やった…!
遂にやったぞ!!!!
現地参戦した日本GPから早いものでもう2週間が経過。舞台は日本のファンには非常にキツイアメリカ大陸に移った。
その大陸GP初戦はオースティンで行われたアメリカGP。
鈴鹿でハミルトンが勝ったことからひょっとすればここでタイトルが決まるかも…?というレースだった。
しかし、優勝したのはハミルトンでもベッテルでもなくまさかまさかのライコネン!
13年の開幕戦以来の勝利となった。フェラーリ復帰後、そしてPU時代になってからの初優勝で自分含めたライコネンファン待望の結果となった。
予選こそ寸でのところでPPを逃す3位タイムだったが、ベッテルのペナルティもありフロントローに並んだライコネン。
苦手(とは個人的に思っていないが)なスタートでハミルトンを抜かすと、そこから安定したレース運びでチェッカーを受けた。
これだけ書くと簡単に勝ったように見えるが、実際はそんな簡単でもなかった。
垂れやすいUSタイヤでVSCの時にフレッシュタイヤに代えたハミルトンの猛攻を凌ぎ切る必要があったのだ。
実際、2人のバトルはクリーンで見てるこっちはハラハラしたが、ライコネンはハミルトンを抑え切る事が出来た。
その後、最後は「一番古いタイヤ(S)のライコネン」vs「持つか分からないタイヤ(SS)のフェルスタッペン」vs「新品タイヤ(S)のハミルトン」という絶頂もののトップ争いを繰り広げ、それに耐えたライコネンがトップでチェッカーを受けた。
フェルスタッペンもこの時は(鈴鹿の時のように)暴れることなく、非常にレベルの高い接近戦を見る事が出来た。こういうバトル良いよね。
フェルスタッペンはショートカット対策の「フェルストッパー」に予選Q1で引っかかり更にギアボックス交換のペナルティを受け18番手スタートだったが、1周目で9位に上がる等素晴らしい追い上げを見せた。鈴鹿でもそれくらいクリーンにやってくれよー。ライコネン押し出すなよー(ボソッ)
本来ライコネンのポジションにいなければならないベッテルはまさかの4位。
1周目でリカルドと絡みスピンし(また)後方からの追い上げを強いられた。
今回はFP1で赤旗の減速不足を取られ3グリッドダウンのペナルティを貰っていた事も相まって散々なレースとなった。
それにしても、ベッテルはハミルトンと比べて今シーズン特にミスが目立っている気がする。
タイトル争いもほぼ絶望的となり07年のライコネン並みかそれ以上の奇跡をベッテルと今のポンコツフェラーリが出来るかと言えば正直?が付く。
ボッタスは5位フィニッシュ。
トップ3から離されるどころか後方に沈んだベッテルにも抜かれる始末。
ロシアでのアレがまだ響いているのかなぁ…
なんとか復活して欲しいけど。
リカルドは様式美のようなリタイヤ。
展開的に表彰台や優勝が狙えただけに残念。
来年が思いやられるなぁ…。
でもワークスは信頼性は良いか…うーん分からん。
期待のトロロッソホンダはマグヌッセンとオコンが失格ということもありハートレイが9位入賞を果たした。
終始SSのエリクソンを抑え続けたのは凄い。
来年も残って欲しいけどどうなんだろうなぁ…
一方のガスリーは1周目のインシデントに巻き込まれ12位フィニッシュで終えた。こっちはこっちで運がなさすぎる…
ベストオブザレストを取ったのはルノー勢。
ヒュルケンベルグ-サインツのオーダーだ。
まぁこれでコンストラクターズ4位は硬いかな。それにしてもサインツのペナルティは不可解だったなぁ。あれでペナルティは厳しすぎると思う。
地元ハースはグロージャンがルクレールに魚雷アタックをかましリタイヤ。マグヌッセンはフォースインディアとの接近戦を繰り広げたが失格に終わった。
マグヌッセンは兎も角、グロージャンはヤバい。もうすぐ出場停止になりそうだし来年残るけど大丈夫なのかね…
それと、ルクレールは対ハースの運がなさすぎる。2戦連続やられるとは思わない普通。
エリクソンが10位入賞したし、次に期待。
フォースインディアはオコンが失格となったがペレスが8位入賞。マクラーレンまでもうすぐ。確実に速いチームだし次はペレスの母国GPだし非常に楽しみ。
マクラーレンとウィリアムズは正直語る事がない(無慈悲)
アロンソはストロールに魚雷されるしバンドーンは予選安定の最下位。
来年ドライバー一新するけど大丈夫かなぁ…
ウィリアムズはストロールよりシロトキンの方が安定感あって良さげ。来年もいて欲しいけど難しいだろうなぁ…
ライコネンファンとしても、そしてレースファンとしても非常に面白かった今レース。
ライコネンの優勝は最もブランクが空いた優勝らしいけど、それまでずっとトップ争いしていたのも凄い。今シーズン2勝目の狙って欲しい。
次はメキシコGP。
また眠気との戦いとなるが、面白いレースになる事を期待。じゃないと寝てしまう(笑)