まだ第8戦、第9戦が見れていませんが、先にリアタイ視聴した第10戦の感想を。
ニュルブルクリンク24時間レース等本当にレースが被りまくった6/22〜23の週末のラストを飾ったインディカー。舞台はウィスコンシンでした。
狭いコース幅に基本的に至る所にあるランオフエリア。そして平均速度が高い。と追い抜きが難しそうなコースですが、これはF1じゃなくインディカーなのでどんなバトルが繰り広げられるか。楽しみにしていました。予選で、琢磨選手所属するレイホールが5-6位でしたしね。
しかし、決勝レースはF1を彷彿とさせるトップ確定のレースでした汗。ロッシが本当強すぎる。第2戦、ロングビーチの再来か!とツッコミを入れたくなる程レースを完全に支配していました。スタートでPPのハータを抜いて以降、終始安定していましたね。いや〜、強い。これはタイトルほぼ確定かなと思わせるほど。F1ではマノーに乗っていた事もあり、パッとした成績が残せませんでしたが、これほどの実力だとは…。
また、つまんない(失礼)トップ争いと同じく、終盤ポジション争いが熱くなったのもF1にそっくりだなぁと思いました。FEでも終盤雨で順位争いが白熱しましたし、この週末はこういう傾向が強かったですね。魔物さん、凄すぎる。
F1ではポイント取れるかどうかのポジション争いでしたが、インディカーでは(レイホール)、ハータ、ヒンチクリフ、ディクソン、ローゼンクビストの4位(5位)争いが繰り広げられました。このバトルも手に汗を握るもので眠気が吹っ飛びましたね。個人的には沈み気味だったローゼンクビストの復調ぶりが見られて嬉しい。
また、予選6位だった琢磨選手は序盤ヒンチに押し出されて順位ダウン。そこからまたコースアウトしてダウン。とズルズル下に落ちてしまう残念なレースとなりました。ただ、こちらも上のバトルよろしく、ブルデーとハンターレイを豪快にオーバーテイクするという見せ場を作ってくれました。タイトル獲得はもう絶望的ですが、次戦以降の活躍に期待します。
ロッシの独走を許すほど、今回はコーションが出ない珍しいレースとなりました。といっても去年もノーコーションなんですけどね笑。
波乱が起きるのがインディカーというイメージがあるのでこうも穏やかなレースだとインディカーらしくないなぁと思ってしまいます笑。一応チャンス(?)はあったんですけどね〜。縁石破壊で。まぁたまにはこういうレースがあっても良いですよね!
ロッシがタイトル獲得へ大きすぎる一歩を踏み出しましたが、一体誰が彼を止めるのか。はたまた止まらず逃げ切るのか。タイトル争いも面白くなりそうで楽しみだなぁ。