モタスポ満載週の中で開幕戦を迎えたSUPER GT。
予選、決勝共にF1と駄々被りで日程もう少し考えてよ…と思ったのは自分だけではないはず。いくらFIA管轄ではないとはいえ、これくらいの配慮はして欲しかった。
と、愚痴をグダグダ言っても仕方ない。今回はそんな日程被りなんてどうでもよいと感じるほどのレース内容でした。
「どうでもよい」、もちろんこの言葉には良い面と悪い面、両方の意味を込めています。
良い面は快晴の中行われた今年最初の予選でしょう。
昨年全体的に元気がなかった日産勢が全てQ2進出という快挙。MOTULがPPでIMPULが2位というフロントローがっつり確保には痺れました。特にロニーのアタックは凄かったですね。自分の中ではMOTULはもうダメという謎の偏見があったので素直に驚きました。すみません。MOTUL様。
自分はホンダファンなのでNSXの動向が気になるわけですが、GT-Rが躍進している中、セカンドローを確保したのは大きいと思います。去年チャンピオンのRAYBRIGは今年も速そうで嬉しい限り。他のNSXも決して遅い訳じゃないですし、これはシーズンが楽しみになりそう。
一方レクサスはKeePerの1台がQ2進んだだけという苦い結果でしたね。うーん。レクサス連合復活は遠そう…
300ではF2から帰ってきた福住選手がいきなりのPPを獲得しました。
いきなり乗ってポンっとタイムを出せるのは凄いとしか言いようがありません。本当、なんで日本にいるんでしょうね、彼。
ホンダは福住をどうしたいのか、イマイチ見えてこないのがなぁ…。これじゃ日本人F1ドライバーも遠いぞ…
快晴だった予選と打って変わって決勝は大雨。FEは意地でも雨が降りませんが、こっちでは嫌というほど降りますね笑。
ウェット状態ではNSX勢の速さが光りましたね。一時は1-2-3を形成するという盤石さ。これは表彰台独占かなという展開でした。
しかし、まさかの塚越が乗るKEHINがRAYBRIGに追突。優勝はARTAが辛うじて拾いましたが、表彰台独占かもという状況からまさかの滑り台でした。
同じメーカー同士のバトルはもちろん推奨されるべきですが、ぶつけるのは違うだろう…と。しかも今回は雨で難しい状況だった為もう少し慎重に行って欲しかったですね。
300は下位あっちこっちでクラッシュが起こる荒れた展開になりました。しかし、トップ争いにはそんなクラッシュは無縁。ARTAの高木選手とK-tunesの新田選手の熾烈なトップ争いは見応え十分でしたね。流石ベテラン。レース運びが巧いですよね。塚越選手にはこの"巧さ"を学んで欲しいところです。
というわけで開幕戦の感想でした。
燃える展開だった予選(と決勝序盤)と困惑でしかない決勝の温度差が激しいレースでした。観客にとっての耐久レースだったなぁとテレビ越しに感じました。
まだ開幕戦&決勝はフルウェットということもありまだまだ解明できていない勢力図。
一発の速さが戻った日産か前年度チャンピオンのホンダか。この2メーカーのバトルは熾烈を極めそうで楽しみです。レクサスはここでこそ苦戦していましたが、次でどうなるかわかりませんし、楽しみなところです。
個人的に三つ巴の争いが見たいので、レクサス陣営の皆さんには頑張って欲しいです。
500がそうなら当然300もまだ勢力図が見えてきていません。
PPから2位フィニッシュだったARTAが抜けている気がしますが、GAINERやHATSUNEといった強豪は間違いなく上げてきますし、こっちはこっちで面白い展開が見られそうで楽しみです。でも、ホンダ推しとしては福住選手の躍進に期待したいところです。

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