お前に判決を言い渡す
有罪!
そんな大牙兄さんみたいな事を言わなくても…笑
キバ編!
元号改元の最中、継承をテーマに行われた響鬼編の次はキバ編。1986年と2008年を行き来する作品で、"王"に誰がなるかというストーリーでしたし、『ジオウ』と組み合わせが良いだろうなぁと思っていました。
しかし、メインに据えられたのは時間でも王選でもなく恋愛でした。そっちで来たか〜と思いましたね笑。結婚式で始まって結婚式で終わった作品ですし、音也主役の86年編では恋愛がメインでしたし納得っちゃ納得ですが、折角なら王選とかをメインにして欲しかったという気もしないでもないです。まぁ面白ければなんでも良いんですけどね笑
これぞ、井上脚本
特別予告動画でも「脚本 井上敏樹」なんて表記がありましたし、何となく構えた人も多かったでしょう。勿論、自分も例に漏れず、一体どんな話になるんだ…という期待と不安がありました。
そういえば、漫画版クウガや春映画の1号を除くと凄い久々な気がしますね、井上脚本。『キバ』は彼がメインに関わった最後の作品ですし、サービスシーンも多かったような気がします。
現状、次狼しかレジェンドキャストが出ていないのにも関わらず、釈由美子さんが名護さんみたいな車の止め方をしていましたし、大牙兄さんのセリフをコピっていたという事もあってか、キバの雰囲気がプンプン漂っていました。
適当に変身して変身解除されて、更によく分からないタイミングでギンガが来たりと唐突さというかこういうの、一期っぽいと思いました。相変わらずの食事シーンもありましたし、これぞ井上脚本っていう感じだなぁ。
まとめ
というわけで35話の感想でした。
しっちゃかめっちゃか感が1期っぽくて懐かしかったです。
杉田さんが声を演じるギンガは一体何者なんですかね。ミライダーみたいにソウゴが生み出したライダーなのか、エボルトの如く本当にフラっと遊びに来たライダーなのか。
地球のルールなんて知ったことか!と大暴れしたりと大物感はありますが、登場の仕方が「我が魂はZECTと共にありぃぃぃ!!」だったりと良く分からない事が多いです笑
そのギンガ関連だけでなく、今のところ出番の雰囲気がないオリジナルキバだったりと次回への期待が高まるばかりです。井上脚本は「ここぞ!」というシーンではバシッと決めるイメージがあるので、このキバ編をどう畳んでいくのか、気になります!
おまけ
それにしても、釈由美子さんのキバのレジェンドキャスト感が凄い。マンホールを攻守に使うとか、ウィザード早瀬よりも個性的な気がします笑。こんな有名女優さんをただのゲストキャラで消化するとは思えませんし、何か爆弾あるかな…
それと、木下ほうかさんの喫茶店はリニューアルしたのが少し残念でした。まぁ無理もないかな、10年以上経ってるし。あのゴールデンレトリバーもいなかったですし、嫌でも時の流れが感じる…