エフライの感想記

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感想《インディカー 2021 第4戦 テキサス レース2》遂に掴んだ初優勝!インディカー史ofマクラーレンの始まりになりそう!

再び、少し前のレースの感想記事です。今回は第4戦のテキサスですね。予選が無く、3戦終わった時点でのランキング順がスタート順となったこのレース。一見すると退屈なレースになりそうなルールですが、インディカーは追い抜きが多いカテゴリーなので、多分面白いレースが見られるのだろう、と思い楽観的に観戦しました。

 

 

初優勝!!!

 

昨年はディクソンが無双した前半戦ですが、今シーズンは、開幕戦をパロウが、第2戦のセントピーターズバーグはハータが制した事で、世代交代感を感じられるシーズンの始まりを迎えました。しかし、前戦の第3戦は、ディクソンがベテランの意地を魅せる素晴らしいレースを展開しましたね。テキサスと彼の相性は良いようで、今回のレースも前半は同僚のパロウと共にランデブー走行を行っていました。このままディクソンが2連勝を飾る…。そんな未来がありありと想像出来る程、今回のディクソンも強いな、と感じていました。

 

しかし、度重なるコーションやそれに伴うタイヤ交換により、優勝争いはニューガーデン、レイホールのベテラン2人と、マクラーレン所属の若手オワードの3人に絞られました。

公式Twitterの興奮から分かる通り、ギリッギリの争いの中で、オワードがトップに浮上しました。これはもう、ヤバかったですね。ゴン攻めです(脳死)。ここまでの接近戦を接触無しに制せるだなんて流石でしかありません。レッドブルは貴重なドライバーを放出したなぁと思います。手に入れたマクラーレンF1のテスト権利を活かし、今後のレース活動の糧にして欲しいですね。個人的にはSFにリベンジに来て欲しいですが。

ドーナツ、慣れてないんですかね笑。

今後、綺麗な円を書ける程、勝利を重ねて欲しいものです。

 

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個人的殊勲賞

 

勝利を挙げたオワードは勿論当確ですね。これからどれくらい勝てるか、楽しみです。

後は、勝利こそ出来ませんでしたが、良いバトルを行ったレイホールやニューガーデンも良かったと思います。全体的に若手の勢いが凄いですが、今後それに"待った"を掛けられるような走りに期待しています。

 

また、結果こそ14位ですが、一か八かの賭けに出た琢磨選手の挑戦も個人的には評価したいです(謎目線)。ローゼンクビストのタイヤ装着ミスによるコーションでピットに入らず、再びのコーションに賭けた姿勢は良かったですね。残念ながらそれが実る事なく順位を下げてしまう形になりましたが、1回目のピット作業のミスを考えると、そのチャレンジはやる価値のあるものでした。ピットに入る入らないで作戦が分かれたハンターレイが10位フィニッシュなのを考えると、確かに勿体ない気もしますが、勝負に行った結果ですからね。仕方ありません。ピットミスをしたクルーには猛練習してもらいましょう。あれがなければ、レイホールより少し下辺りでゴール出来た筈ですから。

話は逸れますが、ピットミスと言えば、パロウも酷かったですね。2戦連続ピット作業で順位を大きく下げてしまいました(7位フィニッシュ)。折角2位を走行していただけに勿体ないです。ガナッシは、ディクソンにリソースを集中していたツケが回ってきたのでしょうか…

 

話を戻すと、今回の個人的殊勲賞は以上の4人ですね。皆さんの次戦以降の活躍も期待しております!

 

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まとめ

 

という訳で第4戦の感想でした。1周目にビッグワンが起こり、いきなり肝が冷えたレースでしたが、それ以外は比較的大人しめのレースだったかな、と思います。

これにてブルデー、ロッシ、ピエトロ、デイリー、ダレトン・ケレット、エド・ジョーンズの6台が姿を消し、TKら何名かがマシンにダメージを負い勝負権を失いました。ブルデーに関しては2戦連続の追突事故(両者被害者側)ですね。ツイてない…

災難と言えば、4位走行をしていたにも関わらずトラブルに見舞われたハーベイも不運でしたね。上位走行中にこれは可哀想。

仕方ない。次戦の巻き返しに期待。

 

色々ありましたが、兎に角、オワードという新星がインディカー初優勝を飾れて嬉しいです。同僚のローゼンクビスト共々、マクラーレンのインディカーを引っ張って行って欲しいですね!

 

 

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