※この記事には『五等分の花嫁』のネタバレが含まれています。
うおおおおおおおおおお!!!!
あああああああああ!!!
ああああああああああああああああああ!!!!
三玖ううううううう!!!!
すみません、取り乱しました。
売上としても人気としても大成功に終わったアニメ『五等分の花嫁』。2期制作も早々に決まったし、これからの展開が楽しみだなぁ。
なーんて思ったスペシャルイベントの後に更新された第84話「シスターズウォー七回戦」。
2週間振りの更新。ページを増やして貰ったと春場ねぎ先生が仰っていた。前話で特大爆弾がいくつも爆発しそうになっていた。と"ヤバい"要素が多かったので、一体どんな展開が繰り広げられるのかワクワクドキドキしながら更新の時間を待っていました。
そんな緊張の中展開されたのは、
三玖と風太郎のイチャイチャデート
しかも三玖の告白付き
というまさかまさかのストーリーでした。
読んだ後、正に上に書いた「ああああああああ!!」なんて気持ちが先走り深夜にも関わらず叫び出しそうになりました(無事自重)。
アニメの範囲こそ平和なラブコメを展開していましたが、そんな事は昔の話と言わんばかりにギスギスしている最近の『五等分の花嫁』。
暗躍する一花に、それに精神をやられた三玖。不穏な空気全開な四葉に零奈に変装したりとよく分からない行動をする五月。と序盤でヘイト役を担っていた二乃が光り輝いて眩しい程「皆んな仲良くしてよ…」と思うほど重い展開が続いていました。
そんなここで放り込まれたのがこの第84話。
「(誰かさんの暗躍がありながらも、)普段自己主張しない子が自分の努力を初めて自認し、好きな人に告白する」
こんなTHE・定番というストーリーをここでぶち込んでくるの、誠にやめて頂きたい。こんなの見せられたら三玖大好き人間になってしまう笑(もうなってる)
ここ最近暗い顔しかしていなかった三玖の笑顔がまた見られて本当に嬉しかったです。前話の最後の文に「二人きりのデートが始まるー‼︎」なんて書かれてましたがまさか本当にデート回だとは思いませんでした。
他の姉妹が一切登場しない、徹頭徹尾三玖メイン回で嬉しい反面、「あの謎(五月と四葉の会話等々)は??」と思う気持ちがありました。
と言っても、そんなネガティブな気持ちが出てくるのなんて読んでからちょっと時間を置いてからですけどね。もう本当、「三玖、頑張ったな!!」という気持ちが大半を占めて危うく叫びそうに…(しつこい)。
そんな三玖の可愛さが溢れ出た84話でしたが、やはり気になるのは「誰が三玖のサポートをしたのか」という事です。
- 武田の「また会ったね」「また逃げられた」発言
- 戦国武将の衣装がないのにそれを謳った呼びかけ
- 武田と前田を風太郎から引き離した事(三玖の吹き出しにて露骨に隠されてる)
- 風太郎を押して三玖が池ぽちゃ案件
- 恐らく五月が買ったはずの下着の差し入れ
- 初日に三玖が落としたパンの復活
ざっと上げてみましたが、偶然では済ませない程の「その時、不思議な事が起こった」案件が多発しています。
武田の"また"発言は深読みし過ぎかもしれませんが、恐らく現状、五つ子を見分けられるのは風太郎だけですし、暗躍した誰かがいると考えられます。
また、妙にノリノリな着付けのスタッフや「戦国武将」なんて三玖が乗っかりそうな嘘をつける辺り、五つ子が絡んでいますよー。と言っているのも同然ですよね。
まぁその誰かというのに一花は間違いなく該当するでしょう。コース変更したのは姉妹の中で多分一花しか知らない事ですし、下着も五月から譲って貰ったと考えれば辻褄が合います。
パンに関しては…。うーん。どうだろう。パンが告白の武器と知っているのは四葉だけですし、告白が暴発したあの状況で「これは後々使える」と一花が考えられるかは正直微妙です。
と言っても、三玖が落としたパンを拾えるのは一花と二乃だけなんですよね。三玖と同じバスに乗れた五月と風太郎とバスに乗った四葉が回収しているとは考えられません。じゃあ二乃が協力したか?と考えるといくら三玖をライバル認定しているとはいえそこまではしないかなぁと。そもそも三玖がEコースに変更したなんて知ってるとは限りませんし。
そうすると一花が腹痛と偽ってDコースを抜け、Eコースに行って三玖のサポートをしたと考えるのが王道ですかね。姉妹複数サポート説は邪道な気がします。
ただ、個人的に83話であんな悲惨な結末(?)を迎えた一花が翌日、あっさりサポート役に回るとは信じられない(おい)ので、まだまだ波乱が起きるのでは…?と少し、いやかーなーり疑っています。
さて、冒頭で散々語りましたが、改めて三玖というキャラについて。
最初から好感度高かった四葉は兎も角、好感度ゼロ、いやマイナスからスタートした姉妹の中で最初に風太郎に惚れたのが三玖。
恋愛となった瞬間、ブレーキが壊れた二乃やステアリング(ハンドル)が壊れた一花と比較し、クラッチ又はギアという走る為に大切な部分が壊れたのが彼女でした。風太郎のタイプに近づこうと努力する辺り、アクセルやエンジンが壊れている訳ではありませんが、ここ1番!という時に限って弱腰になってしまうのを鑑みてギアが壊れているのかぁと思います。
今回はそんなギアが直ったのか、圧倒的なヒロイン力を見せてくれました。元々、二乃に負けず劣らずの暴走癖(参照:キス云々の時)があることから、キッカケさえあれば超加速するだろうなぁと思っていましたが、ここまでの破壊力があるとは予想外でした。
それでも奥手な性格は残っているようで、今回の告白の仕方は、実に彼女の性格を反映しているなぁと思いました。
三玖とよく対比される既に告白済みの二乃は、ストレートにも程があるでしょと言いたいくらいの直球で難聴風太郎を突破しました。あの二段階告白、あれで一気に二乃ファンが増えた事でしょう(特大ブーメラン)
一方の三玖は「あれも好き」「これも好き」と段階を踏んだ上での「(風太郎の事が)好き」。
どっちがより優れているとかそういう話ではなく、2人の性格の違いを表しているなぁと思いました。
風太郎が返事する前の緊張している表情からの満面の笑み。不運続きであわや黒歴史になりかけた修学旅行、最後の最後でようやく報われた!良かったね!三玖!という気持ちでいっぱいです。
さてさて、そんな幸せいっぱいで終えた84話でしたが、肝心な事が残っています。そう、風太郎の返事です。これが最終回なら「俺も好きだぜ」的な事を言ってハッピーエンドですが、これは最終回でも無ければ、この作品はお約束を破ってくる事でお馴染みな『五等分の花嫁』です。果たして風太郎はどんな返事をするでしょうか。
83話にて三玖の気持ちが風太郎に伝わっていることは判明していましたから、無下に扱うとは思えませんが、二乃に返事が出来てませんし、どう返すか気になります。個人的には風太郎が期限付きの保留か、二乃と同じく三玖側が返事はまだ良いと返すかのどっちかなと思っているんですけど、どうでしょうか。こういう予想、なかなか当たった事がないので自信無いです。
そもそもメタ的に言うと、物語のラストでない告白は失恋フラグでもありますから、三玖に報われて欲しいと考えている身とすると嫌な予感がします。また泣く三玖は見たくないよ…
個人的にはこの修学旅行編で京都の子云々により誰かがレースから脱落するor独走態勢を築くと思いましたがそうならないのがこの作品の面白いところのようでもどかしいところ。
これからどんな展開が待っているのか、毎週水曜日がより一層楽しみになりましたね。