一度しか言わねぇぞ
誰が何と言おうと
お前は俺たちのヒーローだ
これ言われると立ち上がるしかないですな…
遂に迎えたビルド最終回。
明日の地球がどうなるか、新世界では戦兎がどういう扱いになるのか楽しみは沢山あったが、それと同時に寂しさもあって見たいようで見たくない回だった。
終わってみれば、新世界は無事設立。
そして、戦兎以外のメンバーはエボルトやスカイウォールの件が無かった10年を過ごしている事になった。劇中で亡くなった人(一海とか氷室首相等)も復活。
肝心の戦兎はこの世界にいるはずがない人物として無事生存。
謎に葛城はいなくなったが、佐藤太郎も生存。
「今夜は焼肉っしょ!」がこの世界では流行っているらしい笑
こう振り返って見ると、戦兎以外はハッピーエンドと言っても良い終わり方だったように思う。
新世界では個人的に、工場で忠誠を誓おうポーズをした内海とホテルではなく執務室に紗羽さんを誘う幻徳が面白かった。
新世界にスカイウォールの記憶があるのは戦兎だけでなく、万丈もそうだった。
黒髪万丈(新世界ver.)は、かすみと幸せそうに暮らしているが、茶髪万丈(今までの世界のほう)も存命。
この2人が出会った時に、戦兎が見せたクシャッとした笑顔がとても印象深い。
ここで2人が新世界でどう過ごしていくかとても気になったが、まず行った事は今までの戦いを49回に分けてデータに残す事だった。
何が言いたいのかと言うと、毎回の回の冒頭にあったギャグのあらすじナレーションを製作するという事だ。
あのメタ発言のオンパレードだったナレーションは戦兎&万丈が振り返って語ったものと考えれば納得がいく。
それでも、紗羽さんやエボルトが登場した回はどのように収録したのかが気になる。
声の仕事やってま〜す
とか
ギュインギュインのズドドドド
も2人が声真似をして収録したのだろうか…笑
万丈ならエボルトの遺伝子あるし出来そう。
戦闘では、様々なフォームが登場して熱かった。段々弱体していくのは満身創痍さが伝わって良かったと思う。
そして、前回登場が匂わされたラビットドラゴンフォームが登場。
スーツは残念ながらなく、CGだった。
しかし、戦兎の気持ちが通じてベストマッチが鳴ったのは興奮した。
そんなこんなで万丈のチャック事件で終わった最終回。悲壮感が漂いながらも希望が見えるとても良い回だった。
戦兎が握ってたクローズライドウォッチ等、まだまだ気になるところはあるが、ひとまず本編が無事に終わってよかった。
本当にありがとう仮面ライダービルド!