開幕前はあんなに待ち遠しくても、不思議な事にいざ開幕すればあっという間に閉幕に向かう訳で、今年のSFももうすぐで最終週というところまで来ました。今回の舞台は鈴鹿、2DAYS開催となりました。熾烈なタイトル争いに加え、海外勢も大体参戦できるという事でとても楽しみにしていました。本当なら現地行きたかったんですけどね、別件の予定があったので仕方ありません。
またまたSC導入となりましたので、ここで少しなごみ画像を…。
— 鈴鹿サーキット (@suzuka_event) 2020年12月5日
小鳥さんもレース観戦してました。
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(・8・)チュンチュン
鈴鹿の王、山本尚貴
今回圧倒的な強さを魅せたのは、ホンダのエース山本尚貴選手でした。また後述しますが予選決勝共にトラブルだのクラッシュだの色々な事が起こった中、ポールトゥウィンという完勝を成し遂げたのは流石の一言です。SCにより何度もリードが無くなりながらもリスタートの度に後続を突き放す山本選手は格好良かったですね。タイトルを争っている平川選手がノーポイントに終わった為これで現状のランキングトップに立ちましたし2年ぶりの王座に向けて順調な蹴り出しだと思います。予選タイムも平均時速220kmを越す1分34秒台という化け物みたいなタイムですからね。明日もレースを支配してくれるか楽しみです。
スーパーフォーミュラ 第5戦/第6戦 JAF鈴鹿グランプリ
— 鈴鹿サーキット (@suzuka_event) 2020年12月5日
第5戦 優勝は[5]山本尚貴選手!
荒れたレースを見事に走り切ってポイントリーダーへ!
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魔物さん、お目覚め
他のトップカテゴリーと比べ滅多に荒れない事で知られているSF。しかし今回のレースはその貯金を一気に放出したのか、予選から決勝のチェッカー寸前まで荒れに荒れました。予選では、ランキングトップの平川選手がギアのトラブルで予選を走れなかったり、大湯選手がWチェッカーを受けたりしましたね。
決勝になると、レコノサンスラップで2番手スタートだった野尻選手が止まってしまい最下位スタートになった事を皮切りに、フォーメーションラップで関口選手がトラブルで停止。エクストラフォーメーションラップ中に大嶋選手が緊急ピット。1周目に牧野選手がダンロップでクラッシュ。10周目、2位走行中の福住選手にトラブルが発生しリタイア。山本選手のピットが終わったタイミングで松下選手の左リア(タイヤ?サスペンション?)が130Rで壊れ大クラッシュ。SC解除後、左から平川選手、笹原選手、坪井選手、可夢偉選手の4ワイドで1コーナーへ侵入し案の定大クラッシュ。と、健全に走れていた方が少ないんじゃ…と思う程色々な事が起こりました。
【現地直送】
— Red Bull モータースポーツ (@redbullmotorJP) 2020年12月5日
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#松下信治 決勝レースの
クラッシュオンボード映像💥
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👤 @Nobu_Mat13
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予選 👉🏻https://t.co/BHHFX6E7bm👈🏻
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松下選手のクラッシュは見ていて怖かったですね。あんな感じでマシンが壊れたら血の気が引きます。牧野選手もそうですが、タイヤが劣化したとは考え難いので応急的に用意したタイヤウォーマーが原因だったりするんですかね。明日は同じような事が起こらなければ良いんですが…
胸が苦しくなってくる...
— J SPORTS❤️モータースポーツ 今週は…スーパーフォーミュラRd5-6 &WRC【最終戦】‼️ (@jsports_motor) 2020年12月5日
第5戦・第6戦 鈴鹿 予選・決勝 LIVE配信https://t.co/kkTO8eNwwL#jspoms#スーパーフォーミュラ#sformula pic.twitter.com/ZxQG3ICVtL
最後の4ワイド、見栄えは良かったですね。ですが「狭い鈴鹿でああなればそうなるよね」と思いました。個人的には先頭にいた2人、笹原選手と坪井選手がちょっと楽観的だった気がします。坪井選手が笹原選手に並ぶ際、可夢偉選手に当たりかけてましたし、笹原選手もアウトに寄せるのも結構強引でしたからね。
ですが、まぁレーシングアクシデントっぽいなっていうのが本音です。本来ならインディカーでいうスポッター的ポジションの人が「横に何台いるよ」って伝えるべきなんでしょうけど、鈴鹿で4ワイドが起こると予想するのは至難の業です、仕方ありません。
【注意】
— Red Bull モータースポーツ (@redbullmotorJP) 2020年12月5日
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#平川亮 決勝レースの
クラッシュオンボード映像💥
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【注意】
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#笹原右京 決勝レースの
クラッシュオンボード映像💥
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スーパーフォーミュラ第5戦で起きた『衝撃クラッシュ』を #坪井翔 のオンボード映像で見てみると…😱
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前を走っていた2人に加え、巻き添えを喰らった平川選手、スピンした笹原選手とニアミスだった可夢偉選手の4人に大きな怪我が無くて本当良かったです。先週のグロージャンのクラッシュが記憶に新しく大クラッシュに敏感になっているだけに、とてもヒヤヒヤしました。
個人的殊勲章
さて、そんな大荒れのレースでの個人的殊勲章ですが、まぁ山本選手は当確ですよね。文句のつけようがありません。
スーパーフォーミュラ第5戦で見事ポール・トゥ・ウィンを達成した #山本尚貴 の『ファイナルラップオンボード映像』をお届け🎊 映像最後の力強いガッツポーズにご注目‼️
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その他というと、スタート大成功&福住選手のトラブルという幸運がありながらも安心安定のKCMGのピット作業にて勝負権を失い、そこから死に物狂いで4位に入った可夢偉選手。
\オンボード映像で振り返る #SFormula 決勝📺/
— TOYOTA GAZOO Racing (@TOYOTA_GR) 2020年12月5日
Rd.5 鈴鹿サーキット 決勝。
6番グリッドから4位入賞を果たした小林可夢偉選手(@kamui_kobayashi)の走りを、オンボードでご覧ください❗
4ワイドのアクシデントを回避するシーンは必見です👀❗#スーパーフォーミュラ pic.twitter.com/JZYXsDzjG6
後は、最下位スタートになりながらも7位に入った野尻選手が該当するでしょうか。リタイアになったものの光る所が多かった平川選手や松下選手も入れちゃいましょう!
以上の5人が個人的殊勲章です。皆さん、明日も面白いレースを繰り広げて下さい!
まとめ
という訳で第5戦の感想でした。
最後の売り尽くしセールなのか、基本的に静かな印象のあるSFでここまでドタバタしたのは珍しい気がします。様々な事があったものの重い怪我人が出なかったのが幸いですね。
#JAF鈴鹿グランプリ 第5戦
— SUPER FORMULA (@SUPER_FORMULA) 2020年12月5日
13:15〜決勝グリッド表はこちらです!#sformula pic.twitter.com/8u5tKJmKRS
#スーパーフォーミュラ 第5戦 決勝正式結果表がでました❗️大波乱の決勝レース、完走できたのは13台となりました💦#sformula #鈴鹿大会 pic.twitter.com/C54jFTkksX
— SUPER FORMULA (@SUPER_FORMULA) 2020年12月5日
さて、翌日の第6戦。そろそろ今年のタイトルの大方が決まってくる頃合いですかね。個人的に平川選手が優勢だと思っていましたが、鈴鹿での山本選手の強さ。そして今日の平川選手のツイてなさを見るにまだまだ二転三転しそうで楽しみです。今回不運に見舞われた元F2勢の躍進も期待したいですし、一貴選手や国本選手といった今回表彰台に登った組の活躍も見たいですし、楽しみが多くあって今から明日のレースが待ち遠しいです!