エフライの感想記

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ネタバレ感想《『五等分の花嫁』第9巻》まさかの6人同じクラス!?本格的に風太郎争奪戦がスタート!

先日発売された『五等分の花嫁』の最新刊、第9巻を早速読んだのでその感想を。

アニメが終わりロスが続いているタイミングでの発売は流石、お商売上手。盛り上がっているタイミングでこういう燃料が投下されるとどうしても食いついてしまいますよね笑。だからお金が貯まらない…

 

 

という前置きは置いといて。以下、感想等です。ネタバレ全開なので一応ご注意を。

 

 

 

内容(ネタバレ注意!)

 

風太郎の提案した皆んなが先生で生徒作戦が功を奏し、無事に進級出来た中野姉妹。

そんな彼女たちを待っていたのはまさかまさかの6人(風太郎も入れて)同じクラスという現実でした。どうやら中野パパ(以下、マルオ)の差し金のようですが、一体彼はどんな権力を持っているんですかね…

 

そしてまぁ当然の如く姉妹の見分け云々のやり取りがありました。そこで(ヘアピン等の特徴を利用したとはいえ)ハッキリ見分ける辺り、1巻の時から成長しているなぁとしみじみ感じました笑。

四葉の提案で学級委員にもなりましたし、風太郎はこれからより一層ガリ勉人間からの脱却が捗りそうですね!

 

 

そうそう、珍しく新キャラ、武田くんが登場しましたね。風太郎を一方的にライバル視しており、風太郎に負けず劣らずの秀才キャラです。

ホモ疑惑もある彼ですが、前田に次ぐ良い風太郎の友情ポジションに付けそうな感じがします。

というのも、「姉妹が風太郎の足枷になっているのでは」と不安視し、家庭教師を代わろうとしたり、全国模試で裏道から入手した答えを破り捨てて風太郎に真正面から勝負を挑んだりと多少変な部分はありますが、真っ当な人物だからです。ほぼ医者確定の道を歩んでいる彼ですが、宇宙飛行士の夢を叶えられるか。というのも気になるところです。

 

 

後、何度目だ…と言わんばかりの家庭教師辞める辞めないの騒動もありましたね。

「まーたマルオは嫌がらせをするのか…」と思いましたが、全然そんな事はありませんでした。

「彼には彼の人生がある」という考えの元、風太郎を解放しようとしたり、宣言通り全国模試で3位なった風太郎を家庭教師に呼び戻したりと良い面しか現れませんでした。

 

武田くんといいマルオといい、なんでメンズがこんなに良い人なんですかね笑。まさか、これが姉妹仲亀裂のフラグとか?

そんな事ないですよね…

 

 

考察

 

とんでもない所が伏線だったりして油断も隙もない『五等分の花嫁』ですが、今回も色々と新たに謎が提示されました。

 

先ず取り上げるのはやっぱり零奈関連ですね。

謎のブロガー「M・A・Y」さんと同時に五月が隠していた衝撃の事実ですが、正直言って、"零奈"という名前が母親の名前という事が分かった時点で、自分の中で五月説が有力だったのでまぁこうだろうなと。

 

それにしても、彼女が持っていた服は果たしていつのものでしょうか。成長後の零奈なのか、5年前の京都の零奈なのか。

どちらにせよ、これで五月は他の姉妹に対して大きな武器を得ましたよね。どう立ち回っていくんだろう…

 

 

後、風太郎と同じバイト先を勝ち取った二乃が「今のところリードしている筈なのにこの焦燥感はなに…?!」というシーンが個人的には引っかかりました。

二乃がこういう発言をするという事は8巻(旅行編)ラストを飾ったキスした五月は二乃じゃないという事を示しているんじゃないかと思ったからです。二乃がキスしたとすると、彼女の性格的にもう少し余裕を持っていそうですし…。

うーん。これは二乃フラれるのが確定かなぁ。

 

 

何とか報われて欲しいですが、メインヒロインが定まっていないラブコメでは最初に動いた人が負けというのはお決まりですし、二乃もそういう運命を避けられないんですかね…

でも、一花と違い、フラれて暗黒面に落ちる事は無さそうなのが唯一の救いですかね。

ロケットスタートを決めた二乃がどう他の姉妹に抜かれていくのか、というのも今後の見所です。

 

ま、意外性が尽きないこの作品ですし、終わってみれば二乃がポールトゥウィンを飾る可能性も無いとは言い切れませんし、これからの動向を見守っていきたいです。

 

 

となると、誰がキスしたんですかね。

あの時点で風太郎に好意があるという描写があるのは姉3人です。二乃は上記の事から除くとして、2人のうち、一体どっちでしょうか。

因みに除外した妹2人を見ると…

友達を強調していた五月はないとして、四葉は正直分かんないですね。ある意味1番掴めない子かも。

 

そうすると可能性があるのは、一花・三玖・四葉ですか。見分けを達成した三玖や強引にでも振り向かせようとする一花がワザワザ五月の格好でキスするかなぁ…という思いもありますし、あの段階で四葉→風太郎への異性としての好意がキスまで行くとも思えません。現に三玖を応援していますし。

 

今のところ分かるのは二乃が候補から外れたという事くらいですかね。早く結末が知りたいところ…。

 

 

まとめ

 

というわけで第9巻の感想でした。

3年生になりバイトを始めたりと大きく環境が変わり、6人が新たなスタートを切った巻と言えるでしょう。逆噴射している人もいますが…

 

そして恐らく次巻からは修学旅行編。零奈云々ですったもんだがありそうで楽しみが止まりません!

 

清々しいまでに直球勝負な二乃に、変装したりとある意味1番狡い手を使っている一花。そして上手く踏ん切りがつかないどころか一花のお陰もあって風太郎の中では恋心を持っていない判定された三玖。零奈疑惑のある五月に底が見えない四葉。

と三者三様ならぬ五者五様の様子を見せている中野姉妹。

 

結婚式までには仲直りしている様ですが、一体どういった落とし所を付けるか非常に気になるところです。特に一花関連で二乃や三玖辺りがヤバくなりそう…。まさか一花が変装して三玖として「一花は風太郎の事が好きだよ」なんて言うとは…。これから仲良し姉妹がより一層ギスギスしそう…

 

 

とにかく、これだけ言わせてください。

 

三玖が表紙飾ってる割に三玖の活躍ねぇ!!!

 

五等分の花嫁(9) (講談社コミックス)

 

こんなに可愛い表紙を貰ったのに…

残念無念。いつか「三玖天下第一」と声を大にして言える日が来ますように…

 

 

五等分の花嫁(9) (講談社コミックス)

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