エフライの感想記

のんびりやっていきます。

祝!スクスタ1周年。折角なので生い立ちから振り返ってみる

本日、9月26日をもってスクスタこと「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALLSTARS」が配信から1年を迎えました。いや~めでたい。「ラブライブ!」というブランド力があるにせよ、スマホゲームが乱立しているこのご時世で、こうやって1年ちゃんと生きられたのは素直に嬉しい事です。「ぷちぐるラブライブ!」とかいう1年と少ししか生きられなかった子もいますからね。そう考えると、どんなに少なく見積もっても、後もう1年は生きるであろうゲームとなったのは喜べる事です。

 

さて、折角の機会ですので、このスクスタをちょっとばかし振り返って行きましょうか。独断と偏見に満ち溢れているでしょうけどお許し下さいね。

 

 

>TOKIMEKI Runners (特典なし)

 

 

リリース前の歴史

 

時は遡る事2016年11月13日。インテックス大阪にて開催された「スクフェス感謝祭2016 OSAKA」。ここにてスクフェスのフルCG化が発表されました。当時は「おおおお!!」という気持ちと、「来月稼働開始するスクフェスACとの兼ね合いどうするんだろう…」という気持ちの板挟みになったのを覚えています。

 

lovelive-sif.bushimo.jp

 

調べて改めて認識したのですが、スクフェスのフルCG化(以下、3Dスクフェス)の情報公開ってスクフェスACの稼働前だったんですね。同時に発表されたスクフェスの「ことり式ゆきだるま」等のログインボーナスURの復刻配信とか相当前に感じるし「伊達にこ」のイラストが酷いと話題になったのもそんなに前か…

 

あ、そうそう。これは完全に余談なんですけど、この「スクフェス感謝祭2016 OSAKA」に参加したんですよね。用事が詰まっていたので長居出来ませんでしたが、とても楽しかったのを覚えています。

 

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↑証拠画像。この時は転入生組から声付きのキャラが出るなんて夢のまた夢でしたね…

 

 

話を戻します。

そんな訳で大々的にアナウンスされた3Dスクフェス。同業他社の「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」(通称デレステ)が制作発表からリリースまで3ヶ月だったというのもあって、割と直ぐにアップデートされるのでは、と予想していました。少なくとも開発の目途がある程度立ったから情報公開したんだと、そう思っていました。

 

しかし3Dスクフェスのアップデートは中々されませんでした。一時はすっかりこの事を忘れていましたね笑。それだけ情報が出ませんでしたから。

そして17年3月。スクフェス4周年記念プロジェクトとして新スクールアイドルの虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(以下、虹ヶ咲)の結成と、スクスタのリリースがアナウンスされました。記憶違いかもしれませんが、ここで初めてスクフェスとは別のアプリになると知った記憶。まぁぶっちゃけ別アプリになるという事よりもちゃんと3Dスクフェスの開発を続けていた事に驚きましたけどね…汗

 

5月の歩夢達新キャラ発表に、しずく達転入生組の参加というのも相当なビッグニュースでした。声が付くのか否かで盛り上がったのが懐かしい。

 

更に、ラブライブファンとして忘れる事が出来ないであろう、9月21日に開催された東京ゲームショウ2017。μ'sの新田さんとAqoursの伊波さんが1つの画面に映るという、それまでの箝口令を敷いていた黒歴史からは想像が付かない一大イベントにて、虹ヶ咲のキャストさんとスクスタの2018年内でのリリースという情報が発表されました。これにて声が付くか否か論争は決着。個人的には付かない派だったので相変わらずの負けを重ねましたね汗。キャストさんについては、既に知名度があった久保田さんの起用は本当驚いたなぁ

 

さてさて、これで無事に3Dスクフェスはスクスタとしてこの世に生まれ、歴史の振り返りは終了…とは行かず。18年9月にはリリース延期が発表され、結局配信開始は1年後までずれ込む事になりました…南無。

 

 

その後も禄な情報は出ず、再度延期かな…と思った19年9月17日。突如事前登録が始まり、同月26日にリリース開始となりました。この期間、僅か9日。これまでの、のんびりペースからは想像が付かない程のスピード配信となりました。

何はともあれ、スクフェス感謝祭2016 OSAKA」にて情報が解禁された時から数える事約3年。スクスタは、ようやく産声を上げる事が出来ました。いざ振り返ると、相当な難産なのが分かりますね。リリースが延びに延びたせいで虹ヶ咲の活動に支障があったのも今だから分かる事です…

 

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実際にプレイしてみて

 

気が付いたら、ただのスクフェス3D化から「最強で最高のアイドルゲーム」というコンセプトの下、「リズムアクションRPG」とかいう理解し辛いジャンルへと昇華したスクスタ。このゲームを1年遊んでみての感想をようやく綴っていこうと思います。

 

プレイして先ず驚いたのは、「ミスらなくてもライブ失敗になる」という事でした。勿論、「各キャラの3DCGが可愛い」とか、「ナビゲーターのキャラによってBGMが変わって。それが滅茶苦茶凝ってる」とかそういう事も思いましたが、衝撃度で言えばこの「ノーミスで死亡扱い」に勝るものはありませんでした。スクフェスは9つタップする所があるのにも関わらずスクスタは2つなので、余裕余裕と上級に突っ込んで即死したのは今でも忘れられません。あの時は理解出来ませんでしたね笑。

 

スクスタは、「プレイヤーがキャラ達をライブ成功に導くためのアシストをする」というゲーム特性上、スキルだのアクセサリーだの作戦だの特訓だの、兎に角考える事が多く「取り敢えずSRかURを各属性9人揃えろ。それが出来たら後は気合で」というシンプルなスクフェスとは対照的に頭を使うゲームとなっています。まぁ”頭を使う”と聞こえは良いですが、言い換えれば”強キャラと育成の為の素材が大量に必要”という事なので、雑に纏めると"札束の殴り合い"に落ち着きます。1年間微課金で、未だに上級S取れない属性の方が多いレベルで戦力を整えるのが難しい。これに関しては仕方ない面もあるのでゆっくり気ままにやっていきますが、序盤も序盤は簡単すぎる初級しかクリア出来ない編成しか組めなかったので苦行でしたね…

 

 

いつの間にかライブ面のお話になったので、流れでMVの話でもしましょうか。

すでに何度も述べたよう、にスクスタの源流は3Dスクフェスだったので、当然MVには期待が高まります。で、それはどうなのかというと、実装されている楽曲は滅茶苦茶少ないものの、出来は普通に素晴らしいと思います。

完成度は勿論の事、μ'sメンバーがAqours楽曲を踊ったり、自身が決めた精鋭9人での「TOKIMEKI Runners」等普通ではあり得ないIFで色々遊べるのが良いですね。特に虹ヶ咲のソロ楽曲は(当たり前ですが)一人にフォーカスが当たり続けるので、新衣装を獲得した時等は良くプレイしています。スタートの実装楽曲も少なく、加えて更新ペースもまったりで虹ヶ咲の2ndアルバム楽曲すら実装されていないという有様ですが、MVが付いている楽曲はどれも楽しくプレイする事が出来るので個人的には万歳三唱といった感じです。まぁその分MV非実装の楽曲は劣化スクフェスなのでやりがいが一切ないんですけどね…

個人的には「近未来ハッピーエンド」や「どんなときもずっと」のMVが好きです。前者はルビィパートのひょこひょこっと出てくる所、後者はイントロで皆が手を振っているのが好きです。あぁ、早く「楽しいの天才」や「やがてひとつの物語」とか実装されないかなぁ

 

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後はストーリーでしょうか。

3Dスクフェスの時は全く考えていなかったストーリー。虹ヶ咲の参戦が発表された後、気が付いたら「スクスタのストーリー=虹ヶ咲のメインストーリー」となっていた印象です。只でさえ9人をメインに扱うというが難しいのにも関わらず、オールスターとした事で27人皆をそれなりの扱いで、また、どのキャラにもヘイトを貯めないようにシナリオを練っていくのは難儀な事でしょう。キズナエピソードという各キャラ独自のエピソードにて補完出来るとはいえ、キャラ間での比重の掛け方が異なりすぎるのが気になりました。

その典型的な例が栞子関連ですね。キャラや声優さんには罪はないのは分かっていますが、未だに栞子マンセーのシナリオには納得出来ていないのが本音です。

 

www.k-efrai.com

 

μ'sとAqours、そして虹ヶ咲を同年代化。プレイヤーをマネージャー的立ち位置で追加。というのは面白いコンセプトですが、まぁ後者は良いとして、前者は正直足を引っ張ている感が否めません。勿論イベントストーリーや毎日劇場等でグループ間を越えた交流を見られるのは嬉しいです。音ノ木坂から浦の星に転校した設定を持つ梨子等、気になる事はありますけどね。しかし、事、メインストーリーに関しては「虹ヶ咲をメインにしたいんだけどμ'sもAqoursも出さなくちゃいけないし…」という大人の事情的なものがちょいちょい見られるのがなんとも…といった感じです。リリース時、無名の虹ヶ咲ではユーザーを引き込めないと判断したのでしょうが、ちょっと残念ですね。しかもそれに加えて、新キャラ栞子のゴリ推しまであったので、余計に出てくるキャラ、出てこないキャラの偏重さが目立ちました。

虹ヶ咲をメインにしたい。でもμ'sやAqours達とも絡ませたいという事なら『結城友奈は勇者である』のスマホゲーム、『ゆゆゆい』のようにグループ内のお話とオールスターのお話とで分けても良かったんじゃないかなと思います。まぁ仮にそうしたら虹ヶ咲にユーザーが流れない可能性という別の問題が生じますが…。例えばグループ内のお話全部1話ずつクリアでとオールスターのシナリオ第1話解禁!といった形にすれば大丈夫な気がしますけどね。

 

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総評

 

纏めると、MVは実装楽曲数を除くとほぼ完璧。育成や編成の複雑さやストーリーはう~ん。というのが素直な感想でしょうか。不満も多く綴りましたが、まぁ何だかんだ続けていますし結構気に入っているんですよね、このゲーム。衣装可愛いし、絵柄も良いし。ダンスもメンバー変更してするの楽しいし。多少の作業感と楽曲の理不尽に近い難易度の高さに目をつぶるととても楽しむ事が出来ます。先日のアップデートで使いやすくシステム面が改善され、ようやく一部の痒い所に手が届きました。痒いところが無くなるのと、今後のMV実装楽曲爆増を祈願して…これからもよろしくお願いします!!