部屋に閉じこもって、生きていればそれでいいの?
インドア派の自分には胸にささる言葉だ…
前回はめぐねえの回想回だったが、今回は みーくんが加入する前を描いた回だった。
原作の漫画と異なり、第1話の時点で既に学園生活部に所属していた みーくん。
このまま加入の話はないのかな?と思っていたが、回想回という形で描かれた。
ゾンビ現象が広がった(胡桃が先輩を殺めた)日、友達の圭と学校帰りにモールに寄ったみーくん。
学校近くにあんなに大きいモールがあるのは羨ましい…
因みにモールに立ち寄った動機は、
空があんまり青くて帰るのもったいなかった
らしい。ポエマーみーくんが爆誕した瞬間だ。
そして、同じきらら出身の『ご注文はうさぎですか?』の曲、『みえるよみえる』に登場した歌詞そのままだ。
結局、モールに寄ったことで2人の命は(取り敢えず)救われたのだが、もし、真っ直ぐ帰宅したいればどうなっていたのか分からない。
そう思うと、2人(特にみーくん)はラッキーだったなと思った。
原作と違い、太郎丸もここ、モールで2人で出会ったことになっている。
飼い主のおばあちゃんはゾンビになってしまったが、太郎丸は無事生き残った。
おばあちゃんのゾンビって珍しいなと思った。
他に原作と違う所は、生き残りがみーくんと圭しかいない所だろうか。
原作ではもっと人数がいたが、尺がないのなら仕方ない。
それに、原作のあの場面を動画で再現されたら本当に精神が参ってしまう。
最初は手を繋いで寝ていた2人。
しかし、時間が経つにつれ、手を離し、挙句に圭はそっぽを向いて寝るようになった。
2人の心が離れていく様子を短時間でうまく表していると思う。
そして、何度目かの説得も虚しく、形見を渡す等、死亡フラグをビンビンに立てて出て行く事を決意する圭。
ここで出て行く選択をした圭も残る選択をしたみーくんも間違っていないと思う。
生きる事最優先なら残る方が良いが、長期的には外に出て同じく生き残った仲間を探す方が良い。
でも、まぁこのゾンビの様子じゃ生き残ってる人は少ないように感じるが…
なお、圭が出て行った後、思わず太郎丸に怒鳴ってしまったみーくん。
これがキッカケで太郎丸はみーくんの事を嫌ってしまう。
第1話からの伏線(?)が回収された瞬間だった。
一方、その頃、学園生活部は由紀が「遠足に行こう!」と提案していた。
学園生活部の規則では学校外に出てはいけないことになっている。
しかし、由紀は、「学校行事なら出れるでしょ」という考えに基づき遠足を提案した。
まさに、モタスポなら良くある「Aがダメでもaがダメとは書いてないから良いでしょ」理論である。
移動手段はめぐねえのミニ。
正直、自分も乗りたい…
ここで、車の鍵を渡すのはめぐねえじゃなくて由紀なのは何故なんだろう。
ゾンビを避けるなら夜に行った方が良いけどそしたら見えないから外に出るタイミングは難しい。
いつもはパット派と豪語する運転者、胡桃。
そのゲームはマリオカートなのかグランツーリスモなのかでだいぶ違うと思う。
圭が入れたいたCDの洋楽が挿入歌として、使用され、胡桃が言っていた「洋画のEDみたい」が図らずも再現された。
そして、そのまま特殊ED。
本格的なみーくん救出は次回っぽい感じだ。
ここまで原作と変えてきて面白いのも珍しいなと思った。