ゼロワン!
それが俺の名だ!
新ライダーゼロワン!
これからの活躍が楽しみすぎる!!!
新ライダー、ゼロワン!
始まりましたね、ゼロワン。
前作がお祭り作品だった為、一体どんな話になるのか。期待と不安が入り混じながら日曜の午前9時を待っていました。
そんな中出てきたのは人工知能と人間のお話。
近い将来、人間のやっている仕事はAIに奪われるだの、シンギュラリティだのと言われている現在で扱うには持って来いのテーマですね。
主人公の或人はひょんなことから会社の社長に任命されましたが、果たしてどうなるのでしょうか。そして、そもそもヒューマノイドは或人(の祖父)の会社が作り出したものですから、今回は兎も角、次回以降はリコールか不良品排除の名目でゼロワンに変身するんでしょうか。ここら辺が気になるところですね。
変身の時も衛星に接続するという引っかかるワードが出てきましたし、そもそも或人の父親はヒューマノイドだし…。と上げたらキリが無いほど伏線っぽいものがあります。これは王様になりたいと言っていた全作主人公とはまた違うヤバさが隠れていそうですね…
R.I.P 筋肉崩壊太郎
事前に登場が明かされていた、中山きんに君演じる筋肉崩壊太郎。
てっきり今年の芸人さん枠で、役割としてはポッピー的なものになると思っていたのですが、まさかの1話の怪人枠だったとは。
筋肉崩壊太郎含め、この世界にいるアンドロイド、ヒューマノイドは「○○をするように」とプログラミングされていて、その通りに機械的に動いていると考えられています。表面的には。
しかし、実情は自我が芽生えており、事実、この筋肉崩壊太郎も怪人にされる時、お客さんの笑顔を思い浮かべ抵抗していました。しかし、或人含め登場人物の誰もその事を知りません。これは即ち、物語が進んで怪人の仕組みが明らかになったときに或人が「ひょっとして今まで倒してきた人たちも…」と曇る展開が用意されていると考えて良いでしょう。それか、ヒロインのイズが怪人化して、自分の事は良いから…とゼロワンに破壊される展開か。
とにかく、1話にしてこの世界の秘密が視聴者だけ明らかにするというのは面白いですね。これで次回以降もゼロワン達が問答無用に敵を倒すのを見て、「あぁ…。アイツたちも筋肉崩壊太郎並みに抵抗したのかなぁ」と考えてしまいますからね。
個人的には仮面ライダーマッスル等として彼の復活を望みますが、機械である以上復活した筋肉崩壊太郎は果たして1話の筋肉崩壊太郎なのかという疑問が湧きますし、そもそも或人達はヒューマノイドがバグか何かで暴走したと思ってそうですし、微妙なところ。でも、あのお客さんの笑顔が原動力だった筋肉崩壊太郎をもう一度見たい。そんな気持ちにさせてくれるゲストでした。
それにしてもたった1話の怪人に此処まで感情移入される構成はお見事としか言えないです。
まとめ
というわけで1話の感想でした。
全体的にスタイリッシュで「カッコ良い!!」という感想が大部分を占める中、不穏というか、間違いなく今後の話のネタに使われるなという要素が随所に散りばめており、中盤から終盤が今から楽しみになる、掴みとしては完璧な回だったと思います。脚本はエグゼイドの人ですしね。面白い展開、期待します!
さて、次回は早くも2号ライダーのバルカンの登場です。
1話を見るに平成2期作品にいた典型的な「話を聞かない自己中ライダー」の臭いがプンプンしますが果てさて。バルカンの活躍ももちろんですが、3号ライダーのバルキリーと或人がどう交わっていくのかというのにも注目していきたいと思います!

【Amazon.co.jp 限定】仮面ライダーゼロワン 変身ベルト DX飛電ゼロワンドライバー (購入特典 ビジュアルシートつき)
- 出版社/メーカー: バンダイ(BANDAI)
- 発売日: 2019/08/31
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る