはこういう天候に見舞われる印象が強いですね。開催時期の変更を考えた方が良い気がします。

 

結果的にハーフポイントレースとなりましたが、その勝者はF2経験者でもあるジュリアーノ・アレジ。一貴選手の代役で第2戦から参戦している若手ですが、今回は生き残りゲームでしっかりチェッカーまで生き残り、自身初PPからの初優勝を果たしました。2位スタートだった同僚の宮田選手が4位だった事を思うと、スタートを決め、首位を守り切ったのは勝者に相応しい走りでしたね。

今年は一貴選手の代打とSFライツに参戦というスケジュールですが、来年は是非SFフル参戦を果たして欲しいですね。F2でこそ満足行く結果が残せず、フェラーリ育成から外れてしまいましたが、まだまだレースキャリアはこれからです。日本を踏み台にする感じで大きく羽ばたいていって欲しいです!

 

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個人的殊勲賞

 

優勝を果たしたジュリアーノは当然として、13位発進から3位フィニッシュを果たした松下選手の巧さは流石ですね。1周目から気がついたら3位に居ましたもん。何か素晴らしいルートを発見したんでしょうね。彼もジュリアーノと同じくF1の道を絶たれた人間ですが、めげずに頑張って欲しいです。応援しているドライバーの1人なので。

 

また、開幕戦、第2戦の覇者である野尻選手も素晴らしい走りを魅せましたね。

4ワイドを敢行したり、何だり。難しいコンディションの中、数多くのオーバーテイクを決めていた印象です。結果だけ見ると、予選7位から決勝5位と可もなく不可もなくの結果ですが、それ以上の成果を成し遂げたと思っています。いくらハーフポイントとはいえ、チャンピオンを考えると、この成績は大きいですからね。彼の躍進は、生き残りゲームでハラハラしている中での、良い意味での異端児でした。

 

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まとめ

 

という訳で第3戦の感想でした。思ったより天候が酷く、レースらしいレースはあまり見られませんでしたが、その残念感より、ジュリアーノの初優勝がひたすら嬉しい気持ちになっています。将来が楽しみになってきましたね。この好成績を境に大躍進していって欲しいものです。

さて、次戦は菅生ですね。ここはオートポリス以上にタイトな場所なので、どういったレースが行われるか楽しみです!面白いレースが見られたら良いですね。

 

 

おまけ

色々あったものの、このレースで復帰した近藤監督。

SGTでレース中に自チームの作戦をバラす等のうっかりさんですが、面白い人なので、これからもレースに関わって欲しいですね!

 

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