感想《ガールズ＆パンツァー最終章第2話》約1年半に渡るBC学園との1回戦、無事終了！第3話はいつになるかなぁ

15日に公開された『ガルパン』の最終章、第2話をようやく鑑賞することが出来ました！第1話から待つこと約1年半…。いやぁ長かった。てっきり年に1話ペースで公開されると思っていたので待ちくたびれました。全部で6話構成ですよね。完結は一体何時になるやら…

まぁ、そんな愚痴は置いといて。今回の2話では、1話で滅茶苦茶良いところでぶった切られた1回戦と、それが終わってからの日常パート、そして2回戦の中盤まで行きました。1話は「えっ！？もう(ここで)終わり！？」となりましたが、今回は思ったより長かった気がします。実際は第1話が47分で第2話が約54分なので大した差はないんですけどね。今回の方が何故か濃厚に感じました。日常パートが少なかったのが要因ですかね？まぁ楽しければ何でも良いんですけど。

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さてさて、まずは1回戦のBC学園戦から綴っていきます。この試合で目立ったというか、個人的に意外だと思った事があります。それは、大洗目線ではなくBC学園目線で試合が進行したということです。今まで、それこそ聖グロリアーナ戦から、ずっと大洗…もっと言えばあんこうチーム目線で戦況を見つめることが殆どでしたので、とても新鮮でした。全国大会優勝校であり不仲演技作戦を見抜いたらほぼ勝ち確な大洗より、半年前までは本当に不仲で、まだまだこれからというBC学園にスポットを当てた方が面白いと制作陣が判断したのでしょうけど、意表を突かれました。BC自由学園は「変化」がテーマであるこの最終章に持ってこいの学校だったなと思います。

また、この事は2回戦の相手である知波単にも言えますね。あんなに突撃バカだった知波単が「〇〇突撃」という名目付きとはいえ、退散だったりその場での砲撃を行ったりと成長を遂げているのは劇場版を見ているファンからすれば感嘆ものでした。それでいて、最後にははっきり「撤退」という言葉を用い、大洗に勝つことが恩返しになるという考えを持つという成長度…。アンツィオと同じくネタ枠として捉えていたこのチームがこんな立派になるなんて、劇場版からは想像もつかなかったです。眼鏡の福田や隊長の西を始め、本当良いチームになったなぁとしみじみ感じます。成長し進化した知波単に対して大洗がどう立ち向かう…いや、迎え撃つのか。とても気になるところです。

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さて、いつも奇想天外な作戦で大洗を勝利に導いている"みほ"ですが、今回もその才能が遺憾なく発揮されていましたね。BC学園戦では、カモさんチームをBC学園車と錯覚させる瞞着作戦を敢行しました。沙織の何気ない一言が切っ掛けとなったのは、黒森峰戦を彷彿とさせましたね。カモさんチームの戦車、ルノーB1bisがBC学園側の戦車に似ていることから実行した作戦でしたが、これが功を制し見事勝利を上げました。

そして2回戦では、雨によりぬかるんだ巨大な水たまりに知波単を誘い込み、一気に袋叩きにする作戦を決行しました。結局この作戦は上手くいきませんでしたが、使えるものはなんでも使うという"みほ"らしい戦い方が見られて嬉しかったです。この後、つまり2話のラストから3話に入る部分で行われるであろう対決には、どのような策を取ってくるんでしょうかね？個人的には知波単の猪突猛進突撃作戦を拝借しそうな気がするんですけど果てさて…

後、これは余談も良い所ですが、知波単戦でサメさんチームがあっさり撃破された時、歴女チームことカバさんチームが「我々も通った道ぜよ」的なことを言っていたシーンが個人的に面白かったです。あくまでサメさんチームは初心者ですからね。戦車道はそこまで甘くない。

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一通り書いたところで、気になるのはこれからの対戦相手ですね。

大洗と知波単の勝者が当たるのはサンダースと継続の勝者となっています。まぁここは継続が上がってくるでしょう。劇場版から出てきている高校ですが、大洗との接点があまりないですからね。それにサンダース、そして別ブロックですがプラウダとアンツィオは、TVアニメから特に変化がないというのも、大洗との再戦はない、つまり勝ち上がってこないだろうと予想しています。前述しましたが、最終章は"変化"がメインですからね。代り映えしない学校が日の目を浴びる事は無いと思います。

今回の大会、個人的には聖グロリアーナにリベンジを果たして優勝すると踏んでいます。まぁ実際にどうなるかは分かりませんけどね。大洗が何処かで負けるという可能性もゼロではありませんし、良い意味で先が見えません。まほが抜けた黒森峰の行く末(“末”ではないか)も気になりますし、本当続きが早く見たいです。一体何時になるのかは分かりませんが、期待して、そして首を長くして待っています。