エフライの感想記

のんびりやっていきます。

ポケモン第4世代から『Pokémon HOME』までの移動があまりにも大変だった件

つい先日(といっても2週間前)、待望の『Pokémon GO』と『Pokémon HOME』の連携がアナウンスされました。

 

 

これでボックスを埋めていた色違いのポケモンや「魔改造すればランクマッチで使えそうだけどGOでは使い所が無さそうだなぁ」と思うポケモンを戦力外にする事なく、『ソード』『シールド』等のシリーズ作で捕まえたポケモンと同じように管理出来るようになりました。「転送エナジー」による制限はあるものの、時間又はお金の許す限り、色違いの伝説や幻ポケモン含めた大方のポケモンを送れるのは素晴らしい事です。『Pokémon HOME』登場から約1年かかりましたが、無事に実装されて良かったです。

 

『Pokémon GO』ではレベルではなくCPという数値がポケモンの強さのパラメータである為、極端に低い(高い)ポケモンは一体どうなるのかが気になっていました。既に『Let’s GO』シリーズにて第1世代のポケモンはホームに送り込めたので、ある程度は予測が付きましたが、それでも種類が桁違いに違うのでどう反映されるのかな、と思っていました。

 

で、送った結果が此方。

 


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「レベル1のボーマンダ」に「レベル15のホウオウ」。ホウオウの方は忘れましたが、ボーマンダのCPは53だったので低レベルなのは確定かなと思っていましたが、ここまで低いとは思っていませんでした。伝説幻もこのような低レベルでホームに送れるなら、GTSでの無茶なトレードにも応じれそうですね。

 

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さて、『Pokémon GO』と『Pokémon HOME』の連携が実装されたのを契機に、今まで億劫になってやってこなかったDS世代のポケモン大移動も「この勢いのままやってしまえ!」と敢行する事にしました。10年前(綴っててビビってる)の段階で既に当時の旅パや伝説幻は『ホワイト』に転送していたのですが、それらは数的にまだまだ少数。大多数を占めている「図鑑埋めの為に捕まえたものの手持ちに入る事のなかったポケモン」は『ホワイト』に送られる事なく、『ダイヤモンド』や『ハートゴールド』にて10何年もの間、大人しく出番を待っていました。健気…

まぁ、待っていたポケモン達には悪いですが、まだDSソフトに居るだけならまだマシなんですよ。ですが、当時小学生だった自分は何をトチ狂ったのか、『ダイヤモンド』と『プラチナ』にて捕まえたポケモンのほぼ全員を、Wiiの『みんなのポケモン牧場』にて放牧していたのです…

 

 

みんなのポケモン牧場 公式遊びかたガイド (メディアファクトリーのポケモンガイドシリーズ)

 

懐かしいな、おい。

 

「あぁ、もう何やってるんだよ!小さい時の俺!」と叫びたくなりました。折角押入れからDS liteと3DSと充電器とソフトを引っ張り出してきて「いざ!」とやる気になったのにもう一手間があるとは…。しかも携帯機じゃなくてWii…。放牧中のポケモンは放牧のままで良いかな、と思いましたが、彼ら彼女らも思い出の一部なので見捨てずにホームに送る事を決意しました。

 

 

で、どのような手順でポケモンホームまで送ったのかというと、以下のような感じですね。

 

①『みんなのポケモン牧場』→『ダイヤモンド』、『プラチナ』へ ※ Wii→DS

②第4世代(『ダイヤモンド』や『ハートゴールド』等)から第5世代(『ホワイト』)へ ※ DS 2台使用 6匹固定 秘伝技ダメ

③第5世代からポケムーバーへ ※MAX30匹ずつ

④ポケムーバーからポケバンクへ ※MAX30匹ずつ

⑤ポケバンクからポケホームへ

 

正に"苦行"という言葉がピッタリな作業でしたね。気がついたら夜になっててビックリしましたよ、本当。

 

先ずは①「『みんなのポケモン牧場』→『ダイヤモンド』、『プラチナ』へ」ですね。

こればっかりは余計な手間を増やす事となった小学生の頃の自分を呪うしかありません。ユカリ(牧場のオーナー)と久々に会えたのは嬉しかったですけどね。まぁこれはサクサクDSに送れたのであんまりイライラは溜まりませんでした。ボックスにヒョイヒョイっと移す作業は、今後を思うと1番スムーズに行えた転送でしたね。Wii本体を探したり、TVのD端子を探したり、久しぶりのWiiの扱いに四苦八苦したり、と関係ない所で手間取りました。

 

次は②「第4世代(『ダイヤモンド』や『ハートゴールド』等)から第5世代(『ホワイト』)」です。

ぶっちゃけこの時点で既に面倒臭い。第5世代のシフトファクトリーという場所にある「ポケシフター」という装置を使って転送作業を行う訳ですが、そこで送れるのは6匹ずつ。しかもミニゲーム付きという試練が待ち受けています。『プラチナ』はリメイクだったからか捕まえたポケモンの数はそこまでいませんでしたが、初ポケモンだった『ダイヤモンド』と地方が異なる『ハートゴールド』では多くのポケモンを捕獲していたので、地獄の作業でした…汗。満杯のボックス1つ分を転送するだけで5回ミニゲームを行う必要がある為、計3つのソフトがある自分にとっては、終わりの見えない霧の中に居た感覚です。

 

しかも、この「ポケシフター」。第4世代のゲーム内で詰む事を恐れてか、秘伝技習得ポケモンを転送出来ないんですよね。なので、ビッパやビーダル等の秘伝技便利要員や「そらをとぶ」や「なみのり」辺りをメインウエポンとして採用していたギャラドス等のポケモンは、その技を忘れさせる必要があります。

さて、ここで問題です。『DPt』で"わざわすれオヤジ"(表記揺れ有)は何処にいるでしょう?また、『HGSS』では?

んなもん知るか!というのが実情だと思います。もう15年近く前のゲームですよ?覚えてません。幸い今の時代にはGoogleという素晴らしい先生がいる為、走り回る必要がありませんでしたが、ポケシフター使用にはゲームを起動する必要がないのにも関わらず、わざわざ秘伝技を忘れさせる為に第4世代のソフトを起動するのが非常に面倒臭かったです。

 

このモヤモヤ気分、"きりばらい"で吹き飛ばせるもんじゃねぇぞ!!そもそもその"きりばらい"を忘れさせる必要があるし!!!

 

因みに…『DPt』ではミオシティ、『HGSS』ではフスベシティにて秘伝技を忘れさせる事が出来ます。前者は、ダークライやクレセリアを捕まえるのにお世話になった街、後者はイブキのジムがあり、しんそくミニリュウが手に入る「りゅうのほこら」が近い街ですね。懐かしすぎる。まぁ感慨にふける程の余裕はとうの昔に消え失せましたけど…

更にこのポケシフター、送るのが"6匹固定"で、送れるポケモンが5匹以下となった場合はその時点でポケシフターは使用不可となります。6匹に合わせる為、ミオシティの近くに居たペラップを無駄に乱獲しましたよ…ええ…。

 

 

ペラップとポケモン漫才!

 

ペラップ♪

 

当然、第5世代に移して終わりではありません。ここから③「第5世代からポケムーバーへ」、④「ポケムーバーからポケバンクへ 」の作業が発生します。これも非常に面倒臭い。いや、自分が滅茶苦茶な面倒臭がり屋ではなく、本当に面倒い。

先ず、ポケムーバーですが、これは第5世代のソフトのみ対応しており「刺しているソフトの"ボックス1のみ"をポケバンクの『転送ボックス』という場所に移動する」ソフト(?)となっています。"ボックス1のみ"という文言から分かる通り、「転送ボックス」に送る度にソフトを起動し、ボックス2以降に配置されているポケモンをわざわざボックス1に移動させなければなりません。しかも第5世代は複数のポケモンを一気にボックス移動出来ない仕様となっているので殊更大変。

 

まだまだ苦行は続きます。

ポケムーバーを通し、第5世代からやって来たポケモン達が収容されたポケバンクの「転送ボックス」。このボックスはポケバンクに1つしかなく、更に、この「転送ボックス」内のポケモンを0にしないとポケムーバーから新しいポケモンを転送する事が出来ません。加えて、ポケバンクは第6世代(『X』等)又は第7世代(『サン』や『オメガルビー』等)が挿さっていないと起動してくれません。何という鬼畜仕様。

 

つまり、

(1)第5世代で転送したいポケモンを「ボックス1」に移動

(2)その整理した第5世代のソフトを挿したままポケムーバーを起動し、「ボックス1」のポケモンを転送

(3)ポケムーバーを終わらせ、第6世代か第7世代のソフトを挿してポケバンクを起動

(4)ポケバンクにて「転送ボックス」内のポケモンを0にする

(5)ポケバンクを終了し、再び第5世代のソフトに交換。また「ボックス1」にポケモン達を集める

の苦行を③と④の間に繰り返す事になります。起動して、整理して、送って、ソフト替えて、ボックス空にして、またソフト替えてボックス整理を…

 

ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

 

こんな作業、時間が幾らあっても足りない…。只でさえ第4世代時点で大量のポケモンが居るにも関わらず、第5世代はストーリー上に出てくるポケモンが全て新ポケモンという斬新な挑戦をした作品なので、より一層多くのポケモン達が転送の順番を待つはめに…。しんど過ぎる…

まだ、スマホのアプリみたいにポケムーバーやポケバンクがサクサクと起動してくれたら良かったのですが、所詮は10年選手(11年2月発売)のゲーム機である3DS。そこまで過度な活躍には期待出来ません。ポケムーバーやポケバンクを起動する度に割と長い時間かけてサーバーと通信し、アカウントの認証等を行います。一所懸命頑張っているのは分かりますが、こっちには1000匹超えのポケモンが待っているんだよ!と叫びたいです。いや、叫びました。途中で通信エラー起きた時は3DS投げかけた。危ない。

 

そうそう、叫んだと言えば。時折、謎にバグポケモンだからと転送不可となったポケモンが何匹か居るんですよね。当時第4世代をプレイした人ならご存知、"なぞのばしょ"を使って捕まえたポケモン達がそれに該当します。まぁこれは妥当と思ったのですが、『プラチナ』にて正式に配布された「オーキドのてがみ」を使って捕まえたシェイミも弾かれたのは残念でした。シェイミ自体は09年の映画にて配布された個体が居るので図鑑登録云々の問題は無いのですが、只々不思議です。

後、謎にエテボースやエルレイド、ダイノーズといった追加進化ポケモンがちょくちょく弾かれましたね。何で何でしょうか。まぁ旅パでは無かったので別に構わないのですが、不思議だなぁ…

 

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閑話休題。話を転送に戻します。幾度の苦行を乗り越え、迎えた最後の⑤「ポケバンクからポケホームへ」。これに関してはストレスフリーでしたね。むしろ快感すら感じました。流石は最新ハードのSwitchとスマホの股を掛ける『Pokémon HOME』。これまでの苦行は何だったのかと言わんばかりにサクサク移動が完了しました。そうそう!このテキパキとした引越しを期待していた!と思いました。

 


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これにて15年近くの時とDSから3DS、Switchと3つのハードを超え無事、第4世代のポケモン達が『Pokémon HOME』にやってきました。

 

もう達成感しかありませんよ…。まだ『ダイヤモンド』がスタート地点だったので良かったですが、これが第3世代(『ルビー』や『ファイアレッド』等)からだったらパルパーク経由でもっと大変でしたからね。ハードを超えたの移動は"かがくのちからってすげー"と素直に感嘆ものですが、もう少し楽な手段を用意して欲しかった…というのが本音です。

ポケムーバーが第5世代だけでなく第4世代でも使えたら、ポケシフターという地獄を回避出来ますし、「転送ボックス」なんてものが無く、自動でポケバンクの空いてるボックスにぶち込んでくれる仕様だったら3DSのポケモンソフトを挿す必要もなかったのです。痒い所に手が届かない…どころか、痒い所に蚊を大量に送り込んでくる仕様には参りました。

 

本当はここから『Pokémon HOME』内でのボックス整理やラベル整理をした方が良いのでしょうけど、一旦おしまい。流石に疲れました。そんな中でも、ポケバンクの更新は忘れずに切っときます。年500円ですが何も預けていないのにお金取られるのは癪ですからね。この1日だけでの利用でしたが、充分元は取れました。

 

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さて、いざ送ってきたものの、ここから彼らをどうしましょうか。取り敢えず歴代の旅パや伝説幻だけは分けましたが…。うーん。

第8世代に引っ張ってくるのもなぁ…っていうのが正直な心情です。勿論、一緒にカレーを食べたりしたいですが、何せメインの第2世代、第4世代、第5世代の御三家は第8世代の舞台であるガラル地方への入国を許可されていませんからね。中途半端な旅パのメンツを持ってきてもなぁという思いです。

 

また、戦闘員としてランクマッチで活躍させる為には魔改造が必要なんですよね。当然分かっているんですけど、技構成含めて思い出な面があるのでそこを弄りたくないっていう気持ちもあるんですよね。だいもんじ!かみなり!ハイドロポンプ!ふぶき!といった子供あるあるのロマン追求構成も良い思い出です。まぁ何人かは秘伝技を忘れていますがそれは脳内補正という事で…

 

という訳で、折角苦労して連れてきた相棒達ですが、暫くはスマホで当時の思い出にふける要員としての活躍に留まりそうです。大量の非旅パも、キチンと分ければ当時の思い出が一気に蘇ってきそうで、ある意味ワクワクしています。恐らく仕分け作業も今まで経験したものより楽でしょうしね。

今まではDSを起動させないと会えなかった歴代の相棒がスマホに居て何時でも会える。しかもシリーズ間の垣根が無く顔を合わせられるというのは真の意味での"ポケットモンスター"ですよね。何処か、高揚感やロマンを感じます。また全員集合が可能となれば、そのソフトに連れ出して目一杯一緒に遊びたいと思います。

 

でも、今は兎に角…

 

 

 

 

転送祭り疲れたあああああああ

もうやりたくねえええええええ

 

 

…おやすみなさい。

 

 

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