すっかり遅くなりましたが、漸く見る事が出来たので感想を綴っていきます。今回はFEの第9戦ですね。前戦は、ウェアラインがポールトゥウィンを飾るも失格という後味が悪すぎる結末を迎えたレースでしたが、今回は果たしてどうなるのか。彼の逆襲を期待しつつも観戦しました。
Morning views don't get better than this 😍
— ROKiT Venturi Racing (@VenturiFE) 2021年6月19日
Now it's time to shatter the silence, FP1 is here!
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お祓い、行こ?
(恐らく)全FEファンの期待を背負ったウェアラインは、見事その期待に応え予選で2位グリッドを獲得しました。決勝ではスタートこそ出遅れましたが、そこから見事な巻き返しを披露。寸での所でトップチェッカーは逃したものの2位フィニッシュと、素晴らしい成績を残しました。
「ミスを犯す前にファンブーストを使っておけば…」等と後から言える事は色々ありますが、兎に角前日の悪夢を晴らす素晴らしいレースをしたのは事実です。ウェアライン、おめでとう!
と、言おうとしたんですよ(2回目)。
何と今回もレース後にペナルティが発生し、4位まで順位を落とす形となりました。やるせない気持ちが強いですね。トップチェッカーと2位チェッカーを受けたものの、手元に残ったのは失格と4位とは笑えない冗談です。初PPを飾りつつもチェッカー目前で優勝を逃したレースもメキシコでしたよね。ウェアラインとメキシコ、相性最悪なのはこれでQEDです。
通算2勝目!!
ウェアラインの猛攻をしのぎ切り、FE通算2勝目を飾ったのは、エドワルド・モルターラでした。3位発進からスタートをキッチリ決めると、2回目のアタックモードでトップのまま戻れるくらいリードを構築。そのままトップチェッカーという完璧なレース運びをしました。前戦も3位表彰台でしたし、ウェアラインとは対照的に相性が良いのかもしれません。これからの躍進が楽しみですね。
Happy with that one, @edomortara? 😉
— ABB FIA Formula E World Championship (@FIAFormulaE) 2021年6月20日
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個人的殊勲賞
既に綴った2人は当確です。この人たちのお陰で楽しく観戦する事が出来ましたしね。望むことならウェアラインに勝って欲しかったけどなぁ…
さて、他の人に目を向けると、ウェアラインへのペナルティの関係で、2位表彰台という結果を残したキャシディは素晴らしいレースをしましたね。8位スタートから混乱を掻き分け、アタックモード突入を遅らせる事で、却って集団を抜け出す事が出来ました。最後にローランドを抜いたのもポイントが高いです。どんどんFEに対応していっていますよね。インディカーのパロウといいキャシディといい、SF出身ドライバーの躍進は嬉しいものです。
後はそうですね。最後尾スタートから10位+ファステストをマークしたアウディのラストも良かったです。前戦の2位に続く形の好成績ですね。やっぱり相性の良し悪しが如実に出た2連戦だったのかな、と思います。
今回は以上の4人が対象ですね。皆さんの次戦以降の躍進も期待しております。その中でも特に、ウェアラインには報われて欲しいですね。
その他
PPスタートから3位に入ったローランドも良いレースをしたと思います。早々に2回目のアタックモードに入る作戦自体は面白かったですが、残念ながら結果には結びつきませんでしたね。まぁ攻めた結果なので責める事は出来ませんが、首位快走中だったのでギャンブルを打つ必要があったのかは些か疑問です。後からどうこう言うのがズルいという事は百も承知ですけどね。トラブルで満足に走れなかった前戦の借りを返せたようなのは何よりです。
個人的の応援しているメルセデス勢ですが、今回は奮いませんでしたね。マシン間の差が少ないFEにて恣意的に下位スタートを強いられる予選フォーマートはキツイです。デフリースはアタックモードに入ったディグラッシに追突されてリタイア。バンドーンはいつの間にか右フロントのカウルを飛ばしてしまい、手負いのマシンで13位に入るのがやっとでした。この予選方式、つまらないから止めて欲しいですね。
.@LucasdiGrassi has been given a drive through penalty after this collision with @nyckdevries...
— ABB FIA Formula E World Championship (@FIAFormulaE) 2021年6月20日
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勘弁してくれ。
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バンドーンの後方ではこんな事もありましたね。前戦勝者のディグラッシですが、今回は良い所が無かったです。残念。
まとめ
という訳で第9戦の感想でした。Wヘッダー通じてウェアラインが唯々不憫な週末でしたね。レース自体は、各車タイヤの限界を探る息詰まる面白いレースでした。キャシディの活躍も光りましたし、ウェアラインの事を除くと楽しむ事が出来ました。
T-50! Here's your FINAL GRID for race 2 at #PueblaEPrix! 🏁
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Can @oliverrowland1 get a better start today? ⚡#FormelE #FormulaE #ABBFormulaE @FIAFormulaE #ranFormelE pic.twitter.com/JuC1Z6bqF6
With all penalties applied, here's your look at the final classification for Sunday's #PueblaEPrix.
— ⚡️ e-Formel.de (@eFORMELde) 2021年6月21日
🥇 @edomortara
🥈 @NickCassidy_
🥉 @oliverrowland1
👇 FINAL CLASSIFICATION 👇#ABBFormulaE #FormulaE #FormelE @FIAFormulaE #ranFormelE pic.twitter.com/nnbQRbUYcj
さて次戦はNYです。録画はしているので、早急に見ようと思います。応援しているドライバーが躍進してくれたら嬉しいですね。
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