エフライの感想記

のんびりやっていきます。

感想《2012 F1 第8戦 ヨーロッパGP》アロンソ大逆転勝利。ライコネン、シューマッハとスター揃い組の表彰台。

ここ最近、F1公式YouTubeチャンネルにて過去のレースが配信されています。

面白いレースがピックアップされているので、毎度毎度楽しく視聴しています。今回見たのは12年のヨーロッパGP。個人的にトップ10に入る程好きなレースだったので、配信対象になったのは滅茶苦茶嬉しいです。

 

 

レースの感想に入る前に、前回の96年モナコの記事に引き継いて、先ずは対象のシーズン、12年シーズンについて書いていきますね。

 

96年シーズンと違い、このシーズンはリアルタイムで見ていました。まぁ生まれてますからね笑。ライコネンの復帰年で、「やっぱりライコネン好きだなぁ」と改めて感じたシーズンでした。

この年は、開幕から7戦全てで勝者が違うという珍しい事が起こりましたね。ロズベルグやマルドナードの優勝もこの7戦の内の1戦(2戦?)でした。グロージャンのミサイル突撃や可夢偉の表彰台、ライコネンの「Leave me alone」無線も12年でしたっけ。ピレリタイヤの難解さとエキゾースト・ブローイングの禁止によって戦力差が縮まり、ザウバーやフォースインディアといった中団勢が躍進するという大変楽しいシーズンだった記憶があります。この12年と移籍初年度の10年は、アロンソがタイトル獲得出来たシーズンだったように思えます。勿体無かったですね…

 

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さて、そろそろレースの感想に参りますか。

自分がこのレースを好きなのは2つ理由があります。1つ目はアロンソ大逆転ウィン。2つ目は感動もののポディウム。

 

先ずはアロンソの優勝について。

予選では、相方のマッサと共にまさかのQ2落ち(11位)を喫したアロンソ。母国レースで屈辱的な予選から一夜明け、彼の走りはキレッキレになっていました。

確かにベッテルやグロージャンのリタイアに助けられた面はありましたが、それはレースでは良くある事。抜きにくいバレンシア市街地コースで10つもポジションを上げれたのは、アロンソの底力としか言いようがありません。この時は、アロンソがタイトル確実と思っていましたね…

 

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話を変えて、このGPがお気に入りな2つ目の理由、表彰台のメンバーです。前述の通り、優勝はアロンソ。2位につけたのはライコネン。そして3位になったのはシューマッハでした。

シューマッハにとっては、レース終了2周前、彼の前を走っていたマルドナードとハミルトンが接触した事による棚ぼたの3位でした。が、それでも3位は3位。この3人がタイトル争いをしていた時期にF1を見始めた自分にとって、彼ら揃い組の表彰台を再び見られて滅茶苦茶嬉しかったのを覚えています。この中でライコネンが最後までF1に居るなんて、予想出来なかったなぁ…

アロンソはシューマッハがいたフェラーリに。ライコネンはアロンソがいたルノー(当時ロータス)に。シューマッハがホンダに。と、全員チームが変わっているのも時の流れを感じましたね。シューマッハがマクラーレンに在籍していれば、完璧な三角関係だったんですけどね笑

 

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という訳で12年のヨーロッパGPの感想でした。日本人としては可夢偉選手の結果が残念でしたが、アロンソ、ライコネン、シューマッハというF1を見始めた時のスター勢揃いのポディウムという夢みたいな光景を見る事が出来て、とても嬉しかったです。

シューマッハにとって復帰後最初、そしてF1最後の表彰台ですしね。同郷のベッテルやロズベルグが花を添えても良かったですが、やっぱり"跳ね馬シューマッハ"とバチバチタイトル争いをしたアロンソとライコネンが揃ったというのは感慨深いものです。

 

2020シーズンの開幕が待ち遠しい今日この頃ですが、もう少しの辛抱です。公式配信されているレースを見て、気長に待ちたいと思います。