オーストラリアGPから早2週間。
第2戦バーレーンGPが開催されました。ナイトレースにはもう慣れましたが、いかんせん時間がキツい…笑。0時スタートとかもうやめてよ…。まぁこの後、カナダGPまで寝不足GPはお預けなんですけどね。
…と、前置きはこの辺にして、早速レースの感想と行きます!
史上99人目のPPを獲得したのはフェラーリに移籍したばかりのルクレール。フリー走行からずっとベッテルより速かったし、文句の付け所のない完璧な予選でした。決勝もトラブルが起こるまでレースを完全に支配していましたし、実力派本物でした。次戦以降に期待します。
一方、ベッテルは正直不甲斐ないレースでしたね。予選からノリス-グロージャンのインシデントの要因を作るわ、ハミルトンと接触していないのにスピンするわ。去年終盤の悪いところが出に出まくったレースだったと思います。頼むよフェラーリのエース…
個人的に推しているライコネンは今回もいぶし銀のようなレースで7位フィニッシュを果たしました。ジョビナッツィと共に肝心なFP2で全く走れなかったのにも関わらず、Q1を15位通過、Q2を10位通過。そして最後はノリスの上の9位で終えるという高パフォーマンス。
決勝もソフトタイヤを長く持たせての7位。ノリスを抜けなかった事や純粋な速さではルノーに太刀打ち出来なかったのは気がかりですが、それでも考えうる最高から一つ下の順位を確保するのは流石。ドライバーズランキングでもベッテルに次ぐ6位ですし、やりおる。
一方、ルノーは速さこそ素晴らしかったものの信頼性に問題がありましたね。ヒュルケンベルグなんかQ1落ちにも関わらずベストオブザレストを走っていたのにも関わらずリタイア。リカルドと全く同じタイミングで沈んだのを見ると去年のレッドブルを嫌でも彷彿させます。リカルドは本格的にお祓いに行った方が良いよ…
注目のホンダ勢ですが、正直言ってレッドブル1台、トロロッソ3台体制のように感じました。
フェルスタッペンはSCがなければ表彰台行けたかも…と思うと残念ですが、今いける最高の順位を残したと思います。
一方のガスリーは予選Q2落ち。決勝もタイヤを上手く持たせてSCが出なければノリスの前にフィニッシュ出来た可能性がありましたが、普通に予選が遅かったですね。まだマシンに慣れていないのかもしれませんが、2戦連続これは不味い。中国での復活を期待します。
一方のトロロッソはアルボンが初入賞。クビアトもジョビナッツィとの一件が無ければ…という結果でした。2台がガスリーを追い回すシーンもありましたし、今後に期待が持てます!
…と言いたいところですが、トロロッソのエンジニアは要反省ですね。クビアトのQ2、2回目のアタックで中古を履かせるポンコツ病は治して欲しいところです。フェラーリと同じく、ここも去年から成長していない気がする…汗
そして、ノリスの凄さにも触れておきたいと思います。前戦でも予選で速さは見せていましたが、今回は決勝でもその速さを遺憾なく披露していましたね。今年のルーキーは当たりが多くて見ていて楽しいです。
サインツも予選でノリスを上回り、決勝でもフェルスタッペンを追い回す等マクラーレンの速さが戻ってきたようでなによりです。個人的にザクとかブーリエは好きではありませんが、速いチームが増えるのは良い事。これからも失速しないで欲しいものです。
最後に優勝したメルセデス、ハミルトンについて。
正直予選が終わった段階で勝つと予想した人は少ないんじゃないですか?笑
昨年のモンツァやインテルラゴスが頭をよぎりましたが、この人本当、"持ってます"よね。上位に何かがあった時に勝てるポジションにいる。決して最速じゃなくても勝てるのはこういうところだと思います。おい、聞いているか?フェラーリ。ストラテジー含めちゃんとしてな。
というわけで第2戦バーレーンGPの感想でした。
レースの恐ろしさと何処かで見たようなデジャブの嵐と見所が多いレースでしたね。フェラーリ、ルノー、そしてベストオブザレストから転げ落ちたハースはみっちり反省会を行って欲しいものです。
また、2ストップが最速とピレリが考えて実際にその通りだった珍しいレースで見ていて楽しかったですね。1ストップのリカルドやマグヌッセンが見るからに順位落としていたのは残念でしたが、これからも2ストップが主流のレースor複数の戦略が取れるレースが増えて欲しい…
次回は中国GP。去年のレースだと、リカルドがボッタス相手に物凄いオーバーテイク。ベッテルとフェルスタッペンが接触してくるりんぱ。そしてトロロッソの同士討ちといった事が印象に残っています。
今年はどんなレースが見られるか楽しみです。
ガスリーの復調や跳ね馬の完全復活が見られたら嬉しいなぁ