エフライの感想記

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総評《アニメ『川柳少女』》5・7・5。伝える思い。届くかな。とても癒される作品。だけど30分枠で見たかった…


なかなか時間が取れない(言い訳)事もあり、アニメ感想が暫く滞ってましたね…汗。まぁ、あくまで趣味でやってるブログなので気にしないで行きましょう笑

 

 

今回は2019年の春クールに放送された15分アニメ、『川柳少女』についてです。

 

 

『川柳少女』とは、話す事が苦手で川柳を書いて会話する女の子、雪白七々子(not"七子")と、見た目とは裏腹に心優しい元ヤン、毒島エイジの2人のやりとりが微笑ましいラブコメ作品です。

 

 

「主人公は誰とくっつくのだろう…」と考えるタイプのラブコメではなく、見るからに両思いな2人がカップルになるまでを描く、「お前ら、早くくっつけよ!」と突っ込みたくなるようなタイプのラブコメです。

微妙な差異はあれ、夏に2期があった『からかい上手の高木さん』や冬クールだった『かぐや様は告らせたい』と同じ方向性と言ったら分かりやすいですかね。

 

 

なので言ってしまえば明確な“ストーリー”なんてあまりなく、2人が一緒に何かしているのを、ニヤニヤ又は小っ恥ずかしく見るというのがメインとなります笑。

例えば、同じマガジン作品である『五等分の花嫁』のようなメインヒロイン探し作品も面白いですけど、こういうヒロインが決まっていて安心感がある作品も良いですよね。

 

 

なので、『川柳少女』は七々子とエイジのやり取りが見どころな作品です。ですが、サブキャラもまた、とても魅力的で飽きを感じさせないようになっています。

 

七々子達が所属する文芸部の部長さんであるアマネ。凄腕の占い師であるタオ。七々子と同じく話す事が苦手で絵でコミュニケーションをとるキノ。そしてお色気担当でエイジの幼馴染の琴姉

 

彼女達がこの物語を彩るサブキャラとなっています。全員が全員、それぞれ単独でお話を組めそうな程個性が強い面々です。なので彼女達と七々子達が関わる事で化学反応が起こります笑。

 

個人的に好きなのはアマネ部長ですね。

2人をくっつけようと戦略を練ったり、尾行したりと暗躍しているのがとても好きです。恋愛脳であると同時にとても後輩思いなのが溢れてますからね〜。最終回くらいに無事くっついた2人からお礼を言われて泣きながらおめでとうというシーンが目に浮かぶし、見たい。見たくないですか??笑

 

 

 

というわけで『川柳少女』の総評でした。

視聴後は優しい気持ちになれる作品でした。七々子とエイジのやり取りは、見ると穏やかな気持ちになり、とても癒されますからね。

 

りきゃこ事、逢田梨香子さんがEDを務めるという事で視聴を決めたという不純度マックスで見始めた作品でしたが、巡り会えて良かったなぁと思います。目立った作画ミスもなく、またヘイト担当キャラがいない為、とても安心して見られる作品ですしね。キャラにも愛着が湧きやすいです。

アマネ部長、幸せになってくれ…!!

 

 

後、こればっかりは仕方ないですが、15分作品だったので、物足りなさは感じましたね。もっともっと2人のやりとりや、それを取り巻く部長達の動きを見ていたかったです。

まぁ30分もあったら間延びする恐れがあるので、どちらが良いかなんて分かりませんが、でも個人的には30分枠で見たかったです。

 

 

2期、来てくれますかね?

ストーリー重視じゃなく日常がメインな作品なので幾らでもお話を作れそうですが、果たして…

 

今、原作では、とある事で物語のピークを迎えているので気になる人は是非…!

 

TVアニメ本編映像付き 川柳少女(11)特装版 (講談社キャラクターズライツ)

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