君は社長の秘書だが、私のためだけに働いてはいけない。
情熱を持って仕事をしているすべての人々を助ける。
これが我が社のやるべき事だ
これは有能社長。
伊達に年末に乳首ドリルしただけはある(適当)。
機械との向かい方 part.2
便利に、快適に過ごす為に機械を用いる事を否定する人は恐らく殆どいないと思います。今どき"敢えて"洗濯機を使わずに洗濯板で洗濯する人なんて数える程しかいないと思います。
では、文化はどうでしょう。
今回スポットが当たったのは漫画でしたが、音楽や映画等々にも当てはまる中身だったと思います。
今回のお客さんは超有名漫画家。巻数を見るに、とても長期連載している漫画なのが分かります。
しかしその実態はストーリーは編集さんが、下書きから完成までの所謂漫画的部分はヒューマギアが行っていて、漫画家自身は何もしていないという有様。5年くらい前に流行った(?)ゴーストライターのような事が起こっていました。
しかも漫画家はヒューマギアは道具だろ?と言い放ち雑に扱う始末。顔には出ませんでしたが、ファンであった或人のショックは大きかったと思います。
そんな下手したらファントムを生みそうな状況から、説得や面前での変身を通して改心させた或人は立派。漫画の新キャラには残念ながら選ばれませんでしたが、社長として魅力的なキャラになりつつありますね。
…脱線しました。
気を取り直して、そんなゴーストライターは果たして漫画家と、文化人と呼べるのでしょうか。これから現実の世界も『ゼロワン』ワールドのようになっていく可能性がある訳ですから、この事を考える事は無駄ではないと思います。
情熱 #とは
漫画家を改心(ヒューマギア依存からの脱却)させる為の鍵となったのが「情熱」。すなわち、ヒューマギアが分からない気持ち面の事でした。
これを検索にかけ、また記憶媒体から前社長の意思を確認したイズ。そこから情熱の概念を感じ取った彼女は自主的に或人のサポートをこなしていきました。すっかりシンギュラリティが発生してそうですが、まだ迅雷net.にバレてないようで何より。
それにしても、情熱の意味を人間のように理解したり、或人のギャグに笑えるようになる日が来そうで怖い。これからも情熱に次ぐ感情を学んでいきそうですし、彼女の行く末が心配です…
まとめ
というわけで5話の感想でした。
文化的なものまで機械に頼るのは正しいことなのか。という事について描かれたお話で、とても考えさせられる回でしたね。
前回で唯阿が機械云々じゃなく、扱う人間次第的な事を言っていましたが、今回もそれに通じるお話だったと思います。寿司屋はOKで漫画家はNGというのは表面的に見たら違いは?となるところですが、使う人間に情熱があるかどうかというのが今の所或人の判断基準みたいですね。これが揺れる時が楽しみ(おい)
そして次回は声優回。
まさか今回振りで出ていたものが次回の内容になるとは驚きです笑。今回出ていたヒューマギアの声優さんはキュアホイップの美山加恋さんでしたし、そういう小ネタ(?)をまた仕込んでくるかもしれませんね笑。楽しみです。
また、迅が滅の息子(仮)という爆弾が投下されたタイミングで、機械は家族になれるのかという、ある種お決まりの課題にぶつかっていくのは面白いなと思います。『エグゼイド』では、「データも生命」という落とし所をつけましたが、今回はどうなるんですかね〜。待ち遠しいです!