エフライの感想記

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感想《2021 SUPER FORMULA 第5戦 もてぎ》甲子園決勝と同時決戦。久しぶりのSFを制するのは…?

智辯対決となった2年ぶりの甲子園決勝。そんな記録的な試合と、同じ時刻にスタートが切られたのが、今年のSF第5戦でした。前戦からほぼ2ヶ月間隔が開いた事が、各ドライバーにどのように作用するのかが見所でしたね。ツインリンクもてぎという舞台的に、追い抜きの望みが薄いのが気がかりな中、高校野球と2画面視聴する形で観戦しました。

 

 

完勝、野尻智紀

 

久々のSFにてレースを完全に支配したのは、開幕戦と第2戦の勝者である野尻選手でした。コースレコードを更新するタイムでPPを獲得すると、決勝でもピットのタイミング以外ではトップを譲らない素晴らしい走りを披露。インパルの2台や松下選手といった強豪からの猛攻をもろともしない走りで、今シーズン3勝目を飾りました。

 

これにて自身初のタイトル獲得まで後一歩。マシンが均一でエンジンのみ2種類というSFで、これ程1人のドライバーが抜きん出るのは珍しいですね。このまま何事もなくタイトル確定までいって欲しいです!

 

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個人的殊勲賞

 

まぁ殊勲賞と言ってもですね。もてぎは追い抜きが少ないサーキットなので、全くと言って良いほど激しいバトルが見られないんですよ。その特性は今回のレースでも遺憾無く発揮されて、スターティンググリッドから大幅に順位を上げた人は居ないんですよね。

 

という訳で、今回の個人的殊勲賞は、優勝争いを繰り広げたトップ4の面々です。既に綴った野尻選手は割愛するとして、個人的には2位と4位に入ったインパル勢の活躍が、印象的に映りました。優勝を狙った2位フィニッシュの関口選手の走りもお見事でしたし、スタートを決め、1stスティントを引っ張り松下選手と表彰台争いを演じた平川選手も凄かったです。特に、S字で強引に松下選手のインに入った平川選手の動きには痺れましたね。残念ながら追い抜きは叶いませんでしたが、良いチャレンジだったと思います。

 

3位に入った松下選手は、流石F2経験者という走りでしたね。色々あって開幕戦からの参戦は叶わなかったものの、これにて第3戦以来の表彰台。持っている速さは本物という事が改めて証明されましたね。

 

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まとめ

 

という訳で第5戦の感想でした。オープニングラップで山下選手→福住選手の追突からの塚越選手、大嶋選手らがリタイアするアクシデントが発生した時は、「今回のレース荒れるかな…?」と思いましたが杞憂でしたね。いつも通り平和なレース展開でした。

さて次戦は約2ヶ月後、舞台は再びもてぎです。同じ場所なら2ヶ月も開ける必要ないのでは…?と思いますが大人の都合なので仕方ないですね。次こそ面白い展開のレースが見られたら嬉しいなぁと思います。今回のは平和過ぎてピットタイミング以外は甲子園見てましたし…汗

 

 

次戦→

 

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